概要
当駅では駅舎の高架化や配線変更を進めており、完成すれば現在の十文字型立体交差と短絡線の配置から鹿児島本線ホーム(短絡線ホームを含む)と筑豊本線ホームが千葉駅や大網駅のようなY字型に配置され、筑豊本線の線形が当駅前後で大幅に変更される。2021年(令和3年)1月2日に新駅舎が併用開始された。
完全高架化は2022年3月12日に完成。
駅構造
2階にある鹿児島本線と筑豊本線は単式1面1線と島式2面4線の複合3面5線の高架駅。
鷹見口が鹿児島本線と筑豊本線との短絡線上にあり相対式2面2線になっている。
なお、高架化後の配線構造は同一フロアに筑豊本線が1面2線、鹿児島本線が2面3線(1面は短絡線と共用)、短絡線(福北ゆたか線)が2面2線(1面は鹿児島本線と共用)に集約される4面7線の構造になる予定。新駅舎は各路線のホームが分岐する部分に新たに設けられ、改札口が一つにまとまる予定になっている。
階数 | 乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2階 | 1 | 筑豊本線(福北ゆたか線) | 下り | 直方・博多方面 | |
2 | 鹿児島本線(福北ゆたか線) | 黒崎・八幡・小倉・門司港・下関方面 | |||
3 | 鹿児島本線 | 下り | 赤間・博多・鳥栖・大牟田方面 | ||
4 | 鹿児島本線 | 下り | 赤間・博多・鳥栖・大牟田方面 | ||
鹿児島本線 | 上り | 八幡・小倉・門司港・下関方面 | |||
5 | 鹿児島本線 | 上り | 黒崎・八幡・小倉・門司港・下関方面 | ||
6 | 筑豊本線(福北ゆたか線) | 下り | 直方・飯塚・博多方面 | ||
7 | 筑豊本線(若松線) | 上り | 若松方面 |
利用状況
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 16,484人 | 32,968人 |
2009年(平成21年)度 | 16,031人 | 32,062人 |
2010年(平成22年)度 | 16,096人 | 32,192人 |
2011年(平成23年)度 | 16,378人 | 32,756人 |
2012年(平成24年)度 | 16,322人 | 32,644人 |
2013年(平成25年)度 | 16,654人 | 33,308人 |
2014年(平成26年)度 | 16,182人 | 32,364人 |
2015年(平成27年)度 | 16,475人 | 32,950人 |
2016年(平成28年)度 | 16,228人 | 32,456人 |
2017年(平成29年)度 | 16,035人 | 32,070人 |
2018年(平成30年)度 | 15,758人 | 31,516人 |
2019年(令和元年)度 | 15,428人 | 30,856人 |
余談
折尾駅で忘れてはならない名物駅弁・東筑軒の「かしわめし」は歴史こそ元祖である鳥栖駅中央軒の「かしわめし」よりも新しいが(鳥栖駅は大正2年・折尾駅は大正10年に発売開始)、九州だけでなく全国でも有名な駅弁の一つとなっており、時折全国の百貨店で開催される駅弁大会で発売されることがある。また、折尾駅4番・5番ホームでは今では珍しくなった駅弁の立ち売りも行っている(水曜定休)。なお、九州で駅弁の立ち売りを行ってる駅は当駅以外では人吉駅と吉松駅でも行っているが、常時行っているのは当駅のみである。
当駅は、日本初の立体交差駅である