曖昧さ回避
劇場版『クラッシャージョウ』に登場した「ドクター・マチュア」についてはジョナ・マチュアを参照。
プロフィール
出身地 | 不明 |
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誕生日 | 4月8日 |
身長 | 177cm |
体重 | 58kg |
スリーサイズ | B:88 W:57 H:87 |
血液型 | O型 |
年齢 | 28歳 |
趣味 | 機械いじり、スカルビー造形(98) |
大切なもの | 自分の美貌('96)、自分の脚('98) |
好きな食べ物 | 鳥(主にチキン) |
嫌いなもの | 鳩、神楽家(98) |
得意スポーツ | スノーボード |
格闘スタイル | オロチの力(スピードを得意とする) |
キャッチコピー | 元・ルガールの秘書('96)、疾走する残酷な美貌('98~XIII) |
CV |
「どう? 気持ちいいでしょう」
人物
『キング・オブ・ファイターズ』を開催したルガール・バーンシュタインの秘書として登場。
CPU戦を勝ち抜いたプレイヤーを、ルガールが待ち受けるブラックノアへと導く際に姿を現し、そのときの姿は『KOF'94』(以下『'94』と表記)でのルガール出現デモで確認できる。『'94』での彼女の登場グラフィックは1つだけだが、他にも設定原画が存在する。
主な活動
『'94』ではルガールの秘書をとしてデモのみに登場している。
ルガールの秘書をしていたのは、オロチの力を吸収したルガールの監視を行うためでもあったが、当初はルガールの秘書というだけで、「ルガールを監視していた」「オロチ八傑集の1人」という設定は、後付けによるものである。
『'95』の主人公チームの公式ストーリーでは、修行を終えて日本へ戻ってくる草薙京を港で出迎えるためにやってきた二階堂紅丸と大門五郎の2人に襲い掛かった。
そのときの彼女は仮面を被っていたため、当初は正体不明であったが、直後に現れた京の攻撃を受けて仮面が剥がれ、形勢が不利と判断したマチュアは顔を晒す。
彼女の仕事は『'95』大会の招待状を彼らに渡すことであった。
『'96』ではバイスと共に八神庵を監視する目的で庵のチームメイトとして参戦する。しかし庵と共に行動するうちにオロチ一族としての使命よりも庵への個人的な興味に勝り、大会スタジアムに乱入してきたオロチ四天王の一人であるゲーニッツが現れた際に庵はマチュアとバイスも自分の敵であるという立場を取ろうとするが、既にマチュア達は同志よりも庵自身に興味を抱いておりゲーニッツに反逆。
エンディングにて「血の暴走」を引き起こした庵の手によって2人はなすすべもなく殺害された。この時点では生死不明とされていたが…。
『'97』での庵の公式ストーリーにおいては既に二人とも死亡していたことが判明。だが彼の夢枕にバイスと共に現れており、その際には裸で地面を這い回っていたという。
『XIII』ではアッシュに力を奪われた庵の前にバイス共々復活し、右目に眼帯を装着する様になった。付ける理由は「右眼の瞼を丸ごと覆い尽くした蛇模様の痣」を隠すためであった事が判明した。(ちなみに『XII』以降は公式絵は左右逆となっている。スタッフの確認ミスか眼帯がしている側を前髪で隠しているのか不明であるが、2P側が準処という事になる。)
EDでアッシュから取り戻したひび割れた勾玉を庵が手に取ると同時にバイス共々に幻のように消えてしまった。(詳しい経緯は不明だが、『XIII』で「(オロチの)封印が解けた途端に出てきた」「命を絶ったはず」と描写されていること、『XIV』でザナドゥに「復活の経緯に興味がある」と言われていることなどから、「実は生きていた」というよりは「蘇った」と言った方が正確と思われる)。
『XIV』では右目の痣が消えたのか眼帯を外している。バイスと共に再び庵の前に現れた時に庵に招待状を渡し再び八神チームを結成した。バースの力に興味を持ちながらも力を取り戻した庵にも興味津々である。
エンディングにて爆散したバースの破片からオロチの気配を感じた庵の前に立ち塞がるが、結局は何もせずにそのまま行かせたが、謎めいた言葉を残した。
容姿・性格
格ゲー界の女性キャラで一二を争う美人キャラでエロスの塊であるべっぴんさん。相方のバイスは見た目やファイトスタイルが豪快なため余計にそう見える。
黒を基調とし、胴体部分が白く、裾が足元付近まで伸びた独特の衣装を身に纏う。
物言いはバイスほど粗野ではないが、言葉の端々に残忍さを感じさせるものが多い。
「自分の美貌」「自分の脚」を大切なものに挙げており、(少なくとも)自分の体付きや容貌については意識しているようである。
機械いじりが趣味というギャップの持ち主で、意外にも「だがそれがいい」という人もいる。資格は持ってるかどうかは分からんが。
ちなみにスカルビー造形とはオーブンで焼くと硬化する樹脂粘土のこと。主にフィギュアを作りなどに使う。
「'98」では「巫女は苦手」と言っていることからちづるには援護しない一方で大門五郎、ブライアン・バトラーには必ず援護する。(インタビューで「マッチョな男が好み」と公言していることから)他にも、矢吹真吾、キングの誕生日が4月8日であり、この二人とチームを組むとエンディングで一枚絵として登場
衣装
『96』~『2002』
シニヨンに整えた金髪で頬にかかるくらい前髪が左側。
胸元を強調した黒いワイシャツの上に白いベスト、下は裾に白いラインが入った黒のロングスカート、黒のショートパンツ、ストッキングを履いており、網ブーツを履いている。
バイスと同じくスカートは一枚布で腰の中央に数個のボタンで留めている。開いた隙間から足が見えるようになっている。両耳には長さが違う白い房飾りが着いたピアスをつけている。
『XII』~『XIII』
黒いパンツスーツに白いワイシャツ、ピアスは長さが違う白い雫状となっており長短がバイスと逆となっている。右目は眼帯をつけており前髪が右側になっている。(公式イラスト参照)
『XIV』
右目の痣がなくなったせいか眼帯を外したことで前髪が左側に戻った。
肩に切り込み入った裾がフリル状になった黒いワイシャツの上に白のベスト、青い透明の石の長短ピアス、長さが違う青い宝石がついた2つのネックレス、黒のハイヒールを履いている。
その他メディアでのマチュア
少年エース刊のコミック版『KOF'94』(漫画・真行寺たつや)では名前こそ存在しなかったが、ルガールの愛人的な立場の設定。当時はまだオロチという設定が無かったため、原作とは違い残忍ではなかった。終盤ではルガールの後を追い自殺しようとするもハイデルンに阻止され、唯一の証人としてインターポールに身柄を拘束された。
コミックゲーメスト刊『KOF'94外伝』(漫画・鷹岬諒)で終盤辺りに原作ゲーム『'96』の情報があったため自ら名乗りあげており、ブラックノアの決戦では、サブキャラでありながら圧倒的な強さで舞とユリを大いに苦しめた。
『96』ベースにした『KOFG(ギガ)』(漫画・鷹岬諒)ではオロチの長の命により庵の監視を命じられたマチュアは京と麻宮アテナを巻き込んでチームを結成し、一方でバイスは庵と紅丸を巻き込んでチームを結成した。
バイスと共に物語全般に渡って暗躍するも、最後は血の暴走を起こした庵によって二人は殺害された。
KOF XIVコミック版『KOF A NEW BEGNINNING』ではオロチが復活する前に障害となる日本チームを排除するためにバースの中に取り込まれていたオロチの力を利用して庵を暴走させたり、周囲を巻き込むなど手段を選ばない行動を起こしたが、京達によって悉く失敗に終わった。
試合終了後、アリーナから去っていく庵を見送った二人は、バースの力を利用する者達やオロチの触媒として庵を候補にしていることを明かし姿を消した。
終盤では、オロチ四天王が亡者として一時的に復活した時は庵と共に登場。一時的だが格闘家達と共闘した。
漫画版KOF京(作者・夏元雅人)ではバイスと共に庵を監視するために登場。湿っぽかった庵の部屋をバイスと一緒に綺麗にしたり、京の学校で行われる学園祭にバンド対決に巻き込まれたりしたが、学校に乱入してきたゲーニッツの襲撃の際に囮となって吹っ飛ばされた。
性能
バイスと違いスピードを生かした攻撃が中心のキャラで小技の性能が高く、そこからつながるデスロウや、2段技であるジャンプBにより、近距離ではまとわりつく攻めが可能。
初登場となる96では地上ふっ飛ばし攻撃が驚異的に強く、突進技のメタルマサカーが「出が早い、ガードされても隙が無い(多段技ゆえ)威力が高く削り性能が高い」と強力でこの二つを適当にぶん回しているだけでもキャラによっては何も出来なくなる程に強く、強キャラに当てはめられている。
「'98」以降は「'96」での問題点だった2つの技は大幅に弱体化したため暴れるだけでは勝てなくなったが、
新必殺技のエボニーティアーズを軸に遠距離から攻めていく戦略を組み立てるのが主なスタイルとなる。
サクラリッジなどの多段技が多くケズリが得意だが、火力が非常に低い。
ある程度は間合いを選ばず戦えるが、経験とテクニックが必要なため上級者向けとされる。