「お前達も良い香りにしてやるコローネ！」
CV:西川宏美
データ
分類：仮面忍者
出身星：オリリン星雲コロン惑星
好物：ラベンダー入りジャンゴカクテル
概要
巻之の二十三『コロンと名探偵』に登場。
暗黒七本槍の六の槍・サタラクラが呼び寄せた仮面忍者軍団の紅一点。
黒いシルクハットを被り、赤いレオタードに身を包んだ姿をしており、胸部は青い宝石の付いた香水瓶となっている。仮面や両肩等には手の意匠が取り入れられており、背中に羽織ったマントも青い爪の付いた黒い手の形である点も見逃せない。口癖は「～コローネ」。
得意技は指先から香水を吹き掛け、浴びた生物は液状化される事で香水になってしまう「宇宙忍法・香水固め」であり、この技の犠牲者は24時間以上経つと完璧な香水と化してしまう。そうなると当然、2度と元の姿には戻れなくなると言う悲惨な運命が待っている。元に戻す為には24時間以内に香水にされた者を火で炙る他無い。
戦闘では、あらゆる物を火達磨にしてしまう超高熱火炎を放射する「宇宙忍法・火炎香水」と言う技で攻撃して来る。
活躍
地球を腐らせる目的の為、香水固めで生物を香水に変えて集める作戦を実行。人間の女性をはじめ、犬・金魚・虫といった様々な生物を液状化して香水に変えていく。
そんな中、仕掛けた罠で待ち伏せていたハリケンジャーやゴウライジャーと遭遇した為、下忍マゲラッパを嗾けて交戦する。
戦闘中、ブルーとイエローの2人を香水にする事に成功するも、探偵・柿生太郎に拳銃型のライターを向けられ動揺。その隙を突いたカブトライジャーの攻撃に怯んでその場は撤退する。
自身のアジトである「香水の館」に退却するキラ・コローネだったが、密かに発信機を身体に付けられていた為に居場所を突き止められ、潜入して来たシュリケンジャーとゴウライジャーの3名と交戦。
その間にレッドの手で救出された香水は殆ど元の生物の姿に戻ってしまい、キラ・コローネは人質としてブルーとイエローの香水を瓶ごと火で炙り沸騰させるが、熱により瓶が割れたことで飛び出した香水は(相当ダメージを受けつつも)元の2人に戻る。今度は火炎香水による火炎放射でハリケンジャーとゴウライジャーを焼殺しようとするも、ファイヤーモードとなったシュリケンジャーの超忍法・秘打千本ノックを喰らって倒されてしまう。
直後にデッ仮面によって再生巨大化。
巨大戦では天空神の天空ランチャーと剣術で圧倒されるも負けじと返り討ちにするが、旋風神ハリアーの参戦によって形勢は逆転し、最期はホイールクラッシュと究極奥義・暴れ独楽を連続で喰らい爆散した。
余談
仮面忍者軍団唯一の女性メンバーであることから、「後に登場するサタラクラの子孫は彼女とサタラクラの息子ではないか?」と考察するファンも多い。
彼女は当時発売されていたテレビゲームにも登場したが、巨大化は何故かコピージャイアントで行われた（他に登場した中忍がクグツ忍者だけだったため、それに統一したものと思われる）。
声を演じた西川女史は昨年の『百獣戦隊ガオレンジャー』にてラセツの女の方の声を担当していたが、本作を最後にスーパー戦隊シリーズとはずっと縁が無い状態が続いている。
同話に登場したシュリケンジャーの変装である柿生太郎を演じたのは、『電磁戦隊メガレンジャー』にてメガレッド/伊達健太を演じた大柴邦彦氏。ちなみに後の話でも数々の戦隊OBがシュリケンジャーの変装としてゲスト出演しており、（※）各々がかつて自らが演じたヒーローの変身ポーズや名乗りポーズを取り入れている中、大柴氏は唯一そういった動作を行っていない。恐らく同氏はトップバッターで方向性が定まっていなかった為、このような現象になったと思われる。
※劇中での変身シーンが無い藤敏也氏と和泉宗兵氏は除く。
関連タグ
忍風戦隊ハリケンジャー 宇宙忍群ジャカンジャ 中忍(宇宙忍群ジャカンジャ)
