概要
正式名称は「セインのファニエスト外語学院」。様々な日本文化や職業体験を通して、日本語を覚えていくというコーナーである。
…のだが、ボビーを始めとした生徒達の意味不明な言い間違いや片言の日本語、奇行にセインが突っ込みを入れるというのが実際(メイン)であった。
主な出演者
さんせい(先生)
生徒達
- ボビー・オロゴン:ナイジェリア出身。実質上、このコーナーの主役と言っても過言ではない。他の生徒以上に、「ボビーだと思います(ボビーと申します)」「もす!(押忍!)」「一本野菜(一夫多妻)」「揚げ物さん(曙さん)」等、面白い言い間違いや奇天烈な行動をしてはセインに叱られて絞られるのがお約束となっている。しかし、自らの持ち込み企画である柔道を皮切りに、大きく変わっていく。
- エリック・ロビンソン:アメリカ出身。アフロヘアーが特徴的。生徒の中では比較的器用なほうで、日本語もセインに次いで堪能だが、やたらと口が悪く、アドゴニーとはアドゴニーが五月蝿い為か仲が悪い(お化け屋敷編で少し邂逅した)。女好きでセインからエロアフロ、エロメットなどと呼ばれたりする(アドゴニーからヘルメットと呼ばれた事も)。自己紹介や接客などの際に見せる(魅せる)笑顔は、「素敵」の一言に尽きる。「いいじゃない」が口癖。ソウルミュージック、特にジェームズ・ブラウンの大ファン。2003年春に企画を卒業した。
- アドゴニー・ロロ:ベナン出身。愛称はアド。名前を良く間違われる(アドベリー等)。弱気かつヘタレで泣き虫ないじられキャラで、ボビーに次いで登場回数が多く、実質的にボビーの相方のようなポジションだが、「格闘王への道」プロジェクトが始まってからは、ヘタレと不遇ぶりに拍車がかかってしまった(1回、アドゴニー自身が「ヘタレのアドゴニーです」と自己紹介した事もある)。出番をカットされたりとやたらと扱いが悪い。エリックとは女好き同士だが仲が悪い(お化け屋敷編で少し邂逅した)。よく「にゃにゃにゃ」と言う。語学堪能で母国語(ベナン語)の他に日本語、フランス語、中国語、スペイン語を対話可能。動物園の回では猿語も操れることが判明(ボビー曰く野生同士)。将来の夢はぬわすきいっこなし(庭付き一戸建て)に住むこと。
- アブドゥール・ハキーム・アミール:インド洋の島国からなるモルディブ共和国出身。風鈴作り編から。2003年夏からエリックに変わり半年ほど登場した。帰国の理由は日本人相手にボロ儲けするためらしい(今現在は本当に日本人相手にぼろ儲けしている模様)。真面目なタイプだが卑屈な発言が多いのが特徴。
体験入学者
- アーロン・アルドリッジ:イギリス出身。記念すべき体験入学者第1号。ペットショップ編から。ぱのしい(楽しい)を始め惜しい日本語が多い。後輩なのに、ボビーから食事を奢らされていた。
- スティビー・イトパ:ナイジェリア出身。ゲーム会社編から。オーディションでセインに出身地は?と聞かれアフリカっぽいですと答えた(事実、ナイジェリアがアフリカ内の国なのでその通りではあるが)。日本はどうかと聞かれ「いい塩梅」と答えた。参加した際はボビーとナイジェリア語でセインの悪口を言い合っていたり、途中から参加した為に名前を覚えられておらず「どなたちゃん」と言われたりした。
- ガイターノ・サルディナ:イタリア出身。サッカー取材編のみの登場。オーディションで(初めて)タクシーに跳ねられたと答えた不運な体験入学者。
- ホセ・ルイス:メキシコ出身。防災教室編から。スキンヘッドに髭とかなりの強面だが、性格は穏やかで優しい。有名プロレスラーで力が強い。自己紹介の度に「ホセだそうです」「ホセになりました」などと発言する。実はボビーやセインよりも年上の当時51歳(自己紹介では年齢が言えず5歳と発言した)で、セインから度々ホセさんと呼ばれていた。
入学希望者
- ジョナサン・シェア:アメリカ出身。趣味は日本文化や習慣を体験することで、希望の理由は「日本語をもっと勉強したいから」らしいが、ボビーに「うちはムリですね、それ。あたし見てくださいよ」と言われた。
- サイラス・アヨ・クリスティ:ナイジェリア出身。年齢を聞かれた時「およそ30歳です」と答えた。ハトマメ・プロモーション編では帰国したアミールの代役オーディションに参加したこともあり、歌唱力抜群であった。
- ケン・コーガー:アメリカ出身。妻は日本人だが、女房を「のうじょう」「のうびょう」「のうぼう」「びょうのう」「のうぎょう」と言い、ボビーに「びょびょびょうにょびょびょうって何だよ?」と笑われた。
- ダニエル・ピエール:フランス出身。フランス大学の交換留学生だが、ボビーにしり紙交換と間違われた。
- アキン・アキジャイド:ナイジェリア出身。年齢を聞かれた時、「3、4さい」(34歳)と答えたり、お手柔らかにを「おていらかたてに」「おトイレからきたり」と言い間違えた。
- ナタリア・アニオコワ:ロシア出身。コーナー唯一の女性入学希望者。ボビーに「ロシアはあむい(寒い)ですか?」と聞かれ、「あたりまえだろ」と即答した。ちなみにボビーはロシアはインドの近くにあると思っていたらしい。
- クレメント・アダムソン:ガーナ出身。早く人間になりてえです、という某妖怪人間のような発言をしていた。後に世界のみんなに聞いてみたという番組などに出ていたりする。
- サハノンチャイクン・ブンシリ:タイ出身。コーナーでは唯一のアジア系出身者。この時はサノソンチャイクンと書かれていた。愛称はブンちゃん。見た目がチャラい(元々はホストになりたくて日本に来た為)。寿司を発音出来ず「つち」と発音していた。後には世界番付を初めとした海外を扱う番組やドラマに出演するようになる。ファンがTwitterに投稿した当時の写真を見たブンシリは「日本の番組に出始めの頃のボク」や「山登りが趣味なの初めて知った😂」と引用RTで答えていた。
余談
タイトルの「ファニエスト(Funniest)」とは、「面白い(Funny)」の最上級(-est)である。
色々あって、2004年度いっぱいで終了した当コーナーだが、終了から10年ごしに、セイン・カミュが自らのYoutube公式チャンネルで、ボビー・エリック・アドゴニーと再会を果たしている。
関連イラスト
関連タグ
フニクリ・フニクラ:混成合唱の回で挑んだ課題曲。何の偶然か、同番組のコーナー「ご長寿早押しクイズ」のテーマ曲である。数ある爆笑回の中でも、この回は特に人気であり必見である。
ドカポン:ボビー、エリック、アドゴニーの3人が、このTVゲームのCMに出演した事がある。
槇原敬之・ KABA.ちゃん:セイン、ボビー、アドゴニー、アミールの4人の楽曲「ハトマメ」をプロデュースした。前者は作詞作曲、後者は振り付けを担当。
竹原慎二・畑山隆則:格闘王を目指すボビーの打撃力を強化すべく、ボクシングを指導。その際アドゴニーは竹原に、かつて出演していたバラエティ番組の決め台詞を披露してほしいと頼んだが、あまりの迫力に怖気づいてしまった。
埼京線:ボビーが電車での移動によく使う電車運転系統。コーナー内でも度々、登場している。
関連動画
混成合唱の回
ファニエスト外語学院校歌
ボビー達が出演したドカポンCM
ハトマメPV