タグ数ではイルイの方が多い。
概要
αシリーズ
初登場は第2次スーパーロボット大戦α。戦火に巻き込まれた所を主人公達に救出されるも記憶を失い身寄りが無かった為、αナンバーズの下で行動を共にすることになる。
その正体は太古の時代から存在していた人造神ガンエデンに選ばれた強大な念動力を持つ巫女ことマシアフで、彼女の精神下にはナシム・ガンエデンの精神が混在していた。
本来の姿は20代の大人であるが、イルイが幼児化及び記憶を無くした状態だったのはαナンバーズから疑惑の念を向けられないようナシムが仕組んだものだった。
その目的はαナンバーズに地球圏の守護者としての資格があるかを見定める事だったがナシムの意思に蝕まれつつあったイルイはガンエデンの力でスペースコロニーや月面など宇宙に住む住人達を抹殺後、地球を巨大な結界で包み永久に封じ込めようとする。
αナンバーズは大切な仲間であるイルイをガンエデンの呪縛から解き放つために決戦を挑むもその結末は選んだ主人公によって異なる。
第3次スーパーロボット大戦αにも引き続き登場。
クロスゲートを動かすためのサイコドライバーとして、竜魔帝王率いる地下帝国やムゲ・ゾルバドス帝国、さらにはバルマーの特殊部隊であるゴラー・ゴレム隊に狙われる立場となる。
銀河の終末であるアポカリュプシスが始まったことで彼女の内側に残っていたナシムの残留意思が覚醒し肉体を共有することになる。αナンバーズとの合流後はアポカリュプシスを乗り越える為、ナシムと共に力を貸すことになる。
全ての決着が着いた後は、ナシムの意思と共に念動力を失った事で普通の人間の少女として第2次αの主人公と共に生きていくことになる。
OGシリーズ
第2次スーパーロボット大戦OGで登場。第2次αとほぼ同じ経緯で自軍の鋼龍戦隊に保護される。彼女のストーリーはアイビス編をメインに他の第2次α主人公関係のイベントを通しながら進んでいく。そんな中、OGシリーズで初登場し似たような経緯で保護された念動力者のイングを見た途端、驚きの表情を示していた。
最後は第2次αと同様の展開でガンエデンは鋼龍戦隊に敗北する。通常の最終話ではそのままガンエデンと運命を共にし生死不明になるが、真の最終話ではユーゼス・ゴッツォによって復活したAI1に取り込まれ、ガンエデンはアダマトロンに変貌。念動力によるガンエデンの制御もユーゼスが造った人造マシアフであるイングがイルイの身代わりにされてしまう。
ユーゼスはガンエデンを取り込んだ際「イルイは消滅した」と言及したが実際は健在であり、ガンエデンの制御に組み込まれたイングを自身の残りの力で解放し身代わりになる。これを契機にユーゼスの有利性はひっくり返され、鋼龍戦隊の勝利に繋がることが出来た。
ユーゼスの最大のミスはイングが言及した通り最後の一手を誤ったこと。即ち正規のマシアフであるイルイの存在を軽視していたことだった。
その後、アダマトロンの大爆発でガンエデンと共に消滅したと思われたが、実はバラルの生き残りである蓬瓜尊(ほうかそん)の転移術によって脱出していたことがエピローグで判明。
アイビスや鋼龍戦隊のみんなとまた会える喜びに溢れながら第2次OGは幕を閉じた。
第2次α主人公たちとの関係
ゼンガー・ゾンボルト
当初イルイはゼンガーの事を少佐と敬称付けで呼んでいたが『子供が気を使わなくていい』とゼンガーが言ったため、これ以降彼を呼び捨てにする事に。
また、ゼンガー自身もイルイを助けた事をきっかけに、戦うべき理由が私怨による復讐という動機から、彼本来の在り方である『悪を断つ剣』に戻ることが出来た。
α、OGシリーズ共に彼女との絡みはコーヒー関係のイベントが印象的である。
クスハ・ミズハ
純真無垢なイルイに献身的に接する優しいお姉さん的な立場になり、イルイの方もそんなクスハに懐くようになる。
クスハお馴染みの例のアレを作成する手伝いをしていたり、実際にその被害者になりかけたが自軍に復帰したブリットが代わり飲み干し気絶したため未遂に終わっている。
また、第2次αでは展開の関係上、他の主人公とは違って早期に無事が確認されており、友達でもあった真田ケン太の旅立ちを見送っていた。
アラド・バランガ
快活で明るく気さくに接してくるアラドとは仲の良い兄と妹みたいなポジションに落ち着く。
ただ、ガンエデンに意志を乗っ取られた際にはアラドに辛辣な言葉を浴びせてたりも。
また、主人公達の中では唯一自力でイルイの救出に成功していたりもする。(クスハ編では超機人が犠牲になっているため。)。
アイビス・ダグラス
イルイとの絡みが最も多い主人公。
過去の記憶に苛まれるアイビスを励まし、自分の大事なペンダントをお守り代わりにプレゼントした。この事でアイビスはかつての自信と勇気を取り戻し、完全に復活する事になる。
また、アストナージの出番と引き換えではあるが、アイビスと一緒に眼鏡をかけられるイベントが存在する。
αシリーズではアイビスとの関係が正史となっているため、OGシリーズでも同様の絡みやイベントが多い。