概要
cv:朝ノ瑠璃
魔界トランシルヴァニアを治めるヴァンパイア族の姫であり、ヴァンパイア族が平和的に食糧である血を得る為に日本中に建設している献血センターの神保町支部の支部長でもある。父親の為に彼が仲間にしたいと評しているゆりねを仲間にスカウトする目的で教育係のアトレと共に神保町に来訪した。小柄な体型の美少女。一人称は「わらわ」で語尾に「~じゃ」と付ける事が多いザ・のじゃロリっ娘。他の悪魔を平民悪魔と見下す傲慢な性格だが、実力は無いに等しく邪神ちゃんよりも遥かに弱い。性格も本当はヘタレであり、教育係のアトレに頭が上がらない。犬が苦手。純血種のヴァンパイアなのでニンニク、十字架、聖体、銀の杭が効かず、短時間なら日光にも耐える事が出来る上に再生能力も持っており、頭を吹き飛ばされない限りは死なない。魔法のような力も使えるのだが、そもそもケンカに弱いのであんまり役に立ってない。早い話が、邪神ちゃん2号である。
邪神ちゃん曰くヴァンパイアは魔界でヤクザ的な立場にある種族らしく、心優しいメデューサにも狂暴又は人間界で悪い事をしていると言われる程に評判が悪い様子である。だが、本人はゴロツキ達が一般悪魔達に迷惑を掛けない様に取り纏めている必要悪を自負しており、後ろめたさを感じていない。人間の血を自由に吸えない事に不満を抱いており、児童養護施設『アイアンコマンドー』の少女『大地』(ぽぽろんのファン)を襲ってリエールに撃退される事件も引き起こしている。これは天界との協定違反になりかねない一大事であり、流石にこのときはケジメとして指詰めせざるを得なかった。
ちなみにゆりねは家や大学の事があるので現時点ではヴァンパイアになる気は無い(憧れはある)模様。ミノスはゆりねが悪魔になったら一緒に長く過ごせて嬉しいと思う程度でゆりねの意思に任せている。邪神ちゃんとぴのは自分の都合で激しく反対している(エキュートはぴのに首を絞められて殺されそうになった)。