CV:速水奨
概要
『超時空要塞マクロス』と『マクロス7』の二作にわたり登場。愛称はマックス。
搭乗するバルキリーには決まって青色の塗装が施されている。
常識を超えたレベルの凄腕パイロットであり常に「天才」と評される。マックスの存在によりマクロスシリーズでは他のロボットアニメではおなじみの「最強パイロット論争」が存在しない。強いていうならNo.2以上ほぼ確定のイサム・ダイソンと比べられることがある程度であり、ファンによるパイロット論争のほとんどは「No.3が誰か」に集約されている。
※ただし『マクロス7』からの「歌エネルギー」の存在により熱気バサラが最強に挙げられる事もある。マックスでは暴走ゲペルニッチは止められなかったろうし。勿論純粋なパイロット技能ならマックスが上だろうが。
『超時空要塞マクロス』本編および劇場版にて、ミリア・ファリーナと夫婦になり、彼女との間に本編では赤子だった長女コミリアがPCエンジン版ゲームの、『マクロス7』に登場するバンド「ファイアーボンバー」に所属する末子ミレーヌ・ジーナスがヒロインとして登場する。ちなみに彼女との間には7人の娘がおり、実子のほかに養女のモアラミアもいる。
長女 コミリア・マリア
次女 ミラクル
三女 テューズ(双子)
四女 テレーズ(双子)
五女 エミリア
六女 ミランダ
七女 ミレーヌ・フレア
養女 モアラミア
また、『7』では50代に突入した筈なのに全く老けていない。天才だからね。
六女ミランダの娘である。
容姿
ちょっと長めの青い髪に常時付けているサングラスが特徴。
ちなみに髪の色は『超時空要塞マクロス』TV版や『マクロスM3』では水色で、『愛・おぼえていますか』や『マクロス7』では青色である。
超時空要塞マクロス
一条輝がバーミリオン小隊長を任ぜられた際に、柿崎速雄と共に部下として配属される。
天才だが少々天然気味。
ゼントラーディ女性部隊のミリア・ファリーナと人類初の星間結婚を果たす。
愛・覚えていますか
スカル小隊所属で一条輝(及び柿崎速雄)とは同僚。TV版とは違い冷酷な部分がある。
ロイ・フォッカー戦死後にスカル小隊長に就任したため、TV版とは逆に輝の上官となった。その後ミリアに惚れてメルトランディに亡命するもミリアの所属する艦隊がマクロス側に付いたので敵対はしなかった。
マクロス7
第37次 超長距離移民船団 マクロス7艦隊司令 兼宇宙空母バトル7艦長。
普段は艦隊指揮を取っているが、有事の際には自らもバルキリーに乗り最前線を飛ぶ。
マクロスフロンティア
小説版サヨナラノツバサにおいて、フロンティア船団救援のためバトル7を率いてバジュラ本星に現れる。この時点で70歳近い高齢だが、相変わらず容姿は全く変化していない。
妻・ミリアと共にフロンティア船団から取り寄せていた専用機のVF-25を駆り戦場に赴く。
劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!
『マクロスΔ』では孫のミラージュの初代マクロスの回想シーンのみの登場(「でるた小劇場」ではワルキューレの評判を聞きつけたマックスがメンバーのサインをせがんでいるという描写があった)であったが、劇場版二作目『絶対LIVE!!!!!!』にて本人が登場。
TV版では引き続きマクロス7艦隊所属とされていたが、劇場版では、軍を退役した後、(妻・ミリアも公職を引退しているものと思われる)ケイオスにスカウトされ、マクロス・ギガシオンの艦長となっている。さすがに孫娘も青年期を迎えつつある時代であり、自身も齢80が見えてきている高齢者故か、流石の彼にも外見年齢の加齢が起こったようだが、信じられない事に、70代後半の高齢でありながら、年相応の老け込み具合にはならず、壮年期を迎えたばかりの年齢にしか見えないくらいの外見を保っているなど、実年齢よりかなり若い外見は持ったままである。
流石に白髪になり、顔などに小皺が生じ、顎髭も年相応に生やすなど、加齢したことを示す要素が増えつつも、上記の通り、マクロスフロンティア当時までの若々しい容貌からの変化は比較的に少なく、パイロットとしても未だ健在(流石に、老年期を迎えたために内臓への負担は往年より大きくなったようであるが。)であり、彼の操縦技量を全力で(往年の名機VF-22を以ても、彼の技能にマシンが追いついていなかったという)発揮できる性能を備えたYF-29に搭乗していることもあり、往年のダンシング・スカルを彷彿とさせる活躍を見せる。
搭乗機
マクロス7において「VFシリーズの新型機が制式採用されると、専用機として確保し戦線復帰に備えている」事が判明し、実際にその設定はマクロスフロンティア、同作劇場版小説版、マクロスΔで活かされた。