浅草キッドとはビートたけしが歌った曲であり、お笑いコンビの名前でもある。
ビートたけしの曲
ツービート結成以前の貧しい下積み時代の実話をもとに作詞・作曲もビートたけしが手掛け、1986年8月発売のアルバム『浅草キッド』に収録。
2019年NHK紅白歌合戦の「夢を歌おう」特別企画にて、たけし自らが歌唱。
福山雅治、竹原ピストル、マキタスポーツ、青山テルマ&奥田弦、村上ショージ、島津亜矢、菅田将暉×桐谷健太等がカバーしていて、菅田×桐谷は映画『火花』主題歌に使われた。
Netflixで配信のドラマ
2021年公開。芸人ビートたけしの誕生秘話が描かれる。
お笑いコンビ
『ビートたけしのオールナイトニッポン』を聴いた衝撃で、たけしに弟子入りした、筋金入りの芸人。
弟子入り後、たけしと10年ほど口を利いてもらえなかったらしい(しかし、2人の目標はたけしに弟子入りすることだったので、そこまで不満はなかったとか)。
いわゆる「たけし軍団セピア」がいなくなったあとも軍団に残り、ガダルカナル・タカやダンカンら第1世代からは信頼を受け、それよりも後の後輩からは本当に信頼される、というポジションにあるらしい。
たけしも、2人の漫才の腕を認め、バイク事故以降はしょっちゅう話すようになったという(タカいわく、「バイク事故のあとでたけしさんはすごく丸くなった」らしい)。今ではよく3人でテレビにも出ている。浅草キッドの最高の思い出が、師匠であるたけしの旦那役を務められたことである。
名前の通り、博士は機転が利き、師匠譲りの巧いコメントで笑いを取る。また、初期はただ破天荒だっただけの玉袋も、次第に芸人としての如才なさを発揮し出した。玉袋だとNHK(近年は地デジプライムタイムも)に出しづらいので、「玉ちゃん」と呼ばれ、次第にその呼び名の方が定着しつつある。
また、軍団なので相当女癖が悪かったが、結婚して子供ができてからは、2人ともとてもいい父親になった。博士が息子を「たけし」とつけたのは、師匠の名を呼び捨てにする快感があるからだとか。
爆笑問題とは、太田プロ時代に相当険悪な仲だったらしいが、今は和解したとのこと(しかし、玉袋は「田中は許してない」と発言したり、太田が「笑っていいとも」で浅草キッド宛にバカデカい花を贈ったりなど、どこまでネタなのか不明)。
なお、東国原英夫(そのまんま東時代)に、ブログ開設を勧めたのは博士。