ヤマノススメ
やまのすすめ
概要
人気イラストレーター“しろ”作、登山好きの女子高校生たちを描いた作品。
『コミックアース・スター』2011年8月発売の第6号(2011年9月号)より連載中。
2021年9月現在、既刊21巻でシリーズ累計85万部を突破している。
アニメ化もされており、2013年1月より5分枠の短編として放映。
2014年7月からはセカンドシーズンが15分枠として2クール放送され、2018年7月にはサードシーズンが放送された。
2021年3月には、4期「Next Summit」の制作が発表、2022年10月から30分アニメとして放送。
登場人物
キャストが2人掲載されている場合、『アニメ版/コミック アース・スターvol.7の付録ドラマCD版』の順。
主人公
雪村あおい(ゆきむら あおい)
人付き合いが苦手でインドア派な主人公。
幼馴染のひなたと再会してからは、嫌々ながらも少しずつ山の魅力に目覚めていく。
倉上ひなた(くらうえ ひなた)
元気いっぱいで山が大好きな、雪村あおいの幼馴染。
あおいと高校で再会し、『昔一緒に見た山の朝日をもう一度見よう』と熱心に誘い続ける。
登山に詳しい父親を持つ。
主要人物
斎藤楓(さいとう かえで)
CV:日笠陽子
あおいとひなたの高校の先輩。
あおいとはアウトドア用品店で出会い親しくなる。
登山に関しては縦走もする本格派で、あおいへ山に関するアドバイスをする。
頼れるお姉さん。
青羽ここな(あおば ここな)
CV:小倉唯
中学2年生の森ガール。
あおい・ひなたとはある山道で出会い、仲良しになる。
ほんわかした雰囲気だが、意外にしっかりもの。
可愛いものや動物が大好き。
黒崎ほのか(くろさき ほのか)
CV:東山奈央
谷川岳で知り合った群馬県高崎市に住む中学生の女の子。
風景写真を撮りたくて、カメラを持ち山に登っている。
主要人物の親類
倉上健一
CV:荻野晴朗
ひなたの父親。登山に詳しい。
幼い頃のあおいとひなたを山に連れて行き、山頂で朝日を見せた。
料理も得意。
CV:久川綾
あおいの母親。あおいが登山を始めるのを心配するも、その熱意を見て娘の成長を感じとり助けようとする出来た母親。
CV:早水リサ
ここなの母親。母子家庭で決して裕福ではない中で、ここなのことに関しては奮発するなど、娘思いのお母さん。
CV:伊丸岡篤
ほのかの兄。ちょっとチャラチャラしたお兄ちゃん。ほのかにはとても懐かれているが、外ではなかなか素直になってもらえない。
あおいのバイト先
CV:伊丸岡篤
あおいがバイトしている店、「華彩菓 すすき」の店長。
CV:儀武ゆう子
大学2年生の女性で、あおいのアルバイト先の洋菓子店の先輩。
軽そうな人に見えるが、しっかりしていて面倒見もよい。
作中で登場した主な山
あおいとひなたが最初に登った山である。
登りやすい山のためか、原作でもアニメでもしばしば登場する。
多峯主山(とうのすやま)
飯能市にある標高271mの低山。
アニメのある重要なシーンに登場する。
天狗伝説でも知られ、あおいとひなたがここなと初めて出会った山。
山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町にある標高1,785mの山。
修験道の霊山としても知られ、頂上からは我が国の最高峰がはっきり見れる。
ひなたとここなは先に登頂に成功しており、あおい、ほのか、かえでも後に登頂に成功。
群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町にまたがる標高1,977mの名山。
オキの耳とトマの耳という二つの山頂を持つ双耳峰である。
あおいとひなたの約束の山であり、アニメシリーズの最終目標地。
テレビアニメ化
第1期
エイトビット制作の5分アニメ。全12話+1話(ブルーレイ映像特典)。
話数は「○合目」と表記される。
2013年1月からTOKYO MX、サンテレビ、AT-Xで放送された。
ニコニコ動画での配信もされている。
第2期
ヤマノススメセカンドシーズンを参照。
第3期
ヤマノススメサードシーズンを参照。
留意点
登山及び日本の山々は非常に奥が深く、様々な身体的な危険性のリスクを伴う。
これから登山を始めたいと考える人は、登山経験のある身内や知人、アウトドアショップのインストラクターなどからノウハウを教えてもらい、じっくり山を調べながら時間をかけて自分の能力とコンディションに適合するコースを選択して頂きたいところである。
また登山におけるマナーも勉強すべきである。