妖精騎士ガウェイン
ようせいきしがうぇいん
プロフィール
概要
『Fate/GrandOrder』に登場するセイバークラスのサーヴァント。2部後期OPに登場した三人娘の内、巨大なボディを持っていた女性の正体。
第2部第6章『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』開始に合わせて実装。
その実態は、ガウェインを名乗っているだけの別人だった。
容姿
いつものガウェインと違いうぉ……でっか……な見た目をしている。
それもそのはず、身長は190cmと女性陣(規格外であるキングプロテアやバニヤンを除く)の中でもトップで、なおかつ体重も100kg越え。汎人類史のガウェイン(180cm・78kg)よりも大柄である。
鎧や携行しているガラティーンからオリジナルの汎人類史ガウェインの面影を見ることができるが、その鎧の上からも分かるほどの桁外れの爆乳であり、足の肉付きも良い…。
巨乳好きのガウェイン本人も「それにしても、いい身体をしています。ガレスもあの半分ぐらいに育ってくれればいいのですが」と、騎乗槍で殴られても文句は言えないコメントをしている。尤もこれは体格のことを指していて、「騎士としては華奢で小柄なガレスもこの半分くらいたくましければ・・・」という風にも取れる(普段の言動からすれば先ずは前者だろうが)。
レベルアップ時のボイスで確認できるが、この胸は未だに成長中であり、本人にとって悩みの種となっている模様。
性格
同僚と比べて、妖精騎士らしく誇り高く、忠義に厚い性格。
それでいて弱肉強食を旨としており、人間を見下している。キャストリアのバレンタインシナリオでも、何かあればすぐバスターでガラティーン!な脳筋と毒づかれていた。
一方で、「強さには責任が伴う」と語っている事から、彼女なりの矜持があるのであろう。
カルデアに召喚された際には高圧的な口調は相変わらずだが、マスターに対し、一人の騎士として忠義を尽くす事を約束してくれる。
召喚時に心の声が女性口調で話したりと公私で性格が違うようだが…?
能力
ガウェイン同様にガラティーンを用いた剣術を得意とし、火炎を纏わせて敵を焼き尽くす他、腕に巻きついた鎖で敵を絡め取り斬撃でトドメを刺す「ジェイルブレイザー」なる技を持つ。
ちなみに意外に思うかもしれないが、華奢な同僚の方が筋力が高かったりする。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | B+ | A | A | C | C | B+ |
保有スキル
狂化(A+) | 精神に異常は見られないバーゲストだが、定期的に■■を■■しなければならない。この衝動に襲われた後、速やかに解決しなければ発狂し、見境なく殺戮を繰り返すバーサーカーとなる。 |
---|---|
対魔力(C) | 詠唱が二節以下の魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法のような大掛かりなものは防げない。 |
妖精騎士(A) | 妖精の守護者として選ばれた加護。対人・対文明に特化した自己強化だが、他の『妖精騎士』たちへの攻撃行為はタブーとされ、妖精騎士を殺めた妖精騎士は自己崩壊する。 |
ワイルドルール(A) | 自然界の法則を守り、その恩恵に与るもの。弱肉強食を旨とし、種として脆弱な人間は支配されて当然だと断言する。 |
聖者の数字(B) | 汎人類史の英霊、ガウェインから転写されたスキル。日の当たる午前中において、その基本能力が大幅に増大する。 |
ファウル・ウェーザー(A) | コーンウォールに伝わる、一夜にして大聖堂を作り上げた妖精の力。味方陣営を守る強力な妖精領域。 |
捕食する日輪の角(ブラックドッグ・ガラティーン)
- ランク:A
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1〜100
- 最大捕捉:100人
『この剣は法の立証、あらゆる不正を正す地熱の城壁!跪け!『捕食する日輪の角(ブラックドッグ・ガラティーン)』』
自身の霊基成長を抑制させる器官である角を千切り取って自らの理性を殺し、妖精体が先祖返りを起こし肥大化。ガラティーンへと変質した角に黒炎を纏わせ本能のままに振り下ろす(再臨ごとに炎のエフェクトが異なる)。
この過程は「聖剣陵辱」と呼ばれる模様。
ゲーム上での性能
カード構成は本家ガウェイン同様のQABBB、バーサーカー型。
数値上の性能は耐久型で攻撃力は低いが、自前のスキルで攻撃力を底上げして補うことができ、アタッカーとしての運用にさほど支障はない。
ユニットとしての性能は大雑把に言えばタンクキャラ。
タンクキャラの代表格であったジャンヌ等とは違って無敵スキルや回避スキルは持たず、敵の攻撃は真正面から受け止め、損耗したHPは継続回復スキルで補うという珍しいタイプ。
この回復を行うのが、彼女だけが持つユニークスキル「ワイルドルール」。
発動中にガウェインのカードを使うとそのたびにガウェインのHPが回復するというもので、発動中はガウェインで攻撃しているだけでもりもりHPが増えていく。
「ワイルドルール」には、HP回復のほかに敵の強化状態を解除する効果と防御力ダウンを付与する効果もある。
「ファウル・ウェーザー」も同じく、継続的に効果を発揮するタイプのスキル。
味方の被ダメージを抑えつつ、自身が場に存在する限りNPを供給するもので、おもに後述の宝具解放を速めてくれる。
宝具「捕食する日輪の角」を使用すれば、敵全体に強力な攻撃が行える。
が、重要なのは後半の追加効果「最大HPアップ」「スキルチャージを1進める」。
HPアップは失ったHPの回復に役立ち、スキルチャージは、スキル再使用までのターンを短くしてくれる。
スキル再使用までの空き時間をなるべく作らないことが重要なガウェインと非常に相性のよい宝具で、ダメージソースというよりもむしろこの目的で使っていくことが推奨される。
総じて、「ザコ敵が大量に出てくるクエスト」「ボスが複数いるクエスト」のような、通常のサーヴァントでは息切れを起こしやすい長期戦~超長期戦を得意とする。
敵対した場合、「ワイルドルール」が一番の脅威になるため、強化解除耐性を付与する・スキルを避けつつ速攻で倒す・デバフ主体の戦術を使うといった対処法が存在する。
なお、見た目や出自から「魔性」特性を持つと思われがちだが、実際に持つのは「円卓の騎士」(第一霊基のみ)、「妖精」、「ケモノ科」であるため注意。
余談
めろん22がすきそう(本人)
デザインを担当しためろん22氏のFGOへの参加は『マタ・ハリの酒場』『ブレスフル・タイム』以来3度目となる。
初のサーヴァントデザインは、十八番のでかでかで筋肉質なぶっとももの女騎士となった。なるほどね
めろん22「自己強制証明(セルフギアス・スクロール)……成立だ。僕にはこれ以上でかくすることはできない」「僕には、な」
めろん22「悪いが、それはできない契約だ」
この一連のツイートは『Fate/Zero』におけるケイネス・エルメロイ・アーチボルトの最期のシーンにおけるケイネスと衛宮切嗣のやりとりのパロディだが、本当にそんな契約が存在するのかは不明。
身長・体重は「ポケモン」のサイドンや「進撃の巨人」のケニー・アッカーマンと完全一致し、「刃牙シリーズ」の範馬勇次郎にも近い。うぉ……でっか……
担当した井上麻里奈女史はかつて『まほうつかいの箱』で更科洗礼名を演じた。
その外見とCVを担当する井上女史との相乗効果から、多くのマスターに「くっ、殺せ!」(くっころ)感を抱かせているが、実際の彼女は容赦なく殺す側であり、最初の戦闘でも全力で潰しにかかってくる。
ただし、ブリテン異聞帯攻略前に霊基再臨を最後まで進めていくと...?
スキル3のファウル・ウェーザーは「悪天候」を意味するが、日中で強くなるガウェインの力を持つ彼女にこの名のスキルがあるのは一体どういうことなのだろうか。