概要
世界政府直属の諜報機関であるCP‐0のメンバーの1人であり、ドレスローザ、ワノ国に登場したCP0リーダー格の男。
名前、年齢などは不明である。
経歴
ドレスローザ編
本編にて初登場。ドンキホーテ・ドフラミンゴの王位放棄及び七武海脱退が誤報であったことを伝えるために現れた。
ワノ国編
- 第二幕
ドレスローザ編に登場した3人組の残りの2人及びマハが登場。ドフラミンゴ逮捕の影響を受けてワノ国将軍の黒炭オロチと直接武器取引の交渉を行うこととなる。Dr.ベガパンクの要求などの無理難題を叩きつけられ交渉は難航していた(カイドウがバックに着いている為に、オロチは世界政府の対応を恐れず強気の姿勢を見せていた)。また、都で活動中のところをX・ドレークに目撃される。
※以下、単行本、アニメ未収録のネタバレがあります。
- 第三幕
金色神楽当日は鬼ヶ島での戦況を傍観・解説していたが、ロブ・ルッチを通じて"上"から指令が下り、ロビンを捕獲する為にマハとともに動き出す。追跡中の所をミンク族に阻まれたり、黒炭カン十郎が作り出した火前坊に飲み込まれたものの無事に生存。
その後、遭遇したアプーがモルガンズに情報を売ることを仄めかすなどして挑発した為に指銃で攻撃。更にアプーを追っていたX・ドレークもその正体を知っていた為消そうとするも、武装色で防御していたアプーに逆襲され、そのまま2人と交戦する運びになり、最終的には手こずったもののドレークと三鬼を返り討ちにした上、アプーと一美を敗走させた。
そしてロビンの捕獲も手こずっている事を同僚に連絡。
城まで火の手が回って来た事や飛び六胞だけでは無く、最高幹部の大看板も全滅し、残すはシャーロット・リンリンとカイドウの二人だけとなった事でそろそろ脱出の準備を推奨した他、(無論この二人でもこれまでの善戦を全て無意味にする程の力を持っている怪物で有る事も知った上で)万が一「新世代」が勝利する様な事が有ればそれは一大ニュースで有り、今世界中で起きている事件に追い風を与える事になり、ここからの数分の出来事は時代を分けると言う連絡を受けたが、同時に「ここが人類の限界じゃねェか?」とも返していた。
その後、元白ひげ海賊団16番隊隊長にしておでんの家臣の1人だったイゾウと遭遇。本来なら歴史上重大な罪を犯した白ひげ海賊団の残党であるイゾウは立場上放ってはおけないが、今は麦わらの一味に用が有る為、今回は会わなかった事にしてまた何処かで会う事にしようと、その場を去ろうとする。しかしイゾウが麦わらの一味を狙う彼らを見逃すはずがなく、戦闘になり、結果マハがイゾウと相打ちでダウンしてしまう。
そこへ更に"上"から、五老星からの勅令として現在屋上でカイドウと戦闘中の麦わらのルフィを消せとの命令が入るも、彼はカイドウとの戦いを邪魔するのは不可能と反論するが、
「不可能は承知の上」「世界トップクラスの戦いだからこそ危険」「"万が一"の事も有る」
と返されてしまう。
彼は屋上へ向かおうとするも、まだ生きていたドレークに背後からサーベルで腹を貫通されて瀕死の重症を負う。
ドレークにその理由を訊くと「おれの正義だ」と返され、彼は、不本意ながら命令を遂行している自身の立場と比較したのか、
「うらやましいよ……」と語った後、ドレークに対して再び指銃で攻撃し、ダウンさせた。
そして彼はカイドウとルフィの戦いに乱入し、不意を突いて鉄塊でルフィを掴んで動きを封じ、カイドウの"咆雷八卦"を直撃させた。
当然カイドウの怒りを買うことは承知の上だったため、瀕死の状態も重なって逃げることも抵抗することもなくその場で激昂したカイドウに殺害される。
不可能な命令を遂行し、怒るカイドウの攻撃を無抵抗で受けた姿は読者の同情を引いた。
五老星曰く「特級のエージェントの1人」であり、仮称はそれによるもの。