クイーン・エリザベス(アズールレーン)

くいーんえりざべす

クイーン・エリザベス（伊丽莎白女王）とは、艦船擬人化シューティング・ゲーム『アズールレーン』に登場するキャラクター。イギリス海軍のクイーン・エリザベス級戦艦1番艦「クイーン・エリザベス」を擬人化したもの。

――「女王さまは永遠に11歳よ！」

女王の『プロフィール』に跪きなさい！

木製パーツの目立つレトロな風合いの艤装をつけた小さな女王さま。

モチーフ艦は第二次世界大戦参戦艦の中でも古株だが、本作でのクイーン・エリザベスはテネシーらと異なり、かなり幼い容姿になっている。

彼女自身も背伸びをしたお嬢様的なキャラ。高飛車で指揮官のことを臣下扱いし、ツンな態度で使役しようとする。

他のロイヤル艦に「陛下」と呼ばれて敬愛されており、政務を執っているという台詞もあることから、単なる女王様的なキャラではなく本当にロイヤルの女王と艦船少女を兼任している可能性もある。

ウォースパイトとは仲が良く、非戦闘でも水上で共に過ごしたり、同時編成時に頼りにしている事がわかる台詞を発する。

自艦隊内のロイヤル艦全員(自身を含む)の火力・雷撃・航空・対空・装填・回避の値を5％(MAX:15％)強化する。

同種のスキルは基本的に重複しないこのゲームにあって、彼女独自のこのスキルは他のスキルと打ち消し合うこともなく、他艦の底上げスキルと相乗効果を発揮する事ができる。

全てのロイヤル艦と相性が良い、非常に強力なスキルである。

クイーン・エリザベスの最大の強みは自分自身も効果の対象であるため必ずしもロイヤルオンリーでなくても強いというところ。

スキル効果によって自分がまずSRでありながらSSR並のステータスを誇るため、特殊砲撃等のスキルを兼ね備えた元からSSRである戦艦に比べれば多少劣るものの、十分強い。そのため、クイーン・エリザベス以外に1～2人程度ロイヤル艦を組み込むだけでも十分に元が取れてしまうのである。

ALLロイヤルで組むのが基本ではあるが、ロイヤル艦は対空面では他陣営艦に一歩及ばないこともあり、状況によってはエルドリッジのようなユニーク艦やクリーブランド兄貴のような強力なバフと対空支援持ちの艦を入れる選択肢もあり得る。

このような編成で「ロイヤルではないけどロイヤル艦隊によく入る」艦は名誉ロイヤルなんて呼ばれる(筆頭はこの人)。

ただし、やはりQE本人が器用貧乏なところがネックとなっており、特化艦隊できっちり役割分担を組まないと力負けしやすい12章以降の高難易度海域やレイドボスなどでは、「女王号令」の効果を加味してさえ彼女を出撃枠に入れることはリスクになる局面も多い。

かつてはロイヤル編成において必須とされた彼女も、強力なKAN-SENが数多く実装された現在では、一芸特化の編成ならばQE抜きでもより強力なロイヤル艦隊を組むことが可能となっており、必ずしも要求される存在というわけではなくなってきている。

第2話で初登場。原作同様にロイヤルの筆頭として扱われている様子で、原作でも仲が良かったウォースパイトの他にフッドを含めた3人で行動しており、この3人が実質的なロイヤルのリーダー格であると目される。

エンタープライズの自分を顧みない行動に対して、ユニオンの問題はユニオンで解決すべきだと考えていたが、アズールレーンの主力であるエンタープライズを失うわけにはいかなかったウェールズとイラストリアスの進言もあり、ベルファストをサポートに就ける事にした。

また、この時の会議シーンのBGMや雰囲気を園咲家に例える声も。流石にあちらほどギスギスしていないが。

ケーキを食べて恍惚の表情を浮かべそうになりそうになるも、シリアスな場には不味いと思ったのか、すぐに冷静な表情になるなど可愛らしい一面も持つ。

第6話に登場した基地内のテルマエ式大浴場は彼女が作った模様。