神里家の家司。稲妻で活躍する「顔役」でもある。
「ワン!」
~太郎丸
「太郎丸が言いたいことは、トーマさんは面倒見がいい、優しい友達だが、人の面倒ばかり見てないで、自分のこともちゃんと…いや待て、何を笑っている!俺は太郎丸の言葉を代弁してやっただけだぞ!」
~ゴロー
概要
オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。
天領奉行の屋敷はとても大きい。トーマのように優秀な家司がいれば、屋敷内の煩わしい事務も上手く片付くんだがな。もし彼が神里家に仕えたくないと思う日が来れば、ここへ来て手伝ってもらいたいものだ…だが、そんな日が来ることはないだろうな。
~トーマについて…九条裟羅
人物
離島(いわゆる出島)の顔役をしている青年。稲妻に来たばかりの旅人を助ける。
ただ助けるだけでなく、旅人を試すような様子も見られ、離島の顔役というのもわずか一ヶ月で離島の住民や北斗と親しくなっていったものであり、顔役になった目的も旅人と接触する機会を得るためだった。
その正体は、"社奉行"神里家の令嬢である神里綾華の側近。彼女のことを「お嬢」と呼び、綾華の意向もあり主従というよりは友人に近い。
立場上、直接動くことが難しい綾華の代わりに行動している。他国での旅人の活躍はすでに知っており、ある問題の解決に彼/彼女の協力を得ようとする。
実はモンド出身者であり、異常なまでの社交性もモンド人の気風からではないかとも言われている。普段は親しみやすい表情を崩さない彼だが、時に社奉行屋敷の片隅で独り物思いにふけっている事もあるという。
少々イタズラ好きな面もあるのか、あるイベントで綾華、旅人、パイモンと親交を深めるために「鍋遊び」という食事会を実施した……のだが、その実態はなんと闇鍋。
しかも、本人が一番ノリノリでトンデモ食材を持ち込み、それらの「当たり」をほぼ全て自分で食べる羽目になるというオチまでついてきた。お嬢を巻き込んで何やってんだか……(綾華もケーキを鍋に入れていたが)。
能力と戦術
2021/11/2~11/23の期間限定祈願(ピックアップガチャ)「彼岸満開(復刻)」で追加(限定キャラ以外はピックアップ終了後は恒常祈願「奔走世間」に追加される)。
元素スキルでも元素爆発でもシールドを展開可能で、特に元素爆発を軸にしたシールド持続能力に優れている、防御性能に特化したタンク(サポーター)。
- 通常攻撃・瞬破槍勢
最大4段。3段目は2段ヒットする。軽快な縦振りを中心とした独特のモーションを持つ。
ダメージ倍率は高いわけではなく、装備でカバーしなければ主力に出来る性能とは言い難い。
元素スキルや元素爆発メインと割り切り、非常用として運用した方が良いだろう。
- 元素スキル「烈炎侍立」
「火に気をつけろ」
地に突き立てた槍を支点に蹴りを放ち、炎元素範囲ダメージを与えると同時に「烈炎侍立シールド」を生成する。
「烈炎侍立シールド」のダメージ吸収量はトーマのHP上限を元に算出され、炎元素に対して特に高い防御効果を持つ。また、重ねがけが可能で、持続時間は新たに生成したシールドのものが上書きされ、ダメージ吸収量は残っている分を持ち越せる(持ち越せる吸収量の最大値は元素スキルで張れるシールドの約2.7発分)。
キャラ突破Lv1(Lv20~40)で天賦「重装甲冑」が開封され、フィールド上のキャラが「烈炎侍立シールド」を生成or更新してから6秒間、シールド強度が+5%される(0.3秒に1回発動可、最大5重(+25%)まで)。
重ねがけと時間延長が可能で天賦によって効果がさらに高まるという前代未聞のシールド特性を持つが、15秒のクールタイムに対して烈炎侍立シールドは8秒しか持続しないため、この効果を活かすには元素爆発に頼る必要がある。
- 元素爆発「真紅熾炎の大鎧」
「オレが守るよ」
槍を振り回し炎元素範囲ダメージを与えると同時に「熾炎の大鎧」を創造する(持続時間15秒)。
「熾炎の大鎧」の効果を受けたフィールド上のキャラクターが通常攻撃を行う時、前方扇状に炎元素の追撃を発生させ、さらに「烈炎侍立シールド」を生成する。この効果は1秒に1回発動可能。
生成したシールドはダメージ吸収量以外は元素スキルのシールドと同じ特性を持つ。
キャラ突破Lv4(Lv60~70)で天賦「進撃の烈炎」が開封され、トーマのHP上限の2.2%が追撃の炎ダメージに上乗せされるようになる。
一度に付与されるシールドの吸収量は元素スキルで付与されるそれの1/7程度で雑魚の一撃でも容易く叩き割られるが、これが攻撃の手を休めない限り1秒に1回付与され、それらの効果が累積し、さらに天賦によって強度が最大+25%されるため、効果時間中はシールドの絶え間ない張り直しによって中途半端な攻撃は受け付けなくなる。元素チャージ効率を高め命ノ星座の効果も頼ればシールドを常に張り続ける事も不可能ではない。
- 天賦「懸鯛狩り」
トーマを取得すると、稲妻エリアで釣りを行った際、20%の確率で魚を2倍(1尾多く)獲得できるようになる。
稲妻釣り協会で交換できる★4長柄武器「漁獲」の交換には稲妻の特定の釣り場でしか釣れない魚も必要なのでトーマがいると心強い。
あくまで確率でなので全然発動しなくてボウズで終わってもあしからず。
- 命ノ星座
- 1凸……自身の生成した「烈炎侍立シールド」で守られたトーマ以外のキャラが攻撃を受けた時、トーマの元素スキルと元素爆発のクールタイム-3秒(20秒に1回発動可)。
- 2凸……元素爆発の持続時間+3秒。
- 4凸……元素爆発発動時、トーマの元素エネルギーを15回復する。
- 6凸……「烈炎侍立シールド」を生成or更新してから6秒間、チーム全員の通常攻撃(&重撃・落下攻撃)のダメージ+15%。
余談
- かわいい動物が好き。後述するデートイベントの中にも動物に関連するエピソードがある。
- 好きなものはおでん。だがおでんそのものよりも、大鍋を囲むことで生まれる賑やかな食卓の方を好いているフシがある。苦手なものは酒。自分で自分の出身が本当に"酒の国"モンドなのか時々疑いたくなるレベルの下戸だとか。
- 父親は稲妻人で母親はモンド人のハーフであり、何かしらの事情で稲妻に帰った父を心配して自身も稲妻へ渡ったが、途中で船が嵐で難破して路銀を失う。続けて父が行方不明な事も分かり途方に暮れていた所を神里綾人に出逢い、神里家の家司になった経緯を持つ。
- 今もモンドにいる母には時折手紙を送っており、父も暇を見ては探している。
- 楓原万葉の親友はトーマの友人でもあり、万葉と再会した際に親友の死を共に悔やんだ。
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~~以下、魔神任務第二章以降のネタバレ~~
ストーリーにおいて(魔神任務第二章ネタバレ注意)
稲妻国民を苦しめる「目狩り令」を撤回させるため、綾華の命で極秘裏に行動していた。当初は難色を示していた旅人も、実際に「目狩り令」の被害者の様子を目の当たりにすることで協力することを決断。
しかし、ようやく協力関係が結べたのもつかの間、トーマ自身が「目狩り令」により拘束、神の目を没収されそうになる。旅人の介入で難を逃れたものの、旅人が雷電将軍に目を付けられ指名手配されてしまう。
これによりこれ以上行動を共にすることが出来なくなったため、ゴローたち抵抗軍を頼ることを提案。自分や神里家は抵抗軍とあまり仲が良くないため(※)、旅人とは別行動となった。
※冒頭のゴローのセリフのように個人の仲が悪いわけではないので、おそらく(一応)幕府側という立場上、抵抗軍と親しくできないと思われる。
以降は神里家の直轄である木漏茶屋から出られない状態だったが、目狩り令廃止後は、綾華や天領奉行当主代行である九条鎌治たちと協力しながら稲妻の立て直しに尽力している模様。
なお、Ver2.2で実装されたデートイベント第3弾で対象キャラとなる。