曖昧さ回避
概要
一代目アントマンである『ハンク・ピム』が、とある事件をきっかけに分裂した別人格。
詳しい経緯は親記事『アントマン』を参照のこと。
MCU版
映画『アントマン』で実写化された際に独立したキャラクターとして登場。
今作のヴィランである『ダレン・クロス』が開発したスーツであり、スコット・ラングが持つそれを凌駕する性能をもつ。
アントマンと同じく粒子による巨大・縮小機能はもちろんのこと、背中にはレーザーを発射する二本のアームを備えており、飛行機能を完備している。
レーザーは着弾したものを爆散させる程の威力を持つ他、小さくなってもそれなりに保持されており、人間程度なら容易く射殺することが可能。
ただし、ダレンが開発した『クロス粒子(黄色)』は、生物に利用するとスライムめいて肉体が崩壊するという欠点を抱えているが、スーツを隙間なく密閉することでクリアしている。
その欠点すら、使い方を変えれば有能な暗殺能力をもっており、証拠を残さず対象を抹殺するビームガンに転用されている。
ピム粒子の再現に心血を注ぎ、イエロージャケットの開発・量産を目論んでいたダレンだったが、ハンク・ピムの計略によってクロス粒子のデータを消去され、精製工場等は爆破されてしまった。
激昂したダレンはスーツを身に纏いスコットを抹殺すべく戦いを挑み、激闘を繰り広げるが、粒子以下に縮小したスコットに内部に侵入され、機械類を破壊される。
その際スーツが破損し、粒子の貯蔵タンクを壊されたのが決定打となりスーツだけが縮小、身体を極限まで圧縮されて消滅した。
こうしてクロス粒子はこの世から失われたと思われたが、ヒドラの幹部が粒子の一部を奪い去り、逃走に成功している。
持ち去られた粒子の行方は依然知れず、ピム粒子を使用した結果、更なる事実が判明した為、残ったクロス粒子はフェーズ4以降の展開のキーアイテムになるものと思われる。