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ウォークマンの編集履歴

2012-04-20 15:17:52 バージョン

ウォークマン

うぉーくまん

SONYが開発した携帯オーディオ機器。同社の代名詞となったロングランヒット商品である。

ウォークマン®とはSONYが1979年に開発した携帯カセットテーププレイヤー。

”音楽を持ち歩く”という概念を作り出した革新的なオーディオ機器で、その後も媒体をカセットからCD/DAT/MDなどと移り換え、現在ではメモリに録音するフラッシュメモリー内蔵タイプのウォークマンが主流となっている。

SONYを代表する商品であり、ステレオミニプラグとガム型電池もウォークマンが確立させた規格である。


21世紀のウォークマン

2000年代初頭、ほぼiPodファミリーの独占状態であったHDD/メモリ内蔵型デジタルオーディオプレーヤー市場にウォークマン参入の報は世界中の注目を浴びたのだが、当時のウォークマン(メモリースティック仕様)がサポートするコーデックは独自規格のATRAC3とATRAC3plusのみであった。

これまでSONYは幾度と無く実用性を無視した対応をとっており、独自規格のみのサポートというSONYにユーザーは何度も失望してきた。

やはり同社はこの騒動を受けて2004年秋に方針を転換する。

一部の機種を除きMP3非対応を貫いていたこれまでの姿勢を改め、新機種からはMP3に完全対応するとともに既発売機種(HDDタイプのみ)には有償アップデート手段を用意すると発表、ウォークマンをめぐる大騒動は、ひとまず幕を閉じることとなった。

更に、AACWMA等サポートコーデックを増加させ、2009年発売の機種以降は、独自規格のSonicStageとは別段でドラッグ&ドロップ転送にも対応している。


その後、日本国内ではマルチコーデック対応や高音質化などでシェアをやや回復させており、2010年の国内シェアはiPodファミリーを抜くという快挙を達成している。

しかしその喜びも儚く、翌年にはiPodに再びシェアを挽回されてしまった。

近年はiPhoneの台頭でiPod生産台数は世界的に減少傾向であるというにもかかわらず、市場のiPodファミリー独走状態に依然としてウォークマン、および他社製品の追随を許していない…。


名称の誤用

携帯型オーディオの嚆矢である為、同種の商品一般を「ウォークマン/WALKMAN」と呼ぶ場合があるが、この商品名はソニーの登録商標なので、他社製品を「ウォークマン」と呼ぶのは厳密には誤用。


参考文献

【ウォークマンとiPodのシェア逆転、要因は「新型iPod nano】

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/13/news082.html


関連タグ

Apple信者, SONY信者,

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Apple Inc., iTunes, iPad, Mac/Macintosh

ヘッドホン, ステレオ, スマートフォン, NintendoDS

AAC, WMA, WAV,

音楽,

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