リンクテキスト*図鑑データ
「五十鈴です。水雷戦隊の指揮ならお任せ。全力で提督を勝利に導くわ。よろしくね。」
概要、出撃します!続いて!
長良型2番艦の艦娘。
艦名の由来は三重県伊勢市を流れる宮川水系の一級河川「五十鈴川」から。
同型・同担当絵師の長良や名取と比較すると分かるが、この時点で既に14cm単装砲を降ろし高角砲と防空機銃に換えられた防空巡洋艦の姿となっている。
軽巡洋艦時代の姿が担当絵師のツイピクで描かれている。
他の軽巡洋艦よりも一回り高い対潜能力を持つが、それ以外の理由でも有名。
……容姿? 気が散るんだけど。何がしたいの?
制服は茶色い襟とノースリーブのセーラー服で、前期長良型共通のもの。手首まである腕貫きをしているのも共通している。
まず目につくのが、白いリボンでまとめたボリュームのある深い海色のツインテールと、ターコイズブルーの瞳。
通常立ち絵では脇が見えそうで見えない。どちくしょう。
その代わりではないが素晴らしいπ/を見せつけてくれている。大きさこそほどほどだが、これはのちにエライことになった。
艤装は肩から下げた探照灯の付いたサブマシンガン型の12.7cm連装高角砲、腰回りにマウントされた三つの煙突型の主機艤装に四連装魚雷発射管、マシンガンと同タイプの高角砲と機銃を配している。
性格は五十鈴の十八番(おはこ)よ!
勝ち気な自信家で、山本五十六や山口多聞が自身の艦長を務めたことを誇りにしている。少し幼い雰囲気を残してはいるが、その実態はバリバリのキャリアウーマンなお姉さんだったりする。
実際に五十鈴に乗艦した歴代将校の中には、華族出身の侯爵が二人も乗艦し、さらに皇族出身の音羽正彦少尉を砲術士として乗せるなど、貴人将校から愛された艦でもある。そこから「貴族船」の通称も付いただけに、彼女の気位の高さも頷けるだろう。
提督に対しては可も不可もなく、普通に接してくる。若干上から目線なところもあるが、提督がどこまで出世していけるかを楽しみに見守っている様子。また提督に心配をかけまいと気丈に振る舞う場面も多いことから、提督のことを信頼しているようだ。
『ガールズ&パンツァー』の登場人物である五十鈴華とは名前つながりだけでなく、担当声優が共演しているという関係をもつ。
え?人気の理由?あら、普通にあたりまえだけど。良いんじゃない。
十二鈴を参照。
電探稼ぎ用としての扱いは悲惨の一言であるが、新米提督にとっては(個人差はあるが)比較的容易に入手でき早々に改造が出来るので、改二のレベルに届かない序盤においても頼もしい艦娘である。
電探を狩られるのもその新米提督からなのであるが…。
改二
2013/9/25のアップデートにて、改装第二段階が実装された。
艤装が大きく変化し、なにより大変ご立派な胸部装甲となった。
対潜能力が全艦娘の中でもトップクラスではあるが、対潜攻撃のダメージは装備に大きく依存するのでメリットは薄い。ただし2016年6月30日のアップデートで「無条件で対潜先制爆雷攻撃が発動可能」という個性が付いた。これは早い話が対潜版甲標的と言うべきもので、他の艦では100以上の対潜値+ソナー装備でなければできないものである。
またあまり影響は無いが素の射程が他の軽巡洋艦と異なる。メリットにもデメリットにもなりうるが、砲を搭載する場合は何の意味もない差異ではある。
詳しくは→五十鈴改二へ
性能、助かるわ。もっと働ける!
改までの時点ではほかの軽巡とステータス面は変わらないものの、改二になることで大きく性能に変化が生まれてくる。
詳しくは五十鈴改二に譲るが、その性能の多様ぶりは他の艦娘には真似し難いマルチロール型といえ、初心者提督にとっては装備面で助かり、中級以上の提督にはその多才ぶりに救われるという、器用な立ち回りが最大の特徴といえる。
夜戦・対空・対潜の三面を一気にカバーできる、キャリアウーマンな性格がそのまま反映されたような“デキる艦娘”といった仕上がりである。
関連イラスト、突撃!
関連タグがあるわ。よく読みなさい。
第二水雷戦隊:早潮(艦隊これくしょん) ※史実で同郷。戦中の臨時旗艦つながり
第三十一戦隊:梅(艦隊これくしょん)・桃(艦隊これくしょん) ※言及する部下
小沢艦隊:初月(艦隊これくしょん) ※言及する僚艦