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バッグス・バニーショーの編集履歴

2021-12-28 00:49:28 バージョン

バッグス・バニーショー

ばっぐすばにいしょう

バッグス・バニーショーは、日本として考えれば短編アニメ3本立ての番組枠である。

概要

元々はアメリカで1961年に放送された番組で、何年か後に改題している。

日本では1960年代にテレビ朝日にて「バッグス・バニー劇場」のタイトルで放送され、1本だけの10分番組を1970年代にTBSにて「マンガ大作戦」で放送。1980年代にはテレビ東京にて「メリー・メロディーズ・ショー」「バッグス・バニーのぶっちぎりステージ」(1989年~1992年)という題名で放送され、1996年に「ルーニー・テューンズ」のタイトルで4月に再放送した後、新吹き替え版が10月に放送され、カートゥーンネットワークで「バッグス・バニーショー」のタイトルで新吹き替え版が放送された、1996年10月頃に放送された回もカートゥーンネットワークで何本か再放送している。実はポーキー・ピッグの白黒短編がNHK総合で1957年から1960年まで放送されたことがある、短編の題名には「ポーキー君」となっている。


キャラクター

この番組の主役、クールなウサギ。

バッグスの相棒。

彼は熱狂的スポーツマン、ウサギを狙うためにウサギ狩りをしている。

オスのカナリア、メスではない。

トゥイーティーを食べようとする悪い猫たん(スルメも逆立ちだ!)

トゥイーティーの飼い主のおばさん。

ジョーク好きなニワトリ。

フォグホーンとはライバル。

火星人

スカンクだが臭い。


テーマソング

この番組に「This is it」が起用された。

ファンの中でも「バッグス・バニーショーの歌」で有名な程度である。

主題歌の作詞は、マック・デイビッドとジェリー・リビングストンが書いた。

世間は(この番組の)日本語版主題歌は存在しないと言い続けてきたが、「チンパン探偵ムッシュバラバラ」というアルバムCDにて主題歌だけが収録された。

Youtubeには「こんばんは、お待ちかねのバックス・バニーの時間です。」の入ったバッグスのセリフも存在する。

この日本でカバーされた主題歌は、高橋和枝内海賢二が歌っていた。

ルーニー・テューンズのDVDには主題歌の映像はあるものの、英語音声のみ(日本語字幕はDVDプレイヤーで見られる)。


日本で放送された番組枠

このうち、アメリカで放送されたショーのオープニングが日本でも放送されている。

作品名放送局(日本)米国放送年日本放送年放送時間備考
バッグス・バニー劇場テレビ朝日毎日放送ほか1960年 - 2000年1961年 - 1965年19時台ショーの本編も放送、いずれも19時台だが曜日は変更(当初は水曜日、最終は土曜日)。
マンガ大作戦TBSテレビ-1971年 - 1974年平日17時30分 - 17時40分10分番組
ポーキー・ピッグ・ショー不明(毎日放送?)1964年 - 1965年1965年?不明森卓也が執筆した「アニメーションの世界」(出版:奇想天外社)という本の情報では30分番組『マンガ大作戦』で放送されたことになっており、「ポーキー・ピッグ・ショーとロードランナーショーが無差別に代わりばんこで現れる」と記されている。
ロードランナーショー毎日放送1966年 - 1972年1967年 - 1970年不明テレビ探偵団で紹介された
メリー・メロディーズ・ショーテレビ東京1972年1980年頃朝8時頃?ローカル放送
シルベスターとトゥイーティー不明1976年 - 1977年1980年頃不明ザッツTVグラフィティ カートゥーン作品リスト 295ページより
バッグス・バニーのぶっちぎりステージテレビ東京-1989年 - 1992年水曜夕方18時テレビ東京3局⇒4局での放送(TVQ追加のため)
ルーニー・テューンズテレビ東京-1996年水曜7時35分 - 8時05分アニマニアックスと交互に放送。当初はメリー・メロディーズの映像を使用していたが、その後はアニマニアックスとルーニー・テューンズのコラボ映像を使用。
ワーナーのバッグス・バニーショーカートゥーンネットワーク1995年 - 2004年1997年 - 2003年1月原題「Bugs And Daffy Show」
バッグス・バニーショーカートゥーンネットワーク2001年 - 2004年2003年2月 - (放送中断状態)原題「Looney tunes Show(2001)」
バッグス・バニーショーブーメラン2000年 - 2018年10月1日 - 2019年ショーのオープニングは存在せず、そのままスタート。

このほか、地方局ではバッグス・バニーを含むルーニー・テューンズの番組を日本独自に放送していた。

アメリカじゃ他にも『ダフィー・ダック・ショー』などが存在する。


エピソードリスト

バッグス・バニー劇場

原題は、オリジナル版バッグス・バニー・ショーとほぼ同じ。

第1期・第2期

日本話数邦題(原題)日本放送日
1愉快なバックス/ねずみ騒動/チェスターの武勇伝1961年1月4日
2のみの怪力/にわとりと犬の決闘/?1月11日
3歌うバックス/ティー坊やと猫/ねずみの作戦1月19日
4ティー坊やの奮闘/スカンクの悲しみ/猫の喜び1月25日
5バックスの闘牛士(bully bugs)/ティー坊やの船旅(All a Bir-r-r-d)/不思議なカエル(one froggy morning)2月1日
6バックスの旅日記/幽霊屋敷/咲きスカンク2月8日
7バックスの勝利/黄金の卵/ニワトリの災難2月15日
8密林のバックス/ねずみの最後/野良猫の一夜2月22日
9白猫の怒り/ティー坊やの汽車の旅/バックスの宇宙の旅3月1日
10バックスの自書伝(What's Up, Doc?)/南金虫とバクチ(Early to Bet)/黒猫の失敗(Pop 'im Pop!)3月8日
11魔法のランプ(A-Lad-In His Lamp)/欲張り野良犬/虫の争奪戦3月15日
12ありの襲撃(Ant Pasted)/バックスの同居人(The Fair Haired Hare)/ねずみの冒険(I Gopher You)3月22日
13宇宙探検(Rocket Squad)/億万長者(Daffy Dilly)/二丁拳銃(Drip-Along Daffy)3月29日
14卵騒動(The Leghorn Blows at Midnight)/ダフィの結婚(His Bitter Half)/バックスの実験(Hot Cross Bunny)4月5日
15ペコスの怒り(High Diving Hare)/狼の失敗(Don't Give Up The Sheep)/シルベスターは悲しい(Stooge For a Mouse)4月12日
16にわとり夫婦(Lovelorn Leghorn)/傷つけられた魂(Who's Kitten Who?)/バックスと狼(The Windblown Hare)4月19日(1963年4月9日再放送※愛蔵版 昭和のテレビ欄)
17バックスと奴隷船/小象物語/狼の策略4月26日
18バックスの理髪屋(Rabbit of Seville)/ダフィーの剣劇(The Scarlet Pumpernickel)/腹ペコ狼(Stop! Look! And Hasten!)5月3日
19バックスと山賊/追い出された黒猫/ダフィーと鶏5月10日
20狼と三匹の子豚/笛吹きパイパー/バックスとジャック5月17日
21囚人バックス/留守番シルベスター/ティー坊やの風船5月24日
22バックスと賭博者/わんぱくワンくん/ありがた迷惑5月31日
23鹿の子供探し/ポーキー君のテスト風景/不明6月8日
24バックスとコロンブス/ニワトリ騒動/赤頭巾とねずみ君6月14日
25バックスの騎士道/黒猫の悪知恵/嫌われたスカンク6月21日
26ティー坊やの奮闘/チーズとねずみ/だまされたアヒル1963年1月8日

第3期・第4期

日本話数邦題(原題)日本放送日備考
27ヘンゼルとグレーテル/ロビンフット/ジャックと豆の木1963年7月2日※Bed-time storyの内容
28悪魔が待っている ほか(内容不明)7月9日※SATAN'S WAITIN'の内容
29シルベスターとカンガルーの赤ちゃん/材木ドロボウ/邪魔者は殺せ7月16日
30ミイラ取りがミイラになった/犬の友情/私は猫なのよ7月23日
31あひるとうさぎとハンター/幽霊ホテル/ダフィーとハクセイ7月30日
32不完全交狂曲/三匹の子豚と狼/ウィーンの朝昼晩8月6日
33ダフィーのシャーロックホームズ/持ち運び自由の穴地/不明8月13日
34自動車の歴史/主婦の一日/バックスに闘争8月20日
35タマゴ騒動/それ行けやれ行け/ぺぺとかわい子ちゃん8月27日
36シルベスターサーカス行きほか(内容不明)9月3日
37食うか食われるか/スーパーダフィー/レグホーンと天才坊や9月10日※Do or Dietの内容
38正義の味方/かたいヤシの実/部隊はどこにある9月17日
39素晴らしきかな人生/金鉱探し/高飛び込み9月24日
40青い帽子を追え/探偵グラマーガール/怪しいホテル1964年4月6日
41バックロージャスのX星探検/バックスの火星訪問/不明4月13日
42鳥追い道中/ロンドンにて/貨車の中にて4月20日
43恐い女房/恋のかけひき/変な枠4月27日
44羊飼いの犬と狼(Sheep Ahoy!)/腹ペコ物語(Chow Hound)/シルベスターの子守(Pappy's Puppy)5月4日※Man's Best Friend
45犬の暮らしも楽じゃない/スピードに挑む/頭に来ちゃう話5月11日
46飼い主やーい/アヒルの丸焼きが出来るまで/私はなんでしょう5月18日
47ガスパのぺぺ(The Cat's Bah)/南極のバカンス(Frigid Hare)/外人部隊入隊のぺぺ(Little Beau Pepe)5月25日
48赤ずきんちゃんと狼(Red Riding Hoodwinked)/昨日の続き(Barbary-Coast Bunny)/賭博あらし(Double or Mutton)6月1日
49明かりを消すな/透明インク/冷蔵庫を狙え6月8日
50そら行けそら行け(There They Go-Go-Go!)/英雄の正体(Catty Cornered)/スタンドインはもう嫌だ(A Star is Bored)6月15日※Star is Boredの内容、これはアニメづくりの話であった。
51空家にて/メキシコにて/船倉にて6月22日
52山小屋の決闘/イダテンとコヨーテ/バッタバッタと大騒動6月29日
53イライラサムイライラする/コングでハッスル/鹿狩り9月12日
54追っかけるのも楽じゃない 他9月19日
55いたずら過ぎて刑務所行き/熊の曲芸一家/不明9月26日
56ハヤテのゴンザの玉投げ屋 他10月3日
57バックスバニーの化け物/コケッコデブちゃんヒヨコにされる/不明10月10日
58ネズミ取り大学/動物お断り/バックスバニーの月旅行10月17日
59どこかにいい人参はないかしら/火星の坊や/御主人探し10月24日
60パリの料理教室/引っこしは泥棒は害に合わない/不明10月31日
61私に清き一票を/9回裏逆転/不明11月7日
62お化けは誰でも怖い/セールスマンはしつこい/不明11月14日
63ドックレースをぶちこわせ※/親友はいいものよ/不明11月21日
64兎狩りに兎に狩られる/助けて頂戴ネズミさん/不明11月28日
65ズーズしのに負けます 他12月5日
66撲殺されるのいやね/無免許されるのいやね/不明12月12日
67イタチのおかげでイタチッチ/あなたの息子を信じなさい/不明12月19日
68チビだからバカにするな/欲を出すと損する/不明12月26日


現行吹き替え版の製作状況

現行吹き替え版では東北新社が製作しているが(実は1990年頃のぶっちぎりステージから製作していた)、短編作品の製作がストップしている。たまに日本語版未翻訳の作品が存在するが、一部によっては旧吹き替え版のみ存在することもあってネットには出てこないこともある。しかしテレビシリーズについては進んでいるものもあるが、吹替製作を中止している作品もある(特にダックドジャース)。カートゥーンネットワークの放送基準が厳しい関係からか、ルーニー・テューンズに限らずハンナ・バーベラ作品やDCコミックス作品の多くはカートゥーンネットワークでは放送されていない。ちなみに同局で放送されているバッグス・バニーショーでは短編と繋ぎ合わせるための本編が存在しないのである、欲を言えばオリジナル版の開始部と主題歌は新録されなかった。ルーニー・テューンズとメリーメロディーズの短編作品195本(+クリスマス(内包短編3本))がCNで放送され、映像ソフト用に製作された短編作品も存在する(ショーでは未放送の短編作品も含まれている)。あとは映画の映像特典として収録されたりしたが、収録されなかったこと作品もある(例:ダフィーの狂騒曲)。存在する吹き替え版を重複分なしで数えると全部で244本(195本+49本(特典を含む))となる。CNではドルーピーの作品で旧吹き替え版(TBS版を除く)も放送しているものの、この番組では新録版しか放送されていないため、HBOMaxのサービスが開始されない限りは新録は厳しい。


日本語版製作

1960年代~1970年代までのキー局放送版は不明だが、静岡で放送された「出てこい!バッグス・バニー」や「マンガ大作戦 ~バッグス・バニーとゆかいな仲間たち~」ではトランスグローバルが製作に関わっていた。ぶっちぎりステージも当初はトランスグローバル、ワーナー・ブラザーズ、LCAエンターテイメントが製作していたが、前にも述べたように第27話以降から東北新社と旭通信社(現:ADK)が担当するようになった。そして1996年からは東北新社だけ現行吹き替え版を製作ことになり、1997年9月の放送からカートゥーンネットワークが参加することになった。ただし映像ソフトでは東北新社が製作している。新録版の翻訳は佐藤恵子、新村一成、ジョーゲンセン由美子が担当しているが、旧吹き替え版ではぶっちぎりステージ第25話まではトランスグローバルしか表記がなかったが26話以降は岩本令、上妻冬子が担当していた。旧吹き替え版の演出は田島荘三と木村恵理子が担当していたが、木村はテレビ東京新録版も担当していた(CN放送版は不明)。なお、旧吹き替え版と比べてアドリブなどは削除され、ナレーションも日本独自の説明も削除されて原語の部分を日本語で読む事になっている。ルーニー・テューンズの映画も当初は分からないが、スペース・ジャムバッグス・バニーのバック・イン・アクションでは東北新社が担当していたのにも関わらず、スペース・プレイヤーズではHALFH・PSTUDIOが担当している(ただし翻訳は東北新社に所属している野口尊子)。



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ルーニー・テューンズ バッグス・バニー

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