概要
『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場するアイテム。
発表当初は古き時代に似つかわしくないオブジェクトであった為、古代人の残したオーパーツ説や、タイムトラベラーが使っていた説など様々な憶測を生んだ(古代の携帯端末はポケモンシリーズ外でも確認されているので前者の説があり得ないわけではなかった)。
ちなみに、正確には古代からヒスイに伝わる伝説の神器の一つとのこと。
全体的に見た目はスマホロトムと同じくそのままアルセウスがデザインされたスマートフォンである。今では珍しい初期のスマートフォンにあるホームボタンまであり、iPhoneかAndroidを思わせる。最初の序盤では主人公は普通のスマートフォンを持っている場面がある。
詳しくはネタバレ↓の項目へ(ただし、閲覧注意!!)。
シンオウ地方時代以前のヒスイ地方時代、通信が必要である技術を使った通信塔らしき建築物は存在せず、ゲーム内の通信機能やギンガ団の仲間との通話はどうやって行われているのか、それすら謎である。
そんな地方において突飛な代物であるが、神性的存在への信仰が根強い一方で自身らのものより進んだ技術を持っている地方がある事を知っている作中の登場人物からは特に注目されておらず、せいぜい「変わった地図」「他の地方にはそんな物もあるのか」という風にしか見られていなかった。
スマホロトム同様、現実のポケモンセンターにてアルセウスフォンを模したiPhoneシリーズ用の携帯カバーが発売されている。
…純粋なスマホカバーとしての使い勝手は見た目でお察しレベルであるが。
ちなみに余談だが、今のところスマホロトムの様にはタカラトミーからホビー化はされていない模様。
pixivでは、色々とスマホと共にネタにしたイラストがいくつか投稿された。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン LEGENDSアルセウス アルセウス 神器 スマホロトム スマートフォン(携帯電話)
以下、ネタバレ注意!!
※ある程度、物語を進めてからご覧ください。
物語本筋に関するネタバレ
アルセウスフォンとしめいをたくす
『すべてのポケモンとであえ』
その正体は主人公が持っていたスマートフォンがアルセウスの力で変化したものという、ファンの予想の斜め上を行くものであった。
主人公を現地民だと思い込んでいたファンも多かった為か、驚きをもって迎えられた。
ちなみにアルセウスフォンは与えられた当初は主人公がちゃんと受け取っていたものの、本作の世界に主人公がやって来た際に別の場所に落ちてしまい、少し歩いた場所でアルセウスの翼のような光を放っているそれを再度拾う事になる。
電話やメール機能は使えず、マップ機能(翼マークのある場所に瞬時に移動できる)やアルセウスからの神託を受け取るのが主な機能である。
アルセウスのウイング部分のせいでポケットに入れるのは若干無理矢理感があるかもしれないが、気にしてはいけない。このウイングは滑り止めのような役割を果たしているようで、この中に指を通してアルセウスフォンを持つ形となる。
また、信託通りすべてのポケモンを捕獲しアルセウスへの謁見が叶うと、アルセウスフォンは光の球となり「しずめだま」の役割を担う。
ここから神から主人公への、最も苛烈な最後の試練が始まる。
関連タグ(ネタバレ)
異世界はスマートフォンとともに。:これを連想したというファンが多かったが、実のところ主人公がどこから来たのかは現時点では全くの謎である(ポケモンユニバース内での異世界なのか、それともポケモンが現存しない世界か、あるいは未来人なのか…様々な憶測を呼んでいるが、どれも確証の域にはない)。
ちなみにスマートフォンが既にある時代の者と言うのであればおおよそ理解できるが。
ディースキャナ:デジモン系列のアイテムだが、同じく携帯端末が変化したもの。古代の伝承に関わりがあるアイテムという点でも共通。
エクスデバイザー:外部からの影響で形状が変化した携帯端末。