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柴田善臣の編集履歴2022/11/05 12:04:16 版
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経歴

1966年生まれ、青森県出身。叔父に柴田政見・柴田政人・柴田利秋と3人の騎手がいる(善臣の父が長男)競馬一家に生まれた。特に政人はミホシンザンイナリワンウイニングチケットなどの鞍上を務めた名ジョッキーとして知られる。

また、いとこ(利秋の子)にプロ野球選手の柴田博之(外野手・埼玉西武ライオンズ)がいる。

1985年JRA競馬学校騎手課程を第1期生として卒業しデビュー。同期には須貝尚介(現調教師)などがいる。

1988年、中山牝馬ステークス(GⅢ)をソウシンホウジュで重賞初勝利。

1993年安田記念ヤマニンゼファーで制しGⅠ初制覇。

主な騎乗馬にヤマニンゼファーのほか、ホクトヘリオスマチカネタンホイザタイキフォーチュンキングヘイローオレハマッテルゼなど。

オフサイドトラップの1998年天皇賞(秋)制覇、ナカヤマフェスタの2010年宝塚記念制覇、レインボーダリアの2013年エリザベス女王杯制覇、ジャスタウェイの2014年安田記念制覇時などにも鞍上を務めている。

特に新潟競馬場福島競馬場を得意としている。

2021年8月8日、その新潟にてレパードステークス(GⅢ)をメイショウムラクモで制し、岡部幸雄が保持していたJRA最年長重賞制覇記録を更新(55歳0ヶ月10日)。

2022年11月4日には福島第1R(2歳未勝利・ダート1150m戦)をビルカールで勝利し、同じく岡部幸雄が保持していたJRA最年長勝利記録を更新している(56歳3か月)。

2022年の春の褒章においては黄綬褒章を受章。現役騎手としては的場文男(特別区競馬組合・東京都騎手会所属、2020年4月受章)に続く2人目、JRA現役騎手としては初の受賞者となった。

人物・エピソード

愛称は先生」「相談役

前者は安全を重視した騎乗スタイルで必要以上に馬を追わずにしっかり順位を確保することを公務員(=先生)に例えられたこと、後者は2010年3月末で日本騎手クラブ会長の職を退いた後、新設された相談役職に就任したことに因む。

ちなみに2022年現在、日本騎手クラブ会長経験者としては唯一日本ダービー未勝利騎手かつ全国リーディング未受賞である。

プライベートでは結構な趣味人として知られており、釣り・鷹の調教・ワイン・ジェットスキー・ゴルフ自動車など多彩な趣味の持ち主。特に釣りや自動車ではテレビ番組に出演したことも。

なお一番の趣味は競馬。また、2020年のインタビューでは趣味もだいぶ整理し、ワイン・自動車・犬の3つに絞ったと語っている。

関連タグ

JRA 騎手

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