🌰概要
栗とは、ブナ科クリ属の植物の総称。落葉樹で北半球の温暖で湿潤な地域に広く分布している。
種子を食用にする。実はイガに覆われ、1個から7個の種子が入っている。
栗拾いをする場合は頭上からいがいがに包まれた栗の落下に注意。帽子や厚手の長袖等で防御しておこう。
木材としては水や腐蝕に強い。かつては建築建材としても用いられた。丈夫な木で幹を切り倒しても切り株から蘖(ひこばえ)が生えて再生する。
英語では『Chestnut(チェスナット)』。
フランス語では『châtaigne(シャテーニュ)』という。
『marron(マロン)』という呼び方が有名だが、これはマロニエ(セイヨウトチノキ)に生る実のことも含む。
シャテーニュのうち、イガの中に2個から3個の小さな種子が入っているのがシャテーニュ、1つの大きな種子が入っているのがマロンと呼ばれる。