概要
2012年10月、牡馬クラシックはゴールドシップが菊花賞を制して二冠馬となり、ティアラ路線はジェンティルドンナが秋華賞を制してトリプルティアラ達成。そんな中でジャパンカップは凱旋門賞に挑んで2着の実績を出した前年の牡馬三冠馬オルフェーヴルが帰国初戦として参戦することになり、ジェンティルドンナもこちらに向かったため初の古馬相手が牡牝三冠馬の直接対決となったことに加え、凱旋門賞でオルフェーヴルを倒したフランスのソレミアも参戦したことで超ハイレベルな一戦となった。
他の出走馬は
・同年と前年の天皇賞(秋)勝ち馬エイシンフラッシュとトーセンジョーダン
・同年と2年前の天皇賞(春)勝ち馬ビートブラックとジャガーメイル
・2年前の覇者ローズキングダム
・同年のクイーンエリザベス2世カップ勝ち馬ルーラーシップ
外国からはソレミアの他
・2年前のミラノ大賞勝ち馬、英国のジャッカルベリー
・パリ大賞典勝ち馬インペリアルモナークの半兄、モンジュー産駒マウントアトス
が参戦することになった。
結果
単騎で逃げたビートブラックに対し、後方待機の1番人気オルフェーヴルと先行策の3番人気ジェンティルドンナが襲い掛かり、三冠馬2頭が馬体を合わせての叩き合いとなりジェンティルドンナがハナ差先着して優勝した。3着は2番人気ルーラーシップが追い込み、凱旋門賞馬の7番人気ソレミアは13着大敗となった。
着順 | 馬名 | 性齢 | 騎手 |
---|---|---|---|
1 | ジェンティルドンナ | 牝3 | 岩田康誠 |
2 | オルフェーヴル | 牡4 | 池添謙一 |
3 | ルーラーシップ | 牡5 | C.ウィリアムズ(AUS) |
4 | ダークシャドウ | 牡5 | M.デムーロ(ITR) |
5 | フェノーメノ | 牡3 | 蛯名正義 |
6 | トーセンジョーダン | 牡5 | C.スミヨン(FR) |
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