三つ峠
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みつとうげ
山梨県中南部の御坂山地上にある山。
山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町にまたがり、標高は1,785m。
三つ峠という名前ではあるが峠ではなく、「三ッ峠山」という表記と呼称もある。
名前の由来は諸説あり、山頂に湧き水があった事から「水峠」と呼ばれたのが転化した説、三つの尖峰(トッケ)があることから「ミツトッケ」と呼びそれに文字を当てたとする説など複数ある。
古くは奈良時代から修験道の霊山として知られ、江戸時代後期に一般人向けに整備された山岳信仰の山である。
山頂からの展望は素晴らしく、富士山、南アルプス、条件が揃えば遠く北アルプスまで見通す事ができる。
山頂付近にはエフエム富士やNHK甲府放送局などのFMラジオの電波塔が設けられている。
FM富士は山梨県を大きく超えて関東平野の一部でもで聴取が可能であり、また県内のケーブルテレビ各社が共同利用する東京波の受信施設も設置されている。
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