「vanitas vanitatum.et omnia vanitas.────ecc.12:8」
CV：種田梨沙
プロフィール
人物
メインストーリーVol.3「エデン条約編」から登場した生徒。トリニティ総合学園の謎の転校生であり、補習授業部の一員。
トリニティに慣れていない事と前の学校での影響があるのか行動は少々変わっており、モモトークや絆ストーリー等では駄目なミリオタじみた愉快な言動をすることも。誰が呼んだか美少女相良宗介。
事実、メインストーリーVol.3「エデン条約編」ではガスマスク姿で初登場し、正義実現委員会相手に籠城戦を仕掛けると言う問題行動を敢行して捕縛されていた。（仕掛けた理由はとある理由から暴力容疑を掛けられ、確保から逃れようとした為で、やられたらやり返すと徹底的に交戦するつもりであった）
その際、占拠した倉庫にあった訓練用催涙弾を1トン程爆破したりブービートラップやIED（即席爆弾）まで使用するかなり本格的なゲリラ部隊じみた戦法を見せ、弾切れになるまで粘る等、戦闘行動に対する熟練度の高さが窺える。
補習授業部としての活動の際にも見回りと称して夜中に防衛用にブービートラップを仕掛けている。
とある理由から学習のペースが遅れており、二年生ではあるものの一年生用のカリキュラムを受けている。その学力は決して良好とは言えない模様。
補習授業部に編入され先生や他の部員と共に落第の危機を脱出しようとするが、実施された第一次特別学力試験の結果は32点。不合格だった。ヒフミ談によるとこの試験は「小テストみたいなレベル」だったと言う。
合格点である60点のおよそ半分でありながら「紙一重だったか」と発言するなどツッコミどころは無数にあるが、その後の下江コハルおよび浦和ハナコの結果を鑑みると多少は希望が見えてくる。その後も皆との勉強と生活を楽しんでおり、成績も無事に上がっている。
実は可愛い物が大好きであり、ヒフミに布教…オススメされたペロロ様を筆頭とするモモフレンズグッズを目にした時は満面の笑みで可愛いと口にするなど普段の物騒な面持ちとは違った一面を見せる。
お気に入りはスカルマンとペロロ博士の様子。
ロード画面イラスト(「いつもの集中タイム」)により上着の下はノースリーブであることが判明した。
衣装
水着
イベント「夏空のウィッシュリスト」では中心人物の一人になり、水着姿がお披露目された。
ヒフミが彼女に海を見せたいと思い戦車を無断で借りようとした所を、何を間違ったかまた正義実現委員会と戦闘を起こしてしまう。
結局ヒフミと共に確保されてしまうが、ツルギとマシロも海へ同行するという形でこの件は事なきを得たが、やって来たビーチ無為ヶ浜にてまたもや珍行動を連発するのだった。
思考がミリタリー寄りなマシロとは気が合う一面も見られ、一緒に砂の城(要塞)を築いたり、スイカ割り勝負(実銃を用いた狙撃勝負)を行い腕を認め合っていた。
武器
固有武器の名前は「Et Omnia Vanitas」。
モデルはL119A1の15.8インチ銃身モデル。特徴的な銃身のライフルグレネードアダプタやフロントサイトなどはそのままとなっている。
アクセサリーはストックとグリップがマグプルのMOE風に変更されているのみで、照準器もアイアンサイトのみ（リアサイトはレールマウント）となっている。
「トリニティの夏、ゲヘナの夏。アニメPV」においてはバイポッドを装着しており、体操服とスクール水着時の立ち絵では2点式のスリングを付けて背負っており、スリングは即座に外して構えられるようコブラバックルが正面側に来るように取り付けられている。
また、銃身（ハンドガード）には旧約聖書の「コヘレトの言葉」（伝道の書）12章8節の言葉である「VANITAS VANITATUM. ET OMNIA VANITAS」が刻まれている。
これはラテン語表記で、日本語に訳すと「伝道者は言う、「空の空、いっさいは空である」」という意味になる。
ストーリーVol.3で登場するアリウス分校のメンバーの装備やエンブレムにも同じ聖書の一節を示す「ECC.12:8（「伝道の書12章8節」の英文省略形）」が書かれており、アリウスのロゴがおそらくはヴァニタス（静物画）からの引用であると推測される。
性能
「交戦を開始する。」
通常版
爆発属性、重装甲でARを使用するポジション:MIDDLEの☆3アタッカー。
30秒毎に敵1人に対してダメージに与え、防御力を割合減少させるノーマルスキルを持ち、更に弱体状態の敵に対して自身が攻撃する際に追加ダメージを与えるサブスキルを持つ。
EXスキルも敵1人に対して攻撃力の最大2023%分のダメージを与える単体特化のスキル構成であり、事実上総力戦ボス特攻キャラと言える。
実際の総力戦環境においても爆発タイプが有利な総力戦・ヒエロニムスおよび総力戦・KAITEN FX MK.0の両方で優先採用されており、総力戦Tier上位の評価を下されている。特に屋内戦・ヒエロニムスは同時実装された経緯もあり最適アタッカーの一人と評される。
ちなみに多段ヒット扱いの為、KAITEN FX MK.0のシールドを一発で剥がせる。
EXスキルを使用してメインアタッカー運用しても良し、EXスキルを使わず防御力デバフに徹する置物運用も良しと使用感も良好。EXスキルを使用する時はアズサ自身のノーマルスキルや他キャラのスキルで弱体効果が付与されていることを確認するのがよりダメージを伸ばすために重要。
ボスに対して強力な性能を発揮する反面、通常任務や拠点防衛のような複数の敵が同時に出現する任務の適正はさほど高くない。屋内地形有利の爆発キャラを要求される任務7面や指名手配のカイテンジャー処理役として採用する分には有用。
これらの強力なスキルとバランスを取る形で攻撃力などのステータスが他のAR所持キャラに比べて控えめに設定されている。星3でも問題無く運用できるが、総力戦上位を目指すなら星上げも視野に入れるのが吉。
AR装備ユニットとしては珍しく、射撃時には連射をせず、単射で狙って撃つ。
そのため、攻撃力が控えめな事もあって秒あたりの火力はARユニットとしては低くなっている。（これは水着verでも同様）
水着版
神秘属性、軽装備でARを使用するポジション:MIDDLEの☆3アタッカー。
通常verと同様こちらも単体に特化したスキル構成。
大きく異なる点はEXスキルが単発ダメージと持続ダメージ、いわゆるDoTに分かれている部分と代名詞である防御力デバフが攻撃時に30%の割合で発生する追加効果になっていること。
代わりにノーマルスキルには35秒毎に会心ダメージ率を割合上昇するスキルが配されている。
EXスキルは持続ダメージと言えど侮るなかれ。20秒の間に5回もダメージが発生し、なんとそれぞれに表記通りのダメージ倍率が適用される。
Lv1でも単発651%+406×5%=2681%のダメージが発生し、Lv5まで強化すると847%+650×5%=3250%と言う驚異の威力を発揮する。
ただし持続ダメージ部分はクリティカルが発生しない。
サブスキルは通常攻撃を含めた全ての攻撃で防御力デバフの効果が発生するため、水着アズサの前に立つ敵は殆ど永続的に防御力を減らされることとなる。
これらの性能が総力戦・シロ&クロのシステムとマッチした結果やはり優先採用キャラと化している。
特に屋内戦・シロ&クロは地形適正Sも相まって水着アズサの有無で難易度が劇的に変化するとまで評されている。
通常verと同様複数戦はそれほど得意ではない。
通常攻撃でも防御力デバフが発生するので置物枠として連れていく分には活躍してくれるだろう。
また攻撃力などのステータスも他のAR所持キャラと比較して控えめに設定されているため、星上げ優先度はやや高い。
余談
アズサは胸元と左袖にアリウスのエンブレムを付けており、PV2でもアリウスのメンバーとかかわりがある描写がされている事から前の学校とはアリウスではと推測されてたが、ミカのセリフで確定した。
初登場時に装着していたガスマスクのモデルはSASでも採用されたS10レスピレーターと思われる。
ちなみに先述した使用銃のモデルであるL119A1もSASで採用されている。
関連イラスト
関連タグ
相良宗介:ある意味似たキャラ 短編集やふもっふ側の宗助と似た面がある
天々座理世:ある意味似たキャラその2 こちらは担当CVが共通している。
