パンプキンヘッド・マスター
れいわはろうぃんのあくむ
注意:Fate/GrandOrderの期間限定イベントのストーリーネタバレを含みます。
概要
2021年10月に開催されたハロウィンイベント『ハロウィン・ライジング!』におけるサブタイトル。
そして、ストーリー中で肉体を奪われた主人公がとった仮の姿である。
見た目は本イベントで実装されたマスター礼装『ハロウィン・ロイヤリティ』を着た主人公の姿をベースに、ジャック・オ・ランタンを模した頭がついた二頭身の人形。
この状態になっても動いて喋れるばかりか、どういう訳か肉体と一緒に失ったはずの令呪や礼装のスキルまで行使可能で、バトル中これらを使用すると立ち絵の代わりにこのカボチャ人形のカットインが入る。
経緯
特異点と化した砂漠を進み黒幕のジャック・ド・モレーが待つチェイテシンデレラ城へと辿り着いたカルデア一行。
無数の兵士を押し退けてモレーを撃破し、囚われていたエリザベートの片割れを救出し、あとは聖杯を回収するだけとなった。しかし城内のどこにも聖杯が見つからない。
仕方なくモレーを起こし聖杯の在処を聞き出そうとするがモレーは呆然としたまま反応がない。
ナポレオンとモードレッドが異変に気づくも時すでに遅く、背後にいたもう1人のモレーに捕まる主人公。
主人公を人質に取ったモレーが語ったのは、聖杯は主人公の体内にあるという事、それを手に入れる為にハロウィンの記憶を奪った上でエリザベートを囮にする事で主人公を誘き出す計画だった。
そしてモレーが主人公に怪しい仮面を被せた直後主人公が2人に分裂。片方は半透明…つまり魂だけが抜け出てしまい、残された肉体はモレーの詠唱と共に巨大化、山羊頭の邪神・深淵の聖母へと変貌してしまう。
邪神の圧倒的なパワーにより撤退せざるを得なくなった一行。しかしこのままでは分離した主人公の魂が霧散してしまう。そこへ何者かに魂を収める容れ物を手渡され、直後に全員城外へ吹き飛ばされてしまう。
その結果――
結果的に脱出には成功したものの、主人公はカボチャ頭の人形と化していた。
消滅の危機はひとまず脱したものの、肉体を取り戻し事態を収拾するべく、一行は邪神を制御出来ずにぶっ飛ばされたモレーと一緒にもう一度城を目指す事となった。
余談
- メインストーリーの2部以降、普通の人間でなくなりつつあると言われる主人公だが、とうとう肉体的に人間を辞める事態になってしまった。ギャグ展開として元に戻れたとしても完全に元通りになるか不安が残る状況である。
- また、今回邪神の依代にされた事で「主人公には霊媒体質、あるいは疑似サーヴァントの器としての適正が備わっているのではないか」という考察が挙がっている。同時にとある兵器の影響にも言及され、邪神の暴走はいわゆる拒絶反応ではという指摘する説もある。
関連イラスト
関連タグ
- ジャック・オ・ランタン:人形のモデルと思われる。見た目はさらにATLUSの『女神転生』シリーズに登場するジャックランタンを彷彿とさせるせいか、マスターたちの間でも思わず「ヒーホー」と口走る姿を想起する者もちらほらと。
- 偽マフティー…カボチャ頭繋がり。今回のやらかし直後にポンコツぶりが露呈したモレーに踊りで反省を促す二次創作が出るなどネタにされている。
- 衛宮士郎、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、イリヤスフィール(プリズマ☆イリヤ)… 人形に魂を移植された先輩達
- 岸波白野…過去作品で肉体と霊体に分裂したマスター。こちらは三人(肉体、精神、魂)に分裂している。
同イベントの主役サーヴァント。またもや分裂しており片方はモレーに囚われていた。
…が、実はこれまでのギャグ展開とは経緯が違い、人数も2人ではなく3人、正確には肉体・精神・魂という岸波白野と酷似した状態になっていた。原因は明かされていないものの、特異点自体の謎も含めて今後さらなる波乱が予想されている。