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すみしもの編集履歴2022/07/29 11:18:39 版
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すみしも

すみしも

すみしもとは、艦隊これくしょん-艦これ-に登場する『霞』と『初霜』のカップリングまたはコンビタグ。

概要

すみしもとは、艦隊これくしょん-艦これ-に登場する『』と『初霜』のカップリング、コンビタグである。

いわゆる史実系カップリングの1つ。

公式展開においては完部隊として並ぶことが多い。

ゲームにおいて、2隻とも「改二」が実装済み。また、2人とも「坊ノ岬沖組」共通の意匠(「霞」は改二乙のみ)を持つ。

両者とも「火力より対空・対潜に秀でたステータス」「幸運の高さを活かした夜戦の切り札としての役割」など、ステータスの振り分けや戦闘スタイルもよく似ている。

さらに2021年10月の更新で初霜改二に「上陸艇」系/「大型電探」/「司令部施設」系が装備可能になる。これは司令部施設系を除けば、霞改二乙も実装当初から持つ特性であり、初霜も同じ特性を持つに至ったのは、なかなか興味深い発展と言える。

一方でその性格は、傍から見れば真逆と言えるほど。

提督からのおさわりを「艤装の位置直し」と受け取るほどお人好しな初霜に対し、上官だろうと問答無用で叱責するスパルタ気質で滅多に褒めることをしないのが霞である。

ただ厳しさの中に情の厚さを隠しきれないのは霞の方であり、むしろ初霜はどこまでも優しい一方でその優しさを決して特定個人だけに向けようとしない

同様に文句は言いながらも状の厚さから渋々と融通を利かせる霞に対し、実は上述の博愛主義もあって本当に強情で一線を譲らないのが初霜だったりする。この違いはケッコンカッコカリでの告白を知れば一目瞭然となる。

両者の性質の違いは、俳句季語として見ても対である。

「霞」は【春霞(はるがすみ)】の言葉があるように、穏やかで華やかなの季語である。

対する初霜は、朝に降る冬の訪れを告げる、侘しさや厳しさを予感させるの季語に当たる。

偶然とはいえ、名は体を表すとはよく言ったものだろう。

こうした違いから、提督の一部では両者にライバル関係を見出す者もいる。

同郷の士

「霞」「初霜」、また、「霞」に関わりがあり「霜」の名を持つ「清霜」は同じ浦賀船渠で建造された(「朝霜」は藤永田造船所)。

時雨」や「」などを輩出しているため幸運艦が生まれる場所と呼ぶ声はあるが、「子日」や「深雪」・「狭霧」・「山風」などもここ出身なのでそうでもないかもしれない。

ちなみに北号作戦の本土近くで先導しようとしてくれた(が速力が足りなかった)樅型駆逐艦の「蓮」、二人の上司である「阿武隈」、霞と同日に散った「五十鈴」もここ出身である。

同郷の艦娘カップリングには、他に「秋風雲」「あぶしお」「ぬい霜」「しらすみ」等があるが、うち、「秋風雲」では、戦中初霜艦長から秋雲艦長となり戦没した入戸野篶生少佐がいたり(初霜・秋雲・風雲はキスカ島撤退作戦で一緒だったりする)、風雲艤装員長・初代艦長から第41駆逐隊司令に転じた吉田正義中佐(41駆司令時は大佐)が乗り組んだ冬月に、同じく霞艦長から冬月艦長に転じた山名寛雄中佐が共に坊ノ岬沖海戦に参戦した等の関わりがあったりする。

はつしぐれ」の「初霜」「時雨」は「霞」編入前の名義上の「第21駆逐隊」構成員だった時期もある。

戦歴

  • 共に第一水雷戦隊の功労艦であり、初霜は在籍最長、は旗艦の阿武隈と出撃した名前の付いた海戦が最多である。
  • 末期の第一水雷戦隊、引き継いだ第二水雷戦隊において臨時旗艦を勤めた。
    • 霞は一水戦旗艦として「第二次/第四次多号作戦」の艦隊を率いており、この時に沈没した輸送船の救助に向かった霞(座上の木村提督)に対して、初霜(の艦長の酒匂雅三氏)は崇敬の念を抱いたという。その後、二水戦旗艦(司令官は引き続き木村提督である)として「礼号作戦」「北号作戦」(司令官は古村啓蔵提督に交代)に参加している。
    • 初霜は「坊ノ岬沖海戦」における矢矧戦没から二水戦解隊まで
  • レイテ沖海戦惨敗後、二隻で「榛名」「妙高」らの護衛任務を経験している。

「霞」とほかの「霜」たち

「霞」と関わりのある「◯霜」には、他に清霜朝霜がおり、清霜の場合はきよすみタグが多い(霞受けとは限らないし、こちらも初霜受けとは限らない)。「朝霜」とは記事作成時には本タグでの作品が存在しなかったが、史実では関わりがあるので参考までに解説する。

「霞」と「朝霜」・「清霜

  • 帝国海軍最後の戦術的勝利を収めた「礼号作戦」で共に戦った。→礼号組
  • 当初「初霜」も参加予定ではあったが、「初霜」は「妙高」の護衛のために不参加になっている。

「霞」・「朝霜」・「初霜」

なお、上記4隻のうち唯一終戦を迎えている初霜は、1951年に現・JMU舞鶴事業所で解体された。

関連イラスト

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