CV:矢島晶子
公式表記は「アリサ=サザンクロス」だが、pixivではこちらが多く使われている。
概要
日向家を囲む四方の風の南だが、四方の風の中では唯一、ケロロ小隊隊員にパートナーがいない。登場するとストーリーの展開がシリアスになる。
みんなの知らないところにあるダークゾーンの住人。彼女は人間ではなく言葉の話す人形である。人間になるためには宇宙人などといった「ダーク・レイス」を狩る必要がある。
ちなみに、モンスターの味には好き嫌いがあるようで、ケロロ小隊は「宇宙人であるが全員不味そうだから食わない」らしいが、新ケロロやブラックスターについては「他の宇宙人よりも美味そうだから食いたい」らしい。
ゴーゴンのように相手を石化する能力を持つが、これはあくまで父親のネブラ(しかし実際の血縁関係ではない)の能力を借りただけであり、彼女自身は結構弱い。
ネブラが地球をさまよっていたところに会ったこと(アニメ版ではネブラがショーウィンドウを見ていたこと)がきっかけで、一緒に活動するようになった。そして、アリサを「ニンゲン」にするために、数百年前からダーク・レイスを狩ってきた。
現在彼女がぱっと見人間のように動けるのは、ネブラが寄生したような状態だかららしい(原作30巻より)。
ノントルマの少女の言葉から、日向冬樹を利用する必要があり、当初は彼を利用とすることもあったが、後に好意を持つようになる。その為、桃華に嫉妬されている。しかし、感情表現が下手で、いつも怒っているように見える。しかし話を追うごとに何とか改善しようとする面も見られ、多少マシにはなっている。
出身星は前述の出会い及び後述の項目からから地球(しかしガイドブック「ひみつ超ひゃっか」では宇宙人扱い)。住所不明だが、正確には不明というより様々な場所をわたっており、また事あるごとに日向家に転がり込んでくる。
狩り人形・アリサ
もともと、人形設定はアニメが先であり、地球でアリサとネブラが出会ったとされた。のちに原作でも人形設定が加わり、推定1566年に作られたヨーロッパ人形という設定が加わった。
30巻では「ネブラは彼女に込められた、何者かの強い動機を感じ取り惹かれた(要約)」と語られている。昔の地球の技術とは思えんほど精密なのも、『動機』に因る部分が大きいとのこと。
この素性を活かしてか、いざとなったらほかの人形へ一時的に意識や能力を移すこともできる。
余談
pixivでは彼女のイラストが多く、メインキャラの日向夏美やアンゴル=モアの投稿数を軽く上回るという異常な事態になっている。これは海外のあるファンが、イラストを描く各ユーザーに彼女のイラストを依頼して回っているためである。
ゲーム作品の出演について
上記のようにパートナーがいないからか、メインキャラにも関わらず他のメインキャラよりも圧倒的にゲーム出演が少ない。
それを考慮したのか、近年ではとあるゲームで最強対戦相手になっていたり、とあるゲームでは他のコラボキャラより強いスキルを持っていたりと、強キャラ扱いされている傾向にある。