概要
量産型の子守用ネコ型ロボットの1体として製造された「ドラえもん」。原作、藤子・F・不二雄(藤本弘)先生の考えでドラえもんの身長を129.3cmに設定し、ほかのスペックについても「129.3」にまつわる数字に統一されている。身長を129.3cmにしたのは、1969年の漫画連載当時の小学4年生の平均身長にすることで、のび太が見下ろさないようにしたため。
129.3あれこれ
- 先述の通り、身長が129.3cm。
- 体重が129.3kg。作中では何かと無視されやすい設定で、非力なはずののび太がこの体重のドラえもんを特にひみつ道具を使わずに抱えて運んだり、肩車やおんぶをしたりしている描写が多々見られる。実は凄まじい怪力なのだろうか?ちなみにセワシにも同様の描写が見られる。
- ロボットとしての性能・パワーは129.3馬力。師匠筋の彼に比べると控えめだが、軽自動車(ターボ車)2台分。もっというと平成初期のRVブーム到来以前のワンボックスカー(→ミニバンのキャブオーバースタイル車)で彼より高出力なのは自重だけで2トン前後もあるハイエース(1RZ-E車)・キャラバン/ホーミー(VG30E車)・バネットラルゴ(CA18ET車)だけという状況。そりゃジャイアン程度じゃかなわないわ……
- 典型的な2頭身で、上半分を占める頭の周りは129.3cm。
- 胸囲も129.3cm。
- 足の長さは129.3mm。超短足だが、折れ曲がりする装置は付いており、正座することもできる。
- 走る速さは時速12kmだが、ネズミを見て逃げる時の速さは時速129.3kmになる。これは偶然なのか……?
- ネズミを見たときに飛び上がる高さは129.3cm。これも偶然なのか……?
- 誕生日は2112年9月3日。 ⇒211293。
ちなみに空想科学読本にて挿絵担当の近藤ゆたか氏が上記の数値通りのプロポーションで描いてみたところ、小顔になって胴が伸び、何か気持ち悪いことになった。