概要
4作目『for』から参戦。
ディレクターの桜井氏曰く「本来はスマブラに出られるキャラではなかったのですが、超頑張って達成しました」とのこと。
そのシュルクが「本来はスマブラに出られるキャラではない」理由は一切語られていない。
スマブラfor
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | モナドアーツ |
→B | バックスラッシュ |
↑B | エアスラッシュ |
↓B | ビジョン |
切りふだ | チェインアタック |
参戦映像 | 穏やかじゃないですね |
ちなみに参戦PVの名前は「穏やかじゃないですね」。そしてこの台詞にボイスが付いたのはこれが初である。
モナドよりビームが展開されるため、他の剣士と比べてもリーチがかなり長い。ふっとばし力が強くリーチが非常に長い横、上スマッシュ攻撃、上強攻撃、後/上/下空中攻撃、円を描く範囲が広いニュートラル空中攻撃と空中前攻撃のような技をもつが、技の出が遅く、硬直もかなり長いためリーチの長さを生かせないと反撃を貰いやすい。原作での特殊能力「未来視」はカウンターとして実装された。なかなか強力で、大きく踏み込むためリーチが長い。受付時間も長く、カード無効攻撃のため乱闘では複数を纏めて吹っ飛ばしやすい。リーチが長く出も速いエアスラッシュや、攻撃範囲が広いバックスラッシュも使用する。
参戦当初は超リーチを誇るファイターとして登場したものの、その後、DLCにてシュルク以上のリーチを誇るカムイが参戦。次作のSPではリーチがインフレし、カムイより更に長いリーチを誇るシモン、リヒターが、更にDLCにてシモン、リヒター以上の↓Bを持つパックンフラワー、驚異的な横方向のリーチを持つベレト/ベレス、ついでに超長い刀を持つセフィロス、果てに終点の半分のリーチを誇るミェンミェンが登場。
その為、現在では「周りよりそこそこ長い」程度に収まってしまっている。
ただ、シュルクの特徴はリーチではなく、「翔」「疾」「盾」「斬」「撃」の5種類のモナドアーツによる能力変化にある。
- モナドアーツ表
アーツ | 読み仮名 | 性能・効果 |
---|---|---|
翔 | ジャンプ | ジャンプ力とエアスラッシュの上昇距離が上昇し、被ダメージが増加 |
疾 | スピード | 横への移動スピードが上昇し、与ダメージ、ジャンプ力が減少 |
盾 | シールド | 被ダメージが減少して重さが増加し、移動スピード、ジャンプ力、与ダメージが減少 |
斬 | バスター | 与ダメージが増化し、吹っ飛ばし力が減り、被ダメージが増える |
撃 | スマッシュ | 吹っ飛ばし力があがり、与ダメージは減って自分が軽くなる |
※「翔」「撃」はスマブラオリジナルのアーツ。他のアーツの効果も原作から多少のアレンジが加えられている。
最後の切りふだではダンバンとリキを召喚し、3人で「チェインアタック」を決める。
スマブラSP
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | モナドアーツ |
→B | バックスラッシュ |
↑B | エアスラッシュ |
↓B | ビジョン |
切りふだ | チェインアタック |
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも続投。「モナドアーツ」の仕様が大幅に変化。
前作ではボタンを何度も入力することでしかモナドアーツを切り替えられなかったが、本作では一度の操作で任意のモナドアーツを選択できる仕様に変更されている。もちろんボタンの連続入力でも可能。
通常必殺ワザ「モナド」能力の振れ幅は、前作にあったカスタマイズ必殺ワザの「極端モナドアーツ」の性能に近くなり、補正が非常に強くなった代わりに、効果時間がかなり短くなっている。その凶悪さと使いにくさ故に、一部では「理論上最強キャラ」とも言われてたりする。
最後の切りふだの「チェインアタック」ではダンバンとリキに加えてフィオルンが参加。掟破りの4人チェインを繰り出す。
オンライン対戦では剣士キャラでは比較的リーチが長い事、モナドアーツをうまく使いこなせると強力なファイターになる故に、上級者を中心に使用率がやや高い。
基本的にモナドアーツでの動きの変化やバックスラッシュの攻撃、更にカウンター技などが備えられ降り、攻守ともに状況に応じて変化する事が出来る。
但し、カウンター技を備えられているといってもシュルクの技は基本的に隙が大きい技が多く、カウンター持ちのファイターを苦手としている。その為、カウンター技持ちのファイターは『翔』や『疾』等、動きを早くして相手を攪乱させる戦法が有効となる。
逆に『翔』や『疾』などが有効に生かせれば大ぶりの技が中心のファイターや的が大きい重量級、運動能力が低いファイターに対しては大きな有効打とある。
しかしVer9.0.0から「シールド(盾)」状態があまりにも吹っ飛ばなかったのか、ふっとぶ距離が伸びてしまう下方修正が入る。そのため、強かった防御面が一気に弱くなってしまう。代わりにビジョンと上スマッシュ攻撃の上方修正はされ、攻撃面は逆に強くなった。
勝ちあがり乱闘「「翔」「疾」「盾」「斬」「撃」「機」 」。は各モナドアーツの能力が元ネタで、その能力に特化したファイターが登場する。ラウンド6の「機」は原作にある「モナドエンチャント」。
そしてカラーチェンジでも「粋の境地」はしっかりと再現されている。
他のカラーはパーティメンバーがモチーフで、『SP』ではそれぞれの髪形も再現されている。
8Pカラーは「粋の境地」もといパンツ一丁に。
そして2021年2月18日、ゼノブレイドシリーズである2からホムラとヒカリが参戦することが発表され、2人の参戦PVでは…
3:59~
「君たちにまた会えると思ってなかった」
「でも」
「大乱闘に加わったからには手加減はしないよ!」
シュルクも最後に登場。時系列的には挑戦の地で邂逅した後と思われる。
1人のファイターとして、ホムラ/ヒカリと遠慮なく戦う姿勢を見せることとなった。
奇しくもシュルクとホムラ/ヒカリの「能力を切り替える(特化した分だけ劣化もする)」という点は同じ。
関連項目
大乱闘スマッシュブラザーズfor 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
ゼノブレイドシリーズ参戦ファイター