CV:石田彰
概要
主人公天野雪輝の転校先でのクラスメイト。ミステリアスな美少年。
透き通るような色白の肌と銀髪、赤い瞳が外観的特徴(まあ、どう見てもモデルは渚カヲルである。)
公式アニメの雑誌でも「美少年探偵」などといわれたり、PSPのゲームで美神愛に「顔が綺麗な稀に見る美少年」だと評価されたり、公式美形。
ラブレターを女子から大量に貰っていたりなどモテモテなようだ。
常に論理的であり、どんな状況下でも冷静な決断を下し行動する。
卓越した推理力、洞察力、行動力のほか、運動神経にも優れたリーダー的存在。特に作中でも屈指の頭脳の持ち主で、日記が無いにも関わらず所有者相手に渡り合える実力者。最強の非所有者と公式でも言われている。
その身のこなしも、とても中学生とは思えないほど機敏である。
世界的な探偵になるのが夢で、周囲で起きている事件を自分なりに調べている。事件現場にもよく首を突っ込んでおり、その縁で西島真澄などの刑事たちと面識がある。
初登場以来、どこか得体の知れない行動や思わせぶりな発言が多く、当初は日記所有者の一人と目され狙われていた。
10thに襲われていた雪輝たちを助け、以後は友人となる。更にその際、雪輝を介して『ゲーム』や未来日記の存在を知り、裏で独自に行動するようになる。積極的に雪輝を支援しており、『神になるなら雪輝が良い』と明言している。
雪輝に対して友達以上の好意を抱いている。本人曰く『BLじゃなく、愛』。
これを同性愛ととらえるか、両性愛ととらえるか、あるいは普遍的なLOVEととらえるかは、受け手の解釈および「セクシャリティの多様性」をどう捉えているかで異なる。
オタク層は「ゲイ」と断定する読者が圧倒的に多いが「雪輝が本命であり、本気で愛していると」いう点のみ理解しておけば良い。
雪輝を助けつつも裏で色々と策謀を巡らし、時には彼の意に反したこともするが、全ては雪輝を勝者にするためであり、そのためなら己が身を危険にさらす事も厭わない。その雪輝を愛する気持ちを本物の愛情だと証明することはゼウスに創られた彼にとっては自己の存在理由にもなるからだろう。その姿勢はヒロイン我妻由乃に共通する部分があるが、ヤンデレで雪輝に強く依存している彼女に比べ、その愛情は見返りを求めずとても献身的。
作中の重要人物の一人で、我妻由乃の最大の敵。雪輝を巡る対立とその天才的な頭脳から由乃には強く敵視されている。また、秋瀬自身も由乃を危険視しており、特に物語中盤以降で彼女の奇行が目立つようになってからは再三に渡って雪輝に警告している。
後日談で冷静を装いながらも心の中では雪輝くんに選ばれた由乃が妬ましかったと告白した。
外伝
『未来日記モザイク』では、桜見市に逃げ込んで飢え死に寸前だった雨流みねねと出会っており、彼女が国際的なテロリストであることに気づきながら手助けをした。
『未来日記パラドックス』では主人公を務める。
作中ではムルムルのミスで因果律が狂ってしまったため、修復するまでの繋ぎとして雪輝の代理に選ばれることとなった。
代理を務めている間に本編では接点の無かった所有者たちとも関わり、ムルムルの意に反して勝手に彼らの未来を変え、『ゲーム』の真相に迫っていく。
本編でのBLっぷりは健在であり、雪輝を一目見てときめき、『これは恋か?』と発言したり、治療中の雪輝の寝顔をずっと眺めたりしており、『もし自分がこのまま他の所有者を殺せば神になる権利は雪輝に移るのか』とムルムルに聞いている。ちなみにムルムルに『このBL野郎』と言われた際には『BLではなく愛』と返している。
また、春日野椿相手に女の落とし方を披露してみせた。そして実際に惚れられている。ただしイケメンに限る話ではあるが。
余談
登場した当初から、その雰囲気、キャラ、ルックス、物語での立ち位置などがエヴァのカヲル君そっくりといわれていた。と思ったら本当に中の人が同じになった。アニメ化においてルックスもますますカヲル君に近くなり、更に中の人も同じなので、(アニメ化前のスレでも言われていたが)カヲル君とよくファンから呼ばれている。他にもホモ瀬やアッキーなど様々なあだ名がある。
名前の由来は確定的な説ではないが、ギリシャ最強の英雄ヘラクレス(幼少期の名前がアルケイデス)だと思われる。