長崎県南部にある都市(中核市)。長崎県の県庁所在地である。人口約44万人。
16世紀後半から開発され、江戸時代には国内唯一の公認された外国貿易港として栄えた。
広島市とは不思議なほど共通点が多く、よく並び称される。原爆被災地、路面電車の街、重工業が主要産業の工業都市(長崎は三菱重工、広島はマツダ)、そして戦時中は重要な軍事拠点であり隣接する地域に海軍の軍港(長崎は佐世保、広島は呉)を抱えていたことなど。ただ、地形だけは対照的に異なり、広島は三角州の平坦な地形なのに対し、長崎は山に囲まれた坂が多い街として知られている。