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演:斉藤暁

概要

世界科学連邦I.N.E.T.に所属する科学者。フルネームは「久保田衛吉」であるが、作中ではほぼほぼ久保田博士(もしくは久保田)とのみ呼称されている。

自身の研究の過程でネジレ次元と、それを統べる邪電王国ネジレジアの存在に気づき、彼らによる侵略に備えて地球防衛プロジェクト「メガプロジェクト」を立ち上げ、その実行責任者としてメガスーツや、ギャラクシーメガを始めとする巨大ロボなどの開発にも携わった。

ネジレジアによる最初の攻撃の際に、その場に居合わせた健太を始めとする5人の高校生をメガレンジャーに任命したのも久保田博士であり、以降はI.N.E.Tの現場監督として彼らの指揮を執っている。平時はメガシップ内に常駐しているが、いざという時には自らデジタンクに乗り込み5人の元に駆け付ける事も厭わない、アグレッシブな面も折に触れて見せている。

やむを得ない状況とはいえ、民間人である上に青春真っ只中の5人を戦いに巻き込んだ事を常に痛ましく感じているが、同時に彼らの可能性や資質を誰よりも理解しており、メガレンジャーとして戦えるのは彼らしかいないとの確信から、そのサポートに全力を尽くしている。一方で、メガシルバーこと早川裕作に対しては、「組織の中の責任と役割」を重んじて当初は渋い顔を見せていたが、最終的には彼の熱意に折れて「とりあえずやる事さえやってくれれば」と、メガシルバーとしての活動を容認している。

趣味はトランペットで、作中でも健太たちにその腕前を披露した事もある。また若い頃はボクシングに打ち込んでいた事もあり、その経験から戦意を喪失しかけた健太にアドバイスを送ってもいる。

自身と同じく宇宙開発の分野で活躍していた鮫島博士とはかつての旧友で、彼の事を「天才」であると高く評価していた。またネジレジアの存在を証明するため鮫島が消息を絶って以来、これを止められなかった事への強い悔恨の念と、その安否を案じる思いとを今に至るまで抱き続けていた。

その鮫島とは、物語後半で敵味方という間柄として再会を果たす事となるが、彼の行動原理が世間や自分への強い恨みであると知った後もなお、あくまで友人という立場から必死の説得を試みている。

演者の斉藤は後期不思議コメディーシリーズへの出演も含め、1980年代後半から1990年代中頃にかけての東映特撮の常連とも言える役者の一人であり、スーパー戦隊シリーズにおいても久保田博士を演じる以前、『五星戦隊ダイレンジャー』(サボテン将軍人間態及び声)や『超力戦隊オーレンジャー』(新田一郎)への出演経験を持つ。

また前述のトランペットが趣味であるという描写は、実際に斉藤が趣味としていた事に由来するものでもある。

関連タグ

電磁戦隊メガレンジャー 博士 I.N.E.T.

スーパー戦隊のサポートキャラ・司令官枠

ダップ → 久保田博士 → 知恵の樹モーク

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