基礎データ
進化
ヨマワル→サマヨール(LV.37)→ヨノワール(「れいかいぬの」を持たせて通信交換)
概要
黒いローブを纏い、骸骨の仮面をつけた、まさに死神の様なゴーストポケモン。
見た目通りの夜行性で、闇に紛れながらさ迷っている。
他のゴーストタイプ同様恐怖の感情を糧にしており、自らは子供の泣き声が大好き。
悪い子を驚かせ泣かせている為、母親を困らせ叱られたり言いつけを守らない悪い子供は、真夜中にどこかへ連れて行くという言い伝えがある。故に分類が「お迎え」ポケモンなのだろう。
この言い伝えが確認できる現時点での最古の例は『LEGENDSアルセウス』での図鑑説明(シンオウ地方になる前のヒスイ地方時代のもの)であり、そちらでは丑の刻に現れるとされている。実際にこの言い伝えは現地の子供に効果覿面だったようである。
どんなにぶ厚い壁もするりと通り抜ける能力や、姿を透明にする能力を使い、闇の中そっと獲物に忍び寄る。
そしてどこまでも獲物を追い続ける執念深い性格で、狙われたら最後、朝日が昇るまでずっと追いかけられる事になる。
骸骨仮面には眼孔が二つ開いているが、実はその奥にある目は一つだけである。つまりMSのキュベレイなど似たような格好のモノアイなのだ。
この赤い一つ目に睨まれると、屈強な大人でも体がすくんで動けなくなる。
名前の由来は「夜廻る(ヨマワル)」であり、「弱丸(ヨワマル)」ではない。
しかしこの名前で検索しても結構ヒットする。前述の通り「夜廻る」で覚えよう。
ゲーム上での特徴
HPは低いが「ぼうぎょ」と「とくぼう」が高い。この傾向はこの系統が連綿と持ち続ける性質である。
進化先と違い、特性により地面技を無効に出来る。
地震全盛期だった第三世代のダブルバトルでは、耐性の違いからサマヨールではなくこちらを使う人もいたそうな。
その他作品のヨマワル
アニメ
2002年に公開された映画水の都の護神の同時上映「ピカピカ星空キャンプ」にて、ソーナノやバルビート共に本編に先駆けて初登場した。
真夜中に弟のピチューを怖がらせる役を果たした。
鳴き声は「フィッヒッヒッヒ!」と「ヨマヨマ」となっている。
AG編第1話では日中であるにも関わらず、出現し、自転車で走行中のハルカを驚かせた。
ポケダン
『時・闇の探検隊』で銀行を経営している。アニポケを反映してか、「ウヒヒ」という不気味な笑い声をあげる。しかしながら、悪意のあるポケモンではないので、お金に関しては安心して預けていい。
『超不思議のダンジョン』時点では銀行を畳んでいる模様。
ポケモンGO
2017年のハロウィンイベントにてカゲボウズ、ヤミラミと共に第三世代の中から先行実装された。後にヨノワールに進化することが確定しているためにイベント中に乱獲した人も多いだろう。また、数少ない色違いが実装されているポケモンでもある。
イベント終了後は一気に数を減らしたが、昼よりも夜のほうが出現しやすいため、イベントを逃した人は夜にヨマワルを探しに行こう。まあ、次のハロウィンイベントに期待をかけるのも手だが…。