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ガンダムデスサイズヘルの編集履歴

2021-11-28 06:01:48 バージョン

ガンダムデスサイズヘル

がんだむですさいずへる

XXXG-01D2ガンダムデスサイズヘルはTVアニメ作品「新機動戦記ガンダムW」に登場するコロニー連合のMS。

「死神が地獄から舞い戻ってきたぜ!」

データ

型式番号XXXG-01D2
全高16.3 m
重量7.4 t
装甲材質ガンダニュウム合金
開発者プロフェッサーG
パイロットデュオ・マックスウェル

アビリティレベル

※リーオーをオールレベル100として換算

ファイティングアビリティレベル150
ウエポンズアビリティレベル120
スピードアビリティレベル170
パワーアビリティレベル120
アーマードアビリティレベル140

OZとの戦闘で大破したガンダムデスサイズを、OZの捕虜になったガンダム開発者が極秘裏にシェンロンガンダムと同時進行で修復・強化した機体。

5機のガンダムは基本的に地上戦を目的に開発された機体であり、実際改修前の2機はOZの宇宙用MSに対し多大な苦戦を強いられた。そのため宇宙戦闘に対応した改修を遂行、推力向上等による空間機動性の強化を行った。

何故この2機だけが大幅改修されたのかと言うとOZが宇宙圏コロニーを騙し味方につけようとしたことに気付いたガンダムパイロット達も宇宙に戻り、ウイングとヘビーアームズはパイロットのヒイロとトロワの判断で「ガンダムに価値はなくなった」と地上で乗り捨てられ、残る3機は宇宙に持ち込む際にOZ地球軍からの妨害を受けサンドロックの自爆を囮にしてこの2機しか持ち込めなかったため。


本機では、特殊装甲「アクティブクローク」の追加による防御力の強化が施された。

同時に改修前の各種装備もブラッシュアップされ、総合面においても格段の向上を果たしている。

パイロットはデュオ・マックスウェル


TV版はデュオがこの機体を授かってから最終話までずっと宇宙にいた(というか17話からずっと宇宙にいるままである)ため宇宙やコロニーでしか闘っていない。一方EW本編では展開の都合上冒頭のEVE WARの回想シーンを除き、地球上でしか戦闘シーンがないと、シリーズごとに戦場が極端に偏っている機体である。

ガンダムデスサイズヘル(TV版)

#20 ガンダムデスサイズヘルガンダムデスサイズヘル(TV)

改装前にマシンキャノンが有った場所から繋がるアームでアクティブクロークを装備している。

こちらのクロークは前後左右6枚の装甲板で構成されており主戦闘時には前後のクロークが上に跳ね上がり展開する仕様になっている。またクロークを閉じた状態でも腕がそれなりに動かせるクリアランスが有る上にクロークを1枚単位で開く事も可能である。胸部にはバックパックのジャマーの機能を強化する肋骨を模した”リブジャマー”が追加されている。


ガンダムデスサイズヘル(EndlessWaltz版)

OVA『新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz』用に、カトキハジメ氏がデザインリファインを行なった機体。

デスサイズ


設定上はTV版と同一の機体。

ツインビームサイズはビームシザースに変更されているが、バスターシールドは装備されていない。

アクティブクロークがコウモリの翼の様な形状になり、より死神らしい姿になった。ただし腕部の可動クリアランスが無くなりまた横開きになった為戦闘時は必ず全開にしなければならなくなった。

リブジャマーも無くなりその役目は肩部の白いパーツ(TV版デスサイズのマシンキャノンの位置)が受け持つ事になった。


初期のプラモ上の名義はガンダムデスサイズヘルカスタム(現在は「ガンダムデスサイズヘル EW」の方が一般的)。

武装

バルカン

デスサイズからの引き継ぎ武装。


ツインビームサイズ/ビームシザース

デスサイズヘルの主力武装。ビーム発生装置が二股になり攻撃力が増した。

EW版の方はビームサイズの出力を上げただけのものになっておりデザインに変化はない。しかし敗者の栄光版ではビームシザースが二股に変更されている。


アクティブクローク

この機体の最大の変化とも言える武装。閉じた状態は外套のようだが、展開すると悪魔の羽のような外観へと変化する。

攻撃力は持っていないが、メリクリウスのプラネイトディフェンサーの技術が応用されており、クロークを閉じた状態なら強力なビーム攻撃すら無効化する事が出来る。

TV版は前後4枚が上下に、EW版は前2枚が観音開きで展開される。TV版はクロークを閉じた状態でもある程度の行動が可能なため、本編終盤でガンダム開発者達をリーブラに連れていく際にこの武装が防壁の役割を果たした。

なお、TV版はこの武装のアームを肩にマウントする関係上、デスサイズにあったマシンキャノンが廃止されている。


バスターシールド

デスサイズのものに比べると鋭角的で縦長になり、棺桶を模した外観になった。

クロー開閉や射出機構など基本的なギミックに変化はなく、後部に二基のバーニアが追加されるなどただ性能がアップしたのみにとどまっている。

TV版はデスサイズ同様左前腕にマウントされている。EW版では両前腕にアームガードが付いたためか廃止されているが、敗者たちの栄光版では腰の左右にバスターシールドを1基ずつ計2基搭載されている。


バリエーション

ガンダムデスサイズギルティ

「新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ最強プレイングブック」に掲載されていたオリジナルストーリー「新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~」に登場。

ロームフェラ財団がガンダムデスサイズヘルのデータを元に開発した量産型ガンダムで大戦時には実戦投入されなかった幻の量産機。原型機同様に格闘戦重視で機体全身にプリズム粒子コーティングが施されており、標的から見た角度のみ、装甲の構成面レベルで姿を見えなくするステルスMSである。見た目はデスサイズヘル(EW版)と同じだが、頭部がTV版と同じで、本来背部に装備されているアクティブクロークが両腰に装備されているほか、配色も一部異なる。

パイロットは元OZのエースパイロット、セミス。

量産型ガンダムを奪取したティエル達を捕縛するべくロームフェラ財団の戦争推進派によりドッペルトのガンダムサンドレオンと共に送り込まれたが、逆にティエンロンガンダムに返り討ちにされ、戦士の墓に落下、小破したが・・・


ガンダムデスサイズギルティカスタム

「新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~」に登場。

セミスが小破したガンダムデスサイズギルティを戦士の墓に廃棄されていたハイドラガンダムの試験パーツをサルベージして緊急チューンナップした機体である。「戦士の墓」は元々ラグランジュポイントに漂っていた戦時中の兵器の残骸が集合した小惑星で、実は試作MSの廃棄プラントでもあり、G-UNITのパーツまでもが廃棄されていたのだ。

両肩などをハイドラガンダムのものにしたことでビーム砲を装備。サンドレオンと共にコロニーに戻るエネルギーを犠牲してデリンジャーアームズと戦うも結局共倒れとなった。


ガンダムリヴランスヘブン

ガンダムブレイカーバトローグ」に登場するデスサイズヘルの改造ガンプラ

使用者はアイゼン・トウマ

デスサイズヘルをベースに、ガンダムヴァサーゴの胸部やドラドの肩が使われている。



立体物

ここではTV版のみ記述。

ガンプラ

アニメ放映時は1/144とHG1/100が発売。

アクティブクロークやバスターシールドのクロー開閉など最低限のギミックは盛り込まれているが、1/144はビームエフェクトがランナー色そのままの為塗装する必要がある。2000年代のパッケージ一新による再販でデュオのフィギュアが付くようになった。

HG1/100の方はビームエフェクトもクリアパーツ成型でリブジャマーやバスターシールドの一部に艶消しゴールドメッキが施されているが、その反動とコスト削減のためかデスサイズではシルバーメッキだったビームサイズの柄やバスターシールドのクローなどが白色ランナー成型になってしまっており、そのランナーがアクティブクロークの接続アーム部分もを巻き込んでしまっているためある意味1/144以上に大規模な塗装が必須なキットとなってしまっている。

現在は新フォーマットでのリリースは予定されていないが、2021年5月に改修前のデスサイズのHGAC化が決まり、デスサイズヘルのカスタムガンプラである一般発売のリヴランスヘブンのランナーにデスサイズヘルのランナーがあることから少なくともプレミアムバンダイ限定で発売される可能性は濃厚になっている。


アクションフィギュア

2004年にMS IN ACTIONシリーズが発売。

こちらもアクティブクロークは全可動、バスターシールドも展開する。

長らくこれしかなかったが、2013年にROBOT魂でも発売された。


関連機体

XXXG-01D ガンダムデスサイズ


関連タグ

ガンダムデスサイズ ガンダムデスサイズヘルカスタム

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