概要
モチーフは名の通りジャック・オ・ランタン。
本来の鬼火のイメージよりも、ハロウィンのロウソク立てのイメージが強く、カボチャ頭にマント姿。顔も炎のような瞳、切り抜かれたような半月の目、三角の鼻、ギザギザの口と、現実のジャック・オ・ランタン寄りの造形である。
『真・女神転生』で種族が「妖精」になり、現在のデザイン、ヒーホー口調を手に入れる。
『真・女神転生デビルサマナー』の「デビルバスターバスターズ」のように、基本的にジャックフロストの相棒のようなマスコットキャラクター扱いではあるが、キングフロストのような亜種悪魔は存在せず、ゲーム中のイベントもあまりない。
ただし、上記は『ジャックフロストと比べれば』であり、数多の神話伝承の神を抑えて目立つ存在である。
海外版では“Pyro Jack”と綴られるが、ペルソナ5など一部作品では“Jack-o'-Lantern”とも表記される。
デジタルデビルサーガ
物語中盤に登場するローカパーラの一員が変身した悪魔。
「MADMART」の店主ジョニーを慕って、自身の頭の中に生じる“威圧の魔石”を商品として扱う。
作中ではラストダンジョンの「太陽」第二層にも情報体として登場するが、本人曰くジョニーを追って空港に行ったところ戦いに巻き込まれて死亡したとのことで、情報体となったジョニーと同様に現地で商売を続ける姿が見られる。
葛葉ライドウ対死人驛使
葛葉ライドウの仲魔として登場。魔法攻撃による後衛補助や探焔灯、マーキングによる捜査補助など幅広い活躍をしている。
ライドウに頭を撫でて貰うことを好み、ドアマースと争う姿も見られる。
真・女神転生Ⅳ
チャレンジクエスト「トレーニングバトル2」と「トレーニングバトル6」でジャックブラザーズの筆頭として登場する。
前者ではジャックフロストとジャック・リパーの3人組。「火力もビッグになった」の言葉どおり、クリア条件である1ターン撃破ができなかった場合は万能全体攻撃スキル「大いなるロゴス」で主人公側を全滅させる。
後者では魔獣ヘアリージャックを加えて「ジャックブラザーズ+」を結成。ただし、ジャックの名称繋がりとはいえ無理矢理であることは自覚しているらしく、戦闘前の台詞でそのことをぼやいている。
真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUE
ジャックフロストと共にプレイヤーキャラとして登場。
アギによる三方向への火炎弾と火炎無効耐性、ホバリングによる飛行移動というジャックフロストの欠点を補うギミックを備えるが移動速度が若干劣るユニットである。
作中では破滅エリアでじゃあくフロストによって氷漬けにされていたところをジャックフロストに助けられる。当初は仲間たちを皆殺しにしたじゃあくフロストの圧倒的な力に恐怖して戦いを拒むが、被験者ナンバー02(作中のジャックフロストを操る者)が起動したプログラムの介入によって闘志を取り戻したことでジャックフロストと同行する。
真・女神転生Ⅴ
主人公がフィールド移動中にアイテムを見つけてくれるクエストナビ悪魔として登場。
メインクエスト「不死の妙薬」において女神イズンとの交渉役として抜擢されたジャックランタンがクエスト終了まで主人公に同行し、二戦目の邪神ラフム撃破後は常時連れ歩けるようになる。
ペルソナシリーズ
アルカナは最初は妖精系が属する「恋人」だったが、『ペルソナ3』以降は火炎系が得意な悪魔やメガテンでお馴染みの妖精が多く属する「魔術師」にカテゴライズされている。
P4 Persona4 the ANIMATION
物語の流れと火炎吸収という性能から、戦闘場面でイザナギに次ぐ活躍をしていた。
また、ジャックランタンが活躍する3、4話の本放送時はハロウィン時期と重なるというものだった。
ゲーム版での初期レベルは「32」。実はこれ、歴代ジャックランタンの中でもトップの値である。
このおかげで『P4』で華々しい活躍が生まれたとも言える。
順位 | 初期レベル | 登場作 |
---|---|---|
1 | 32 | 『ペルソナ4』 |
2 | 26 | 『ペルソナ2罪・罰』 |
3 | 15 | 『女神異聞録ペルソナ』 |
4 | 14 | 『ペルソナ3』 |
5 | 2 | 『ペルソナ5』 |
P5
主人公が時系列上最初に戦うシャドウとして登場(ただし、プレイヤーが始めに出会うシャドウは別で登場する)。口調はやはりというかヒーホーくん。
心置きなくアルセーヌで暴れてやろう。
勿論、ペルソナとしても仲間に出来る。