ジュエル・ドーパント
じゅえるどーぱんと
「私は美しいダイヤ。誰にも傷つける事は出来ない!」
概要
身長220㎝、体重264㎏。
モデルの城島泪がジュエルメモリを左の掌に挿して変身したと思われるドーパント。
宝石の怪人だけあって、いかなる敵の攻撃をも寄せ付けない鉄壁の防御力を誇る。これは特殊能力ではないためWCJXでも無効化できない(しかもこの時はメモリの情報を検索しようとしても園咲若菜が妨害していたため、弱点の検索に手間取った)。
また、ダイヤモンドの粒子を全身から放出して敵の攻撃を跳ね返す事も出来る。
左手からの煙で人間をダイヤモンドに変えてしまう能力も持つ。
本来ダイヤモンドは熱に弱い筈なのだが、バイラス・ドーパントとかぶるためかヒートメタルの攻撃は効いていなかった。
正体
以下ネタバレ注意
「あーあ、他の街に行ってまた思う存分女共をダイヤに変えるつもりだったのに。」
真の正体は泪の友人であるカリスマモデルにしてクラブ「ブルートパーズ」オーナーの上杉誠。泪が変身したように見えていたのも、実際は死角にいた泪がジュエルの生成したミラーに映った状態で演技をしていただけであり、全ては泪をジュエル事件の犯人に仕立てるためだった。
正体が判明してない頃は爽やかな好青年を演じていたが本性は女性を宝石に変えていたのを始め、「(女性を)愛そうと思えば思うほど欠点が目にいって、逆に壊したくなる」と言い切り、想いを寄せていた泪が友人である智が好きと知ると智を宝石に変えて脅迫、あまつさえ殺害しようとした極度の完璧主義者にして女性を食い物にする危険極まりない卑劣漢であった。
しかしクルーザーで海外に逃げようとしたところで翔太郎逹にその正体と本性が見破られしまい、再度ジュエル・ドーパントに変身してダブルやアクセルと対決。しかし若菜の妨害を切り抜けたフィリップが弱点の検索を完了した事で、宝石の割れやすい石目の位置を特定されてしまい、最後は「ビッカーチャージブレイク」でそのポイントを正確に攻撃され敗北。メモリブレイクされ、ダイヤに変えられた人々も無事元に戻った。
派生作品
『MOVIE大戦アルティメイタム』ではアクマイザーの作り出した複製モンスターとして登場。アルター・ゾディアーツやシャムネコヤミーと共に仮面ライダーウィザードに襲い掛かったが、ハリケーンスタイルのストライクウィザードにより戦闘員軍団共々吹っ飛んだ。
『風都探偵』では第2集でイメージとして登場。またフィリップが弱点以外の宝石に関する知識も閲覧していたことが判明した。