夜空の星が輝く陰で悪(ワル)の笑いがこだまする
星から星に泣く人の涙背負って宇宙の始末!
銀河旋風ブライガー! お呼びとあらば即、参上!!
概要
「J9シリーズ」の第1作。1981年10月6日から1982年6月29日までテレビ東京ほかで放送された。全39話。
時代劇風のナレーションなど和風の要素と始末屋稼業の組み合わせから、当時から「SFアニメ版必殺シリーズ」と言われることも多かった。
J9のキャラクターデザインのモチーフは『ルパン三世』である。キッドはルパン三世、ボゥイーは次元大介、アイザックは十三代目石川五ェ門、お町は峰不二子を参考にデザインされている。これは放送当時の『アニメージュ』の特集記事にも書かれている。
あらすじ
22世紀の地球圏は宇宙航行技術などの革新によって植民地時代が到来し、太陽系の惑星間は自由に往来する時代だった。
しかし、一見平穏におけるその裏で庶民の幸せすら食い物にする汚職役人の利権と繋がりを持った地下組織『コネクション』との癒着が氾濫する負の時代でもあった。
アイザック・ゴドノフは見所のある若者を呼び寄せコズモレンジャーJ9を結成、法外な始末料ながらも悲しみに暮れる力無き者の為に非情の悪を裁き続ける。
関連イラスト
メカニック
登場人物
ポヨン
ラスプーチン
マカローネ
主題歌
OPテーマ
銀河旋風ブライガー
作詞、作曲:山本正之 唄:たいらいさお ナレーション:柴田秀勝
金田伊功節が炸裂するop映像は必見。
EDテーマ
さすらいキッド
挿入歌
ABAYO
まさかの…
2016年にTOKYOMXで再放送がされる事が決まった。こちらは普通の再放送とは異なり、エムキャスと言うアプリに対応しており、TOKYOMXの視聴エリアでなくてもエムキャスの対象エリアであれば視聴できるようになっている。
そして、アプリ版以外にもPCブラウザ対応のエムキャスもブライガー放送直前である1月6日にスタートし、アプリとPCの両方で視聴できるようになった。
(エムキャスPC版は一部で未対応の番組あり。ブライガーは両方に対応。またビデオマーケットにて見逃し配信も行われている)
しかも、TOKYOMXの公式twitterの中の人もノリノリらしく、「ラブライガー」と言う単語まで……。どういうことなの?
4月からは放送時間が金曜午後6時30分に変更となる。次の相手は妖怪になるとは誰が予想したのだろうか? なお、放送移転前の相手はカードゲームアニメだった。
なおこれにより、3月最終週と4月最初の放送がわずか2日またぎというとんでもない短スパンになっていた。ウソだろ丈太郎!?
その後、5月下旬からは機甲創世記モスピーダの放送がMX2枠でスタート。ブライガーと合わせて「本当に平成なのか?」と思わせる展開となっている。
17年2月に終了したものの、その二週間後に再び五時台に放送開始され、更に金曜日には同じ日にバクシンガーが見られると云う展開となった。尚この際、番組冒頭に"この番組は、再放送です。"のテロップが画面上辺に入る。
その他
2017年夏アニメとしてに放送された深夜アニメ、『アクションヒロイン チアフルーツ』第9話放送分の次回予告で、OP曲イントロの口上(冒頭文記載)をベースとしたパロディがナレーションとして使われた。
その時のナレーションはこちら。
夜空に花火が輝く影にゃ 悪(ワル)の笑いにゃこだましねえ
やぶから棒に泣く人の 涙背負って火の始末!
花火職人タチバナー! お呼びとあらば即、参上でぇ!!
そしてそのナレーションを務めたのが、花火職人の立花役で同話に出演した柴田秀勝本人である。