プロフィール
概要
高校時代まで剣道部に所属しており、音楽とは全く縁のない生活を送っていた。
高校生の頃に山口の歌を聴いた継父がそのポテンシャルを見出し、歌手の道を勧められる。
テレビ番組のオーディションに合格したため音楽学校に通うことになったが、講師の一人(劇団四季の作曲家だった)に劇団四季のオーディションを勧められる。
ところが山口はダンスが苦手だったため、コーラスラインのオーディションに落選。
幸いにも浅利慶太から素質を見出され劇団四季研究所に入所、1981年に入団を果たす。
劇団四季在籍時は劇団四季の看板スターとして有名で、ジーザス・クライスト・スーパースターやオペラ座の怪人、ウエストサイド物語と数々の作品で主演を務めた。
1996年に退団し東宝芸能を経てロックリバーに所属。以降も大作ミュージカルに出演し続けている。
1998年よりテレビドラマへ出演するようになったが、歌を披露することはなく、歌番組への出演も見合わせている。
但しアース製薬のノーマットのCMは例外であり、2017年まで放送されていた。
人物
世界三大ミュージカルと称される「オペラ座の怪人」、「キャッツ」、「レ・ミゼラブル」すべてに出演した稀有な俳優。
内2作品で主演を務める、正しくミュージカル界の帝王である。
またエリザベートでは2000年の初演から12年間に渡りトート役を務めていた。
それ以外にもウィーンミュージカルで重要な役を務めており、その功績を称えられ一路真輝や花總まり、井上芳雄と共にオーストリア共和国有効栄誉金賞をオーストリア政府より授けられている。
出生地が鹿児島県故か、テレビドラマでは島津一族を演じることがある。
但し小学生以降は東京都で過ごしている。
実は成育歴が複雑。
実父の実家は鹿児島県で土木関係の会社を経営していたが、当時大学生だった実父は文学座の劇団員だった女性(山口の実母)と既成事実(つまり山口を身籠った)を作り出してしまい、怒った祖父にカリフォルニア大学へ強制的に留学させられてしまう。
そのため両親は総勢5人。弟や妹も大勢おり、面識のない男女が「お兄さん」と乗り込んでくることがあるんだとか。
実の両親はコロナ禍前に亡くなっており、音楽への道を勧めたのは4人目の父親(3人目の継父)である。
井上芳雄はモーツァルト!でダメ出しばかりの稽古を送って疲弊していた時に、山口が手を握って慰めてくれたことに感謝している。
また2022年の笑う男の東京千秋楽では、千秋楽を迎えて感極まる大塚ちひろをハグして慰めていた。
市村正親は劇団四季時代の先輩と後輩の関係。
帝国劇場の公演で何度も主演を務めている山口を帝劇の帝王と呼んでいる。
出演
劇団四季在籍時
ジーザス@ジーザス・クライスト=スーパースター | ファントム@オペラ座の怪人 | ラウル子爵@オペラ座の怪人 |
トニー@ウエストサイド物語 | ||
劇団四季退団後
ジャン・ヴァルジャン@レ・ミゼラブル | ジョー・ブラッドレー@ローマの休日 | トート@エリザベート |
レット・バトラー@風と共に去りぬ | コロレド大司教@モーツァルト! | クロロック伯爵@ダンスオブヴァンパイア |
ウルシュス@笑う男 | エドナ@ヘアスプレー※ | ロンバート@そして誰もいなくなった |
※予定。新型コロナウイルスの影響により中止、2022年9月に延期になった。
イラスト未確認
マクシム@レベッカ
ロジャー・アスカム@レディ・ベス
イムホテップ@王家の紋章
テレビドラマ
島津豊久@葵 徳川三代 |