概要
「小峠、またキリトリの金が足りないんだって? いい加減にしねぇと喉ちんこ焼くぞ?」
「お客様の顔面を炙りマァース。炙り〆鯖攻撃ィ!」
「恋バナつまらん奴にはガスバーナー! 1000℃の頭蓋骨を作りまァーす!」
YouTubeチャンネル「ヒューマンバグ大学」のシリーズもの「天羽組の武闘派・小峠華太」の登場人物。フルネームは「永瀬光一」。天羽組に所属する武闘派狂人の1人で改造ガスバーナーを得物にしている。
1000℃にもなる火炎を発射するガスバーナーで敵を炙り殺すことから「ガスバーナーの永瀬」の異名を取る。
人物
容姿
推定30代とみられる。毛先に向かって赤くなるグラデーションがかった黒髪と浅黒い肌が特徴。赤地の豹柄シャツを着用し、金のネックレスと左腕に金のブレスレットを付けている。
天羽夫妻に引き取られた頃は髪を金色に染めていた。
経歴
久我虎徹と似た幼少期をしており、シングルマザーの母親は彼が4歳の時に男と蒸発、それから10年間は天涯孤独の身となって孤児院暮らしを強いられた。その様な境遇の為、グレにグレて不良になっていたが、14歳の時に天羽の妻である京子に拾われ天羽夫妻の養子として育てられている。なお天羽夫妻から食事を出された際は涙を流すほど喜んでいた。特に京子には母親同然に慕うと言うよりも、実の母と信じて疑っていない程である。
性格
天羽組の武闘派の例に漏れず狂人で、人間を焼殺してケラケラと笑っていられるという残忍な性格。人体が焼ける臭いが大好きで、それだけで白飯6杯イケるという常軌を逸した嗜好の持ち主。火炎放射の際は料理…と言うよりも、料理屋を意識したようなセリフを発する。
一方で上記の経歴から天羽夫妻への忠誠心は人一倍強く、京子を傷つけた半グレに対しては明らかにヤバい空気と共に殺意を見せていた。後輩にすぐさまパワハラを働く苛烈な性格ではある反面、どこぞのバカボンとは違って義父の権威を振りかざす行為はしていないため、他の組員達との関係は悪くはなく、寧ろ良好。
なお、彼が登場するまでは、炎を操るヤクザは任侠のない邪悪な仁義外れの極道ばかりであった。
能力
1000℃の炎を発射する改造ガスバーナーを武器としており、動けない敵を改造ガスバーナーで炙り、想像を絶する苦痛を味わわせて惨殺する。また、香月紫苑顔負けの演技派で、残忍な本性を隠しつつ人当たりのいい店員を装ってターゲットに近づき、暗殺めいて不意打ちをブチかましたこともある。
後に白武と交戦した際は、白武のブラックジャックの一撃が自身の体に届くよりも速く貫手を喉に叩き込んで声帯を破壊しており、徒手格闘も中々いける上に相当な身体能力を持っている事と白武程度では相手にならない等、天羽組の武闘派を名乗るに相応しい体術の実力を備えている事が判明した。
声優
声優は元裏社会の最強殺し屋・瓜生龍臣の主人公瓜生龍臣を担当している「ベルベる氏」が担当している。両者は天涯孤独の身であったが、武闘派の組織に拾われたという共通点がある。
活躍
初登場。シングルマザーだった母親の蒸発で孤児となり、その境遇にグレて不良になっていたところを天羽夫妻に拾われたという経歴が描かれた。また、養父である天羽を狙い、養母である京子に重傷を負わせた半グレ集団「KING孤舞羅(キングコブラ)」への粛清に小峠と香月と共に駆り出され、天羽組によって貸切状態の居酒屋で殺戮を繰り広げた(ちなみにKING孤舞羅への怒りは相当なものであった)。その後、小峠の手で天羽組事務所の地下室に連れ込まれたKING孤舞羅のリーダーの頭蓋骨を1000℃に熱して惨殺した。
「殺す殺す殺す殺す……」
(半グレに今日のオススメはと問われ)「今日は、いい炙りがありますよ!」
(半グレ「炙りって何の炙りだよ? サーモンか? エンガワ?」)
「オカシラです……」
(半グレ「オカシラ? だから何の!?」)
「半グレのオカシラだよぉ!」
- 6月1日付の動画(状況整理)
久々に登場。天京戦争の最中、天羽京子を殺そうとしたブラックジャックの白武を迎撃に出ることが発覚。同時に京子のことを警護していたことが判明。
天羽組組長の妻天羽京子を殺そうとしたブラックジャックの白武の背後に不意打ちのように現れる。直後に白武に殴り掛かられるも貫手で喉仏を潰し、残っていた片目をガスバーナーで炙ったうえで、頭に鉛玉をブチ込み殺害した。
「もしもぉーし、京極組の人ですかぁ? 何でウチの姐さん見てますかぁ?」
「お前、京極組の白武って片目のやつだよなぁ? ところでお前、朝食食った? 俺はまだなのよ」
「目玉炙りまーす!これがホントの目玉焼き!ヒャハハハ!」
余談
正式にフルネームを紹介された組員でありながら、初登場話である2022年1月9日付の動画以降数ヶ月以上にわたって出場の機会が与えられず、総集編などの動画でも一切言及されたことがなかった。このため彼の状況に疑問を持つファンは少なくなく、公式twitter内でも永瀬に関する話題が高頻度で上がっていた。同年6月になるまで公式からの反応は全く無かったが、遂に6月4日の動画にて再登場を果たした。
一部の視聴者からは「永瀬の人気がないのは武器がダサいから」という身も蓋もない意見が上がっており、別の視聴者からは「今のようなスプレー缶式の小型ガスバーナーでなく、もっと大型の強力な火炎放射器を装備させれば、永瀬の人気はもっと上がるのでは?」という意見も上がっている。
関連タグ
日下晋平:組長の息子つながり(こちらは実子であり組には所属していない)。しかし永瀬とは違い親の威光を振りかざしシマ荒らし同然の行いを繰り返してきたため組員からは蛇蝎のごとく嫌われている。最終的に知らず知らずのうちに河内組に喧嘩を売って京極組を危機に晒し、その落とし前として構成員から見捨てられ、河内組の幹部に始末された。
ガソリン兄弟:敵対組織京極組の炎を操る極道。こちらは二人組で、永瀬以上に残虐非道な焼殺マニア。最終的にやりすぎて京極組から追い出され、それでも懲りずに悪事を続けていたところ、永瀬と中の人が同じメロンパンマンに二人揃って焼き殺された。
火炎瓶の南田:炎を操る天羽組関係者。両者ともに残忍で苛烈な性格ではあるものの、暴力で後輩に当たり散らすなど狭量な性格である外道なため組を離脱する前から後輩からも嫌われていた(永瀬も脅すことはすれど少なくとも不条理な八つ当たりで後輩を痛めつける描写はなかった)