概要
シャッツォのような大砲を付けた飛行船。基本的にシューティング時に戦うことが多い。
名前の由来は、根菜の一種である蕪(かぶ)、擬音語のkaboom(日本語の「ドカーン」に相当)からと思われる。
外見によって大きく2種類のカブーラーに分けることができる。詳しくは下記を参照。
初代
『星のカービィ(初代)』、『カービィのブロックボール』に登場。
このボスとの戦いでは、さつまいもを取って、空気弾で戦うシューティングゲーム。シリーズお馴染みのシューティングボスの元祖である。
攻撃手段は大砲から放たれる砲弾(通常・3方向)と突進の2つ。
クリア後に登場するEXTRA MODEでは本体と砲弾の速度が上昇。さらに砲弾はジグザグ弾道となり、それらが単発毎にバラバラに飛んで来る。このため弾を避ける動きの連続というよりも「連射された砲弾すべてを避けられる一連の流れ」を体得していないと対処できず、また追尾機能も搭載されているため避け方を間違えるとドツボにハマる。しかも、3発連射と3方向同時発射では弾速そのものが違うため、感覚が狂わされることになる。突進に至っては反応が遅れるとかわせない速度であり、大ダメージを与えてくる攻撃がひとつもないにもかかわらず、シリーズ屈指の強ボスと言われている。
特に、隠しコマンドによってカービィ側の最大体力を1に固定した状態でプレイすると鬼畜としか言いようがない無理ゲー状態に突入する。
『カービィのブロックボール』では、左右対称に大砲が2門備え付けられている姿で登場。
『カービィのきらきらきっず』のSFC版では、オープニングにのみ登場している。
2代目(飛行砲台カブーラー)
『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』の『大王の逆襲』に登場。
「飛行砲台カブーラー」として登場し、初代バージョンと比べると大砲の形が変わっていたり、飛行船にシャークマウスが描かれていたりと、大幅なアレンジが施されている。
BGMも初代の「やきいもシューティング」のアレンジバージョンである。
スターシップに乗って戦うことになるため、2人プレイでない場合ヘルパーが強制的に消滅する。
初代と同じ攻撃のほかに、ゴルドーも発射するようになり、キラーに似たミサイルを発射する「カブーラー・カノン」など、攻撃方法も増えている。
『星のカービィWii』では、サブゲームの「ガンガンバスターズ」に登場。
特に攻撃はしてこない。800点。
コア・カブーラー
『星のカービィ ロボボプラネット』では4-4の「ンギュア基地」のコアとしてキカイ化改造を施された「コア・カブーラー」が登場。ロボボアーマーのジェットモードで戦うことになる。
姿は『ウルトラスーパーデラックス』のものを機械化させたような姿をしており、「ブロックボール」と同じように大砲が上下に2つに備えられている。
従来の攻撃に加え、顔をキャノン砲に変形させて発射する極太レーザーや、画面端や奥から火炎放射する攻撃などが追加されている。
余談
『星のカービィ』の開発時の作品「ティンクル☆ポポ」の段階ですでにいたキャラクターの1人であり、当時は「ダムダムブルグ」という名前がつけられていた。
関連イラスト
初代
2代目(飛行砲台カブーラー)
コア・カブーラー
関連動画
カブーラーとの戦闘まとめ動画
関連タグ
ビッグコアMK-Ⅲ・デコレーションコア…コア・カブーラーのように上下に砲台のついたシューティング系ボス。