ハッカ(きららファンタジア)

はっか

『きららファンタジア』の登場人物。

「このハッカ、究極の夢幻魔法が見破られてはやむを得ぬ斯くなる上はこの手で、永遠の眠りへ誘わん」

プロフィール

キャラクターデザイン	篤見唯子
CV	茅原実里

概要

アプリゲーム『きららファンタジア』にて敵として登場するキャラクターで、筆頭神官アルシーヴに仕える「七賢者」のひとり。

前髪パッツンの黒髪と後ろに付けた赤いリボンと狐面が特徴の少女で、白色のエプロンドレスに黒色の和服のような衣装を身にまとい、黒色の手袋及びタイツとロングブーツを履いている(たまて曰く和風メイド)。戦闘の際には武器となる護符を携帯する。

人物～寡黙で古風な七賢者～

古風な口調が特徴の寡黙な人物として振る舞い、規則には厳しい態度で対応することが多いが、希にだが遠足の行事を楽しむ姿も見せている。

主君にあたるアルシーヴへの信仰心はとてつもなく強く、彼女の行動や思想を正しいものと断定し、アルシーヴに反逆する者には明確な敵意を向ける傾向にあるがそれと同時にアルシーヴを大切に想っており、敵対するきららに過去のソラとアルシーヴの記憶を見せた。

また、アルシーヴの秘蔵っ子にあたる人物でもあり、後述にある危険な能力を宿しているためその存在は限られた者しか知らされておらず、ランプたちとも面識がなかった。

能力

「夢幻魔法」と呼ばれる能力を宿しており、劇中ではその能力を使って「エトワリア学園」という偽りの世界を創り、そこではエトワリア学園の遠足委員として登場する。

戦闘

初戦闘は第1部第7章28節。戦闘スタイルは霊符による魔法攻撃。属性は基本的に月属性だが属性変化を行う。変化の順は月→炎、水、風、土→月。チャレンジクエストの際には変化の順は月→炎、水、風、土→陽→月。攻撃は全て魔法で統一されている。

チャージ技はNormalの第1部第7章28節と第1部第7章30節は自身の属性が月属性の場合は敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・月華」、炎属性の場合は敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・火坑」、水属性の場合は敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・波濤」、土属性の場合は敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・填星」、風属性の場合は敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・虚空」、Hardでは自身の属性が月属性の場合は低確率で混乱、腹ぺこ、弱気を付与する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・月虹」、炎属性の場合は低確率で混乱、腹ぺこ、弱気を付与する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・不知火」、水属性の場合は低確率で混乱、腹ぺこ、弱気を付与する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・瀑布」、土属性の場合は低確率で混乱、腹ぺこ、弱気を付与する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・地祇」、風属性の場合は低確率で混乱、腹ぺこ、弱気を付与する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・烈空」をそれぞれ使用する。

基本的な技構成は敵単体魔法攻撃の「独唱符」、敵単体魔法攻撃の「輪唱符」、敵全体魔法攻撃の「魔光衝符」、炎属性時に使用する魔法攻撃を一度だけアップする「炎幻符【弄火】」、水属性時に使用する敵全体魔法攻撃のスキルカードを三枚設置する「水幻符【驟雨】」、土属性時に使用する三回だけ50%ダメージをカットするバリアを貼る「土幻符【塁壁】」、風属性時に使用するSPDアップ効果のある敵単体魔法攻撃の「風幻符【晴嵐】」、一周して月属性に戻った後に使用する弱気付与の効果のある敵単体魔法攻撃の「月唱符」とMDFダウン効果のある「魔衰衝符」。

Normalでは自身の陽耐性を上昇させる「曇天符」を使用するが、その代わりにHardでは陽耐性アップに加えて三回だけ50%ダメージをカットするバリアを貼る「天岩戸符」を使用する。

属性変化は、第1部第7章28節では炎属性への変化と共に敵全体魔法攻撃を行う「夢幻炎纏符」、水属性への変化と共に敵全体魔法攻撃を行う「夢幻水纏符」、土属性への変化と共に敵全体魔法攻撃を行う「夢幻土纏符」、風属性への変化と共に敵全体魔法攻撃を行う「夢幻風纏符」を使用するが、Normalの第1部第7章30節では炎属性への変化と共に自身を回復する「炎纏ノ幻魔」、水属性への変化と共に自身を回復する「水纏ノ幻魔」、土属性への変化と共に自身を回復する「土纏ノ幻魔」、風属性への変化と共に自身を回復する「風纏ノ幻魔」を使用し、全ての属性に変化した後に月属性への変化と共に自身のMATをアップさせ、自身のMDFのダウンさせる「天衣無縫」を、 Hardの第1部第7章30節では炎属性への変化と共に自身を回復し、水耐性を上昇させる「炎纏ノ逢魔」、水属性への変化と共に自身を回復し、土耐性を上昇させる「水纏ノ逢魔」、土属性への変化と共に自身を回復し、風耐性を上昇させる「土纏ノ逢魔」、風属性への変化と共に自身を回復し、炎耐性を上昇させる「風纏ノ逢魔」を使用し、全ての属性に変化した後に月属性への変化と共に自身のMATをアップさせ、自身のMDFのダウンさせる「九連宝灯」を使用する。

11月の強敵チャレンジクエストと七賢者チャレンジクエストラッシュ！にも登場したが、他の七賢者と異なりクリエメイト版ハッカのスキルを搭載したものでは無かった。

チャージ技は自身の属性が月属性の場合は低確率で混乱、腹ぺこ、弱気、沈黙を付与する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・宵月」、炎属性の場合は自身の魔法攻撃を上昇させる敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・劫火」、水属性の場合は敵全体魔法攻撃のスキルカードを三枚設置する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・飛泉」、土属性の場合は確定で腹ぺこを付与する敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・巌」、風属性の場合は自身にクイックドロウを付与し、スキル硬直をダウンさせる敵全体魔法攻撃の「宿星桔梗印・狂飆」を、陽属性の場合は自身のステータスをリセットして自身のMATをダウンさせる敵全体魔法攻撃の「秘術『夢幻開闢』」と低確率で弱気、眠り、孤立を付与し、自身のDEF、MDF、SPDをダウンさせる効果のある「秘術『夢幻仙鏡』」、スキル使用回数が七十回に達する度に最大HPの500%のダメージを与える全体魔法攻撃の「刻限。今、すべてを夢幻に飲み込まん。」を使用する。

「曇天符」や「天岩戸符」の代わりに自身の陽耐性を上昇させ、ダメージカットのバリアを貼り、自身の陽耐性をダウンさせる効果のある「長夜符」を使用する。

属性変化は、炎属性への変化と共に自身を回復し、MATを上昇させる「炎纏ノ降魔」、水属性への変化と共に自身を回復し、MDFを上昇させる「水纏ノ降魔」、土属性への変化と共に自身を回復し、DEFを上昇させる「土纏ノ降魔」、風属性への変化と共に自身を回復し、SPDを上昇させる「風纏ノ降魔」を使用し、四つの属性変化を全て終えたところで陽属性への変化と共に自身を回復し、月属性耐性を上昇させる「五芒創天」を、「秘術『夢幻仙鏡』」の使用後に月属性への変化と共に自身のMATを上昇させ、自身のMDFをダウンさせる「界灯撈月」を使用する。

「炎幻符【弄火】」の代わりに魔法攻撃を上昇させる「炎幻符【鬼火】」を、「水幻符【驟雨】」の代わりに敵全体魔法攻撃のスキルカードを二枚設置し、自身を回復させる「水幻符【白雨】」、「土幻符【塁壁】」の代わりに自身に三回だけ攻撃を大きくカットするバリアを貼る効果のある敵単体魔法攻撃の「土幻符【峭壁】」、「風幻符【晴嵐】」の代わりに敵全体魔法攻撃の「風幻符【黒風】」を使用する他、陽属性の際には敵単体魔法攻撃のスキルカードを一枚設置する効果のある敵単体魔法攻撃の「陽幻符ノ陣【火剋桔梗】」、敵全体魔法攻撃のスキルカードを一枚設置する効果のある敵全体魔法攻撃の「陽幻符ノ陣【水剋桔梗】」、自身に三回だけ攻撃を大きくカットするバリアを貼るスキルカードを一枚設置する効果のある敵単体魔法攻撃の「陽幻符ノ陣【土剋桔梗】」、敵全体魔法攻撃のスキルカードを一枚設置する効果のある敵全体魔法攻撃の「陽幻符ノ陣【風剋桔梗】」を使用する。また、陽属性の際には自身の攻撃が一度だけクリティカルにし、魔法攻撃を上昇させ、自身に三回だけ攻撃を完全にカットするバリアを貼る「ハッカの夢幻魔法、刮目せよ。」、敵全体の状態異常抵抗率をダウンさせ、自身に一回だけ攻撃を完全にカットするバリアを貼る「完全なる夢幻へ堕ちるがいい。」を使用する。

物語での動向

メインシナリオ第1部『封印されし女神』

第7章『エトワリア学園情報処理部』

敵ボスを務めており、劇中では『ゆゆ式』に登場するキャラクターたちを捕らえて召喚士を倒すよう命令される。

アルシーヴの禁忌の召喚魔法である「オーダー」の能力によって彼女たちが「エトワリア」の世界に召喚されたことで、マッチを除いたきらら、ランプ、ゆずこ達を夢幻魔法で眠らせ、自分が創った偽りの世界「エトワリア学園」へと閉じ込め彼女たちを永眠させよう企むが、ランプが「エトワリア学園」に違和感を覚えたことがきっかけで夢幻魔法が破られ現実世界への帰還を許してしまう。

その後、ゆずこ達が元の世界へ戻り神殿へと向かおうとしていたきらら達の前に立ちはだかるものの、夢幻魔法による力の消耗が原因であっけなく敗れ去る。

その後、きららに前述の過去の映像を見せるもののアルシーヴによって気絶させられ神殿へと連れ帰られる。

第8章『導かれし未来』

前述の戦いの影響で休養を余儀なくされたため、総力戦では七賢者の中で唯一の不参加だったが、回想で女神のソラに仕えるアルシーヴがオーダーに手を出した真相を知る唯一の七賢者だったことも明かされた。

イベントシナリオ

『エトワリア大運動会』

アルシーヴや他の七賢者と共に運動会に参加。

借り物競争で冠と勝負するが「借り」を「狩り」と勘違いしたことにより猪に跨ってやってくるが時間のかけ過ぎで敗北。冠を強敵と認め猪をあげた。

何気にこの猪に跨った姿は猪に跨った冠と共に描き下ろしだったりする。

『歩き続ける君のために』

『がっこうぐらし!〜おたより〜』単行本発売記念イベント。

謎の魔物がゆき達の中に入った際に登場。魔物自体は知らなかったがこの魔物が引き起こす現象は理解し、「悪夢を見せ、放置すれば、いずれ衰弱し消滅」とランプ達に説明している。

夢幻魔法を使えば不可能ではないが、無理矢理引き剥がすことで、いかなる影響があるかは未知数。最良としては彼女らが自ら悪夢を克服する方が良いとの事。

きららの持つコールならゆき達を手助けできるため、ハッカが夢の中への道を開き、きららのコールでゆき達の夢の中に光が吸い込まれ、召喚に成功する。

実はこのイベントは第2部『断ち切られし絆』の前日談で、謎の魔物の正体がハイプリスによるプロトタイプウツカイと、ウツカイの実験である事が判明した。

プレイアブル化

「我が名はハッカ。七賢者、最後の1人。

　夢幻魔法をあやつるまほうつかい。

　かつてはアルシーヴ様の秘蔵っ子と呼ばれていた。

　ゾウの子供でも膝小僧でもない。間違えぬよう。」

★5ハッカ【期間限定】

2020年11月25日のミニイベント「結束せよ！七賢者会議」の開催と同時に月属性のまほうつかいとしてプレイアブル化され、七賢者の中で1番最後の参戦となった。

とっておきは自身のMATを上昇させ、MDFを低下させる効果のある敵全体魔法攻撃の「天衣無縫」、その他に自身の魔法攻撃とSPDを上昇させる効果のある「弄火晴嵐」と敵全体魔法攻撃のスキルカードを3枚設置し、味方全体に3回だけ攻撃を少しカットするバリアを張る「驟雨塁壁」を使用する。

進化させると和風メイドから一転、少し華奢な体型で下着状態になる。ちなみに、進化後のハッカの横にはアルシーヴの熊のぬいぐるみがある。

他の七賢者が2つ目の★5と専用ぶきの実装されている（内1名は専用ぶきの最終進化解禁済み）一方で、彼女は未だに2つ目の★5や専用ぶきが実装されていない。今後の彼女に期待である。

余談

偶然にもイラスト担当である篤見唯子先生の主宰する同人サークルの名前が「薄荷屋(はっかや)」である。

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