CV:飛田展男
概要
ヘビのコブラによく似た顔を持つ宇宙人。名前にもなっているヴァイパーとは「毒蛇」「クサリヘビ科」の意である。
ヘビとカエルの関係から、ケロン人の外敵として登場する天敵型宇宙人であり、モデル同様の赤いスーツと左腕にサイコガンを基本とした片手を武装している者が多い。また、笑い声や語尾に「ガラ」を付ける者も多い。作品中には血縁関係にある多くのヴァイパーが登場するため、「ヴァイパー兄弟」や「ヴァイパー一族」、そして「ヴァイパー軍団」と総称されることもありそれぞれ基本的にヴァイパー(○○○)(括弧の中は「兄」「曽祖父」など一族の中での立場が書かれてる事が多い)と呼ばれる。いかにも敵らしいキャラという事からケロロ達と関係のなかった者も悪役である者が多い。
かなりしつこい性格で、世間からは悪名高い存在として認知されているが、身内や適性種族であっても子供には妙に優しかったりと、根っからの悪人ではない事も窺える。
ケロン人の天敵とされているが、実際にはライバル関係に近い。
特に最初に登場した者はドロロに襲いかかるもケロロ小隊に敗北。それ以降ケロロ小隊、特にドロロを「永遠のライバル」と認め、サイボーグ化して何度も再戦を挑んできた。
ケロロ小隊に敗れて以来、「特撮怪人」魂が植え付けられてしまったらしく、「避けてはいけない気がする」「当たらなければいけない気がする」「爆発しなければいけない気がする」と敗れる描写がお約束になっている。
アニメ版の登場回数は32回(『武者ケロ』などの派生作品は除く)。
ゲーム作品での登場
『超劇場版ケロロ軍曹3 天空大冒険であります!』ではボスキャラの1人として登場。
夏美やニョロロと違って専用のバトルゾーンにワープした際に登場する。
本編同様サイコガンを使って攻撃してくる。それ以外は特に何もしてこない。
一定回数ダメージを与えれば倒せてゴールが出現し、そのまま侵略完了(ステージクリア)となる。
交代・操作できるキャラはステージごとに異なっており、基本はギロロ・タママ・ドロロしか交代できないステージに登場する。場合によってはケロロやクルルにも交代できるが、テクニックを要するため、後者2人よりも前者3人の方が使い勝手が良い。特にギロロは遠距離攻撃で尚且つヴァイパーの攻撃を避けやすいため、初心者の場合はギロロがお勧め。
システムを引き継いだ『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』でもボスキャラの1人として登場。前作と基本的にシステムは同じだが、今作では新たに突進してきたり、トゲボールを出したりと攻撃のバリエーションが増えた。
ただし今作ではバリアを張っているため、バリアを張ってる間はダメージを当てることができない。バリアをなくすためには混乱させる必要があり、大体は攻撃を避ければ勝手に転んで混乱(バリアが解除)して、攻撃できる隙を与えて(?)くれる。
ステージが進むにつれて強くなっており、ヴァイパー一族が群れとなって横に横断しに来てダメージを与えてきたり、音波を出してダメージを与えてきたり、攻撃の数が増えたりする。
ヴァイパー一族の突進についてはヴァイパー自身が横に横断することを知っているはずなのに何故か避けずにそのまま巻き込まれて一時的に混乱する(これについては毎回自分で呼び出しておいてそのまま巻き込まれているので、ある意味おバカと言える)。
ミニゲームの1つである『ケロロギャング・ザ・ビデオ』にも敵として登場する。
関連タグ
コルテックス……一応。