曖昧さ回避
- ゲーム『ドラゴンクエストⅦ』に登場するキャラクター。本項で解説。
- ゲーム『ポポロクロイス物語』に登場するキャラクター。→ガボ(ポポロクロイス物語)
概要
見た目は10歳前後の少年のようである。薄緑のズボンに紺色のマントを羽織り、髪の毛は腰まで伸ばしている。
もともとはオオカミの子供、しかも困った人々を救う「白いオオカミ」の子供という特別な存在であったが、とある魔物によって姿を人間の少年に変えられてしまったものである。
主人公のアルスたちに見つかったのをきっかけとして、主人公、マリベル、キーファ、メルビン、アイラとともに、魔王を倒す旅に出る。
ストーリー進行上必ず仲間になるキャラ(主人公除く)の中では加入してから唯一一度もパーティからの離脱がないキャラクター(神さま復活後、クリスタルパレスに向かうまでの間は例外的に離脱している)。
性格
快活で、食いしん坊の男の子。ときどきとぼけた発言もするが、意外と空気を読む能力がある。狼なので鼻が利き、人間に化けた魔物を見分けるなどの活躍を見せる。
過去のダーマ神殿の大神官であるフォズに好意を持っている(年齢や性格的に恋心ではなさげだが)らしく、現代のダーマ神殿で会話すると、「転職はフォズ大神官のところじゃないとやだ」と駄々をこねる(あくまで会話のみでちゃんと現代でも転職はできる)。
ステータス
素早さが高く、ちからもそこそこだがMPと防御力はかなり低い。また、Ⅲの武闘家のように剣など身体に合わない武器を持たせると攻撃力が下がってしまう。
特技
もともとオオカミであったので、仲間のオオカミを呼び出し攻撃などを命ずることができる。
- ほえろ:オオカミの遠吠えで敵をすくませる。
- かみつけ:オオカミにかみつかせて敵1体を攻撃。
- ひきさけ:オオカミを呼び出し、敵1グループを攻撃。
- とおぼえ:オオカミの群れを呼び出してランダム攻撃。
外伝作品
「ドラゴンクエストヒーローズ2」にはマリベルと共に登場、本作では装備武器は爪に固定。
3DS版Ⅶでは終始オオカミに跨ったままでいたが、ヒーローズ2ではPS版同様に自分の足で立って移動する。
必殺技は、Ⅶユーザーにとってはすっかりお馴染みとなったどとうのひつじ。
余談
ドラゴンクエストヒーローズ2以降彼の声を担当している田村睦心氏は、ドラクエ関連では他に3DS版ドラゴンクエストⅧではポルクを、モンスターバトルスキャナーではドラゴンスキャナーを演じている。
関連タグ
ロトの紋章:PT最年少の男の子ポロンが登場する。元々は普通の村人だったが賢者カダルから力を継承されたことで否応なしに世界を救う宿命を負わされる。モンスターと意思疎通が可能で、当初は3匹の小柄なモンスターをお供に連れていた。「元々の立場から強制的に別の立場にされる」「(外見的な意味で)異種族と意思疎通が可能で一緒に戦う」という点でガボと共通点がある。また小柄な女の子との恋愛要素もある。
ガウ(FF6):ファイナルファンタジー界の野生児。もっとも、ガボを野生児と呼ぶかについては疑問もあるが。