水木一郎
マジンガァァァ
ズエェェェェェェェッッット!!!
人物
日本が世界に誇るアニソンの大御所。
その偉業の数々から「アニソンの帝王」または親しみを込めて「アニキ」と呼ばれている。
不朽の名作「マジンガーZ」のOPテーマが一番有名で、その他にも数多の名曲を世に送り出している現役バリバリの歌手である。
特徴はその熱い歌声にあり、その拳のきいた歌い方と唸るようなヴォイスと力の入った効果音はちょっと聴いただけでアニキだと分かる人も多いと思われる。
還暦を超えてもなお大観衆の前で歌い続けるアニソン界の不沈艦である。
テーマソングの「Z!」は水木一郎の代名詞的なシャウトとして有名である。
ちなみに放送当時のオリジナル版ではさして叫んではいなかったが、歌い重ねるうちにzの部分を絶叫するようになった。
それが現在の「ゼェェェェェット!」に繋がっていると思われる。
熱血ソングばかり取り沙汰されるが、ルパン三世 愛のテーマからも感じ取れるように切なくセクシーなバラードも得意としている。
1999年では「フジテレビ快進撃TVうたえモン」にて【24時間1000曲ライブ】を開催。合間に休憩を入れながら見事1000曲を歌い切った。
特撮ドラマ仮面ライダーWにはカラオケ大会の審査員・大貫一郎太として出演。語尾に「ゼーット!」とシャウトする・歌に対する姿勢の在り方はほぼ本人のまま。
ちなみにゲームも大好きであり、あつまれどうぶつの森は2600時間、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを3000時間プレイしていると語っている。なおTVの紹介で、プレイ時間を本人のSwitchから見せているため事実である。縛りプレイのようなやりこみプレイまでしているとのこと。
2021年に声帯不全麻痺を発症したことを告白、現在は検査と治療に励んでいる。
2代目「うたのおにいさん」
そんな水木のアニキだが、過去にNHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」で、「うたのおにいさん」を務めていた時期がある・・・という、アニソンの帝王という現在の姿から、少し想像し難い(?)意外な経歴を持っている。
なお、水木のアニキは、「うたのおにいさん」としては2代目。
任期は1976年4月から1979年3月まで。
※ちなみに、ほぼ同じ時期「復活のイデオン」「銀河旋風ブライガー」等で有名なたいらいさお氏も、水木のアニキと一緒に「うたのおにいさん」を務めていた。
たいら氏は「うたのおにいさん」としては3代目。任期は1977年4月から1979年3月まで。
明日の希望 悲しみよありがとう 高江常男物語
北海道赤平市の光生舎(こうせいしゃ)の会長、高江常男(たかえ つねお)氏の人生を描いた劇場アニメ。
この物語の主人公である高江氏は幼少期の事故で片目を失い、2度目の事故で腕を失うことになる。
水木氏の役は高江常男氏の青年期~老年期。光生舎が創設されるまでと、その後の話が語られる。
死去
2022年12月12日、同年12月6日に74歳で死去したことが発表された。
公式ホームページ(現在は削除済)
関連タグ
超人女子戦士ガリベンガーV:氏が主題歌とナレーションを務める、バーチャルYouTuberのバラエティ番組。
ローカルヒーロー:いくつかのヒーローに主題歌を作曲・提供している。
中日ドラゴンズ:応援歌「燃えよドラゴンズ」を歌った年がいくつかある。
ウルトラマンZ:Zだけど主題歌は歌っていない。ただし、登場するロボットの手は飛ぶ。担当していたのはこっち。
ボボボーボ・ボーボボ:アニメ化される前に出たPS2専用ソフト「ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭」のオープニングを担当した他、なんとボーボボの声も担当している。「ゼェェェェェット!」というセリフももちろんある。