overwatch
おーばーうぉっち
ゲーム概要
Overwatch(オーバーウォッチ)とは、アメコミ風の超人的な能力を持ったヒーロー達を使って対戦するFPSゲームである。
チーム人数は6対6だが、同じヒーローを複数人が選ぶことも可能。
国内ではPS4版、Switch版が発売されている。
PC版はBlizzard公式サイトからDL購入でき、そちらも日本語対応済み。
2019年10月16日にNintendo Switchでダウンロード版が発売される。
Blizzard社は『diablo』『Warcraft』『ハースストーン』などの人気ゲームを発表してきた海外の有名ゲームメーカー。
ゲームシステム
ヒーロー
ヒーローの能力は3つのロール(役割)をベースとしてそれぞれ差別化されており、武器は1~2種類と固定されているためFPS初心者でも入りやすいゲームシステムになっている。
またリスポーン(再スタート)エリアにいればいつでも使用するヒーロー切り替える事ができ、状況によって使い分けることができる。
ヒーローによっては一般的なFPSで重要視されるエイム(照準の技量)を必要としない武器を持ちFPS未経験でもそれなりに戦うことができる。
例えば近くの敵を追尾してくれる電撃、設置すれば敵を自動で攻撃してくれるタレット(砲台)、周囲の味方を回復し続ける癒しの音楽など、ヒーローらしい能力を持ち合わせる。
それゆえに明確な相性が存在し、敵の手に応じてこちらのヒーローを切り替える判断や、色々なヒーローの特性を理解し使いこなすことが勝利につながる奥深さがある。
アルティメットスキル
それぞれのヒーローには固有の「アルティメットスキル」というものが存在し、ゲージを100%になることで戦況を変える強力な必殺技を放つことができる。
試合中に活躍すればするほどゲージは溜まりやすいが、時間経過でも少しずつゲージは溜まっていくので誰でも1~2回以上は必殺技を撃つことが可能。
死亡したばかりの周囲の味方を瞬時に復帰させる「リザレクション」や巨大な龍を召喚し突進させる「龍撃破」など、上手く決まれば一発逆転の可能性を秘めている。
プレイヤー評価システム
試合が終わると(勝者、敗者のチームに関係なく)システム側に選ばれたプレイヤーが「プレイ・オブ・ザ・ゲーム」として登場し、一番活躍していたシーンがリプレイされる。
その後選出されたプレイヤーの中から1人を選び評価する。
またマッチ評価として三段階の評価ができ、内部データとしてサーバーに送信される。
ゲームルール
『ペイロード』『ポイントキャプチャー』『コントロール』。ペイロードとポイントキャプチャーを組み合わせた『ハイブリッド』の計4種類。
各ルール制限時間が存在するがおおよそ5分~15分程度で決着が付く。また制限時間経過後も特定条件を満たせば【オーバータイム】と呼ばれるロスタイムが発生し、逆転可能な展開も繰り広げられる。
- ペイロード(原文ではESCORT):攻守に分かれて車両の護送、妨害を行うルール。車両は攻め側が近くに存在することで前に進む。防衛側は制限時間まで目的地に車両を運ばせなければ勝利。途中、いくつかのチェックポイントが設定されており、そこに車両が到着すると制限時間が延長される。
- ポイントキャプチャー(ASSAULT):攻守に分かれて拠点の制圧、防衛を行うルール。攻め側は拠点から防衛チームを排除し、一定時間拠点を制圧しつづければ勝利。防衛側は制限時間まで拠点を制圧されなければ勝利。
- コントロール(CONTROL):お互いにマップ中央の拠点を奪い合うルール。ポイントキャプチャーと似ているが、こちらには攻守の概念が無い。拠点の制圧後、合計で約100秒間保持しつづけたチームの勝利。相手チームから拠点を奪い返してもカウントはリセットされない。
- ハイブリッド(ASSAULT/ESCORT):最初はポイントキャプチャー、その後ペイロードに移行する複合ルール。
ルートボックス
ヒーローのカスタマイズアイテムは
対人戦を行い経験値を得ることでプレイヤーのレベルが上がった時に、「ルートボックス」と呼ばれる箱のなかから4つづつ入手する。
カスタマイズアイテムは
- スキン:キャラクターの外見
- スプレー:マップ上に貼れるシールのようなもの
- ボイスライン:キャラクターのセリフ
- エモート:キャラクターのジェスチャー
- ハイライト・イントロ:リプレイに選ばれた際に使われるイントロ映像
- ヒーロー・ダスト:自分の好きなアイテムを買えるゲーム内通貨
の6種類。ただしヒーローの能力やステータスは変化しない
ゲーム内通貨で交換する場合、安いものも存在し、自分のお気に入りのキャラクターをカスタマイズするだけなら簡単にアイテムを集められる。
またゲームの追加課金要素(DLC)としてルートボックスを追加購入することも出来る。
ストーリー上はオーバーウォッチの元エージェントが主役だが、それ以外の所属のキャラクターも数多く登場する。
詳しくはキャラクターの項を参照。
ストーリー
かつてオムニック(高度な知能をもった機械)の反乱によって世界は脅威に脅かされた。
それに対抗するため結成されたのがヒーロー集団『オーバーウォッチ』である彼らの活躍によってオムニックと人間は和平を結び、世界に平和が訪れた。
一連の事件はのちにオムニック・クライシスと呼ばれる。
…………しかしオムニック・クライシスが終結したとたん世界情勢は手のひらを返し、オーバーウォッチが持つ強力な軍事力を危険視するようになっていった。
最終的に解散まで追い込まれ、構成員たちも散り散りになってしまう。
オーバーウォッチの科学者であったウィンストンは組織解散後も世界を見守っていたが、徐々に世界の治安は悪化。
ついにはウィンストンの元にも(オーバーウォッチの情報を狙って)暗殺者が送り込まれてくる。
もはや一刻の猶予もないことを悟ったウィンストンはオーバーウォッチの元エージェントに連絡をとることを決心するのであった。
登場キャラクター(ヒーロー)
ダメージ(オフェンス)
高い機動力と瞬間火力を活かして敵陣に切り込む攻撃系キャラ。敵陣のかく乱や斬り込みに向くが、体力が低く少しの被弾が命取りになる。
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ダメージ(ディフェンス)
トラップ、狙撃、固定砲台などバリエーション豊かな攻撃能力で前線を支える中~後方向きのキャラクター。使いようでは前線でも活躍できるが、それぞれの癖が強い。
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タンク
高い体力と継続火力を活かし、肉壁として他キャラクターの護衛や敵前衛と後衛の分断などを得意とする。体が大きく狙われやすいため、孤立すると窮地に立たされる場合も多い。
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サポート
体力の回復や攻撃力上昇など、文字通り特殊なサポート能力に秀でたキャラクター。その分自衛能力は低めなヒーローが多く、戦局に応じた運用が求められる。
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