※メイン画像左の馬は2020年優勝のサウンドキアラ。
基本データ
概要
1966年、現3歳以上の牝馬限定の重賞競走として「京都牝馬特別」の名称で創設。
1983年に出走資格が現4歳以上となり1984年のグレード制導入に伴いGⅢに格付けされる。
2001年現在の名称に変更。
距離は創設当初の2,000mから1,600m、1,400m(2016年以降)と変更されており、一時的に1,800mやダート1,400mコースで行われた事もある。
また京都競馬場の改修工事等によって阪神競馬場での代替開催もされている。
開催時期は1982年までは10〜11月で、1983年以降は1〜2月。
秋の2,000m時代は菊花賞の、1600m時代はビクトリアカップ・エリザベス女王杯の前哨戦の一つとされていた模様。
2006年以降は春のヴィクトリアマイルに向けた古馬牝馬重賞路線の一角を担う重要な一戦とされる。
本レースは賞金別定戦(日本馬では4歳52kg、5歳以上53kg、収得賞金1600万円毎に1kg増)であり、どちらかというとオープン入りした上がりの古馬牝馬が出走する傾向にあるとされる。
牝馬クラシック優勝などの実績馬は春の阪神牝馬ステークスや牡馬混合戦に回るケースが多い。
優勝馬でその後GⅠ勝利したものでは、ハギノトップレディ、ダイイチルビー、ノースフライト、クイーンズリングがいる。
またこのレースでは、1974年のキシュウローレルや1996年のワンダーパヒュームなどの予後不良に至った痛ましい故障事故が発生している。
関連項目
(その他のJRAの「牝馬ステークス」)
GⅢ