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天使(DQ10)の編集履歴

2022-12-30 18:50:01 バージョン

天使(DQ10)

てんし

MMORPG『ドラゴンクエスト10』に登場する種族

概要

天星郷に住む種族で女神ルティアナの眷属。


本作にも実装前から「天使」と名の付くアイテムや装備品、特技が多数登場している。



元より神話篇で示唆されていたが、天使が登場したVer.6では特に本作とDQ9の世界の繋がりを示す描写が増えている。

神都フォーリオンの下層の本棚にある『ふたりの天使』という童話には堕天使エルギオスとそれを打倒した平凡な天使、すなわちDQ9主人公の逸話が残っている他、上層にあるヘルヴェルの日記には師を救いださんとした伝説の天使イザヤールの名が記されている。

また、源世庫パニガルムでは記録から再現されたエルギオスと対戦することが可能であり、つまりはエルギオスがいたという記録が本作の世界にはっきり残されていることが分かる。

 

ユーライザの部屋の本棚で読める本には「我々をこの世界に招いたのは女神ルティアナではなかったのかもしれない。」という記述があり、天使自体はルティアナの創造物ではない(別の世界で生まれ、アストルティアの監視を託された)ことが示唆されている。

役割

下界であるアストルティアを監視・英雄の素質のある存在を見守り死後、その魂を回収する。

英雄候補の条件は強さ、功績等を加味した総合的判断で決められる。

最終的な目標が英雄を神へと成すことの為、本人の器量やその責任を負わせるとして仕方がないとはいえ、どこか監視者としての立場を強く持っている判断が多い。

魂の回収は判明している限りは例外を除いて死と同時期。

選定の方法は具体的だったり未来の出来事も理解しているため、何かしらの技術を利用していると思われる。


天星郷の島々を浮遊させ、運用させる人々の感謝のエネルギーの回収も天使の役割。

かつて感謝のエネルギーがごく僅かしか回収できなかった頃はエネルギーの大半をピラーから賄っていた。


感謝のエネルギー回収について従来の方法であった「施しを与える等により人々から直接回収すること」は非効率と考えていた。

そこで回収場所である忘却の神殿の老朽化が激しかったことを機に祈願の神殿へ回収場所を移してさらに転送の門を設置し、心から叶えたい願いを持って神殿に転送されたアストルティアの住民の願いを叶える商品を販売し、そのゴールドから感謝のエネルギーを集めるという手法を取っている(曰く、ゴールドには感謝のエネルギーがより宿りやすいとのこと)

なお、転送されてきた人々は元の世界に戻った時点でその時の記憶は失うとのことで(買った物は残る)中には何度も訪れる人もいるらしい。

また、この転送の門を作るのは非常に大変だったというのは裏方談。


とこしえの神殿に結界が張られているのは創世のピラーから生み出されるエネルギーと感謝のエネルギーのお陰であり、

しかしエネルギーが足りないとはいえ、過剰な稼働のせいで暴走を引き起こしてしまい深翡のピラーを担当していたヘファニスが犠牲となった事でゲゼルマインとクリュトスがゴールドを活用した感謝のエネルギー回収方を確立し、ピラーの稼働率を安定させるに至った。


神化の儀

天使が選定した英雄たちの魂を肉体を失った種族神に代わりアストルティアを守護する新たな神へと生まれ変わらせる儀式。

 

英雄たちの魂を四天の星巡りによって高みに到達させ、禊によって清めた後に行う。

各々が持つ魂の燭台を「神化の光炉」に捧げ、そこから生まれた「神化の炎」を自身の中に取り込むことで神となる。

 

英雄の神化は天使たちの存在意義と言えるほどの悲願であり、このために長年をかけて入念に準備をしてきたとされる。

四天の星巡り

英雄の魂を鍛え、高みに到達させるための試練。

天星郷に用意された4つの試練場を巡り、それぞれ担当する天使の課す試練を行う。魂の燭台がなければ試練を受ける資格がない。

 

主人公は初めて天星郷を訪れた際に白灰の試練場のそなえの場に墜落したため、流れで白灰の試練から挑む形になるが、本来は順不同でどこから挑んでもよい。

競争形式ではなく合格者は多ければ多いほど良いとされるが、試練の内容は担当する天使に一任されており、中には私情を挟んで不公平な試練を課す者もいる。

 

天星郷に生息しているモンスターの大部分はこの試練のために地上から召喚されたという設定である。

破魂の審判

偽りのレンダーシアの存亡を賭けた戦いの儀式。

偽りのレンダーシアは未完のまま創造主を失ったことで存在自体が不安定な世界となっており、放置すると隣接する他の世界に悪影響が及ぶため、この審判を通して滅ぼすか残すか決める必要が生じた。

具体的な内容としては偽レンダーシア滅亡派の代表「滅びの手」とその相棒「滅びの剣」および偽レンダーシア存続派の代表「護りの手」とその相棒「護りの盾」が審判に参加し、滅びの手側が世界にヒズミを発生させ護りの手側がヒズミを消すという形で争う。

ヒズミは破壊神シドーを呼び出す元となり、最終的に滅びの手がシドーの召喚に成功すれば偽レンダーシアは滅び、逆に護りの手が召喚を阻止すればそれを免れる(ただし滅びの手と護りの手が直接対決した場合は、その勝敗が直接儀式の勝敗になるようである)

滅びの手と滅びの剣には滅びの手マデサゴーラと滅びの剣アンルシアが、護りの手と護りの盾には主人公クマリスが選ばれている。

その他、この審判に関わる役職として審判の参加者を選ぶ「選定者」がおり、滅び側は【メドナム】護り側は【ファビエル】が選定者として各陣営の選定を行った。ただし選定者は審判に直接干渉することが許されない模様。

詳細は不明だが、選定者は実在の人間を選ぶ以外にも死者の魂を元に創り出すこともでき、その際滅び・護り双方に都合のいい感情のみ抽出することもできるらしい。

 

メドナム、ファビエルの弁によれば偽りのレンダーシアはその不安定さから放置していれば自壊する運命だったとのことなので偽りのレンダーシアの住民からみれば護りの手が勝利すれば安定性が保証され破滅を回避する可能性が与えられるものであるが反面、滅びの手が勝利した場合は終末が早まると思われる。

選定者もあくまで「不安定な世界が周囲の世界に悪影響を与えないこと」を第一にしているような節があり、その理不尽な側面はクマリスの不評を大いに買った。

 

後に暗黒球に閉じこもったシドーについてメドナムが「何度も見てきた」と言っていることから、偽りのレンダーシア以前にも複数の世界で審判が行われ、少なくともそのうちの幾つかは滅びの手が勝利し消滅してしまったことがうかがえる。


特徴

人間とほぼ同じ外見をしているが背中に翼を持っており空を飛ぶ能力を持つ。足の退化を防ぐために階段なども意識的に使用しているようである。DQ9の天使と異なり天使の輪は無い。

また、寿命も他の種族らよりも遥かに長命であるが生を終えた際には魂は聖天舎の奥地にある「転生の園」に還り、また新たな命として転生の園に生えている花から誕生する。生まれたばかりの天使は人間の赤子と同様の姿であり、取り上げた者が名付け親となる。

食事や睡眠は本来必要ないが娯楽としてたしなむことはでき、アストルティアの食物などに興味を示す者もいる。天使全体の傾向としては刺激の強いものが好みである模様。

 

天使には一応序列があり、一番上は天使たちの長である「天使長」次に試練場で英雄たちに試練を与える「審判の天使」その下は英雄たちを天星郷へと導く「導きの天使」を含め、基本的に同格とされる。

ただし、クエスト【シスターたちのうわさ話】に登場するティアンのように、規則に違反し「罪付き」となった場合などに導きの天使の座を剥奪される場合がある。

 

長きに渡ってアストルティアを見守ってきたという自負を持つ故か、全体的に誇り高い性質を備える。

しかしDQ9のものと比べると直接的な手助けをするよりも天上から観測や施しを与えることが多くなったためか、地上種族を格下の動物のように見るなど傲慢とも受け取れる言動をとる者も少なくない。

例えば、英雄候補に挙がったものの兄と共に眠ることを優先してそれを辞退したギルガラン王子を非難する文章からは地上種族が天使に見初められることは栄誉であり喜んで受け取るのが当然という価値観が見える。

 

また、彼らが魔界と魔族の成り立ちやルティアナ本人が魔族をアストルティアの子として認めていることを把握しているか否かは不明だが、魔界・魔族に対する嫌悪の感情は七種族以上に強い。

主人公は大魔王として異界滅神ジャゴヌバを討伐し、今のところ一部人物の間には限られるもののアストルティア・魔界双方の信頼を得て関係改善の第一歩を踏み出したという、神々がいた時代でもなし得なかった前人未到の大功績を残しているが、天星郷でそれを取り上げられることはほとんどない。

むしろ魔界に寄り添う姿勢で大魔王に就任したこと自体や(天使から見れば勝手に復活させてジャゴヌバにぶつけたがために)盟主ルティアナを死に至らしめる原因を作ったことを取り上げて憎悪を向けてくる者までいる。

Ver.6.1ストーリーでは、これは主人公の四天の星巡りの妨害のためにヘルヴェルにより意図的に悪評を広められたことも原因であることが判明する。6.1のストーリーが終わった後も真犯人の件はごく一部の天使にしか知らされておらず主人公への悪評の解消も行われていないため、天星郷の天使はもちろん聖天区画に居る天使からも神化の儀の失敗を主人公のせいだと責めてくる声が消えていない。

Ver.6.2ではヘルヴェル自らの告白によりこれらの所業が広く周知されたようで主人公への態度を改める天使も出てきているが、ピュトスは相変わらず強硬な態度である。他にも「大魔王なら神殺しもありうると疑われてしまうのは仕方がない」と差別意識を残している神都の住人シッシャなどが存在する。

 

天使たちのこうした不遜な態度に対し、英雄たちの中でも特にラダ・ガートは露骨に反感を抱いており、リナーシェも思うところがあるようである。

また深淵の咎人たちの絶念のアウルモッドも彼等に絶望しているとされる。


天使のキャラクター

メインストーリー

ユーライザ

ヘルヴェル

天使長ミトラー

フェディーラ

クリュトス

カンティス

アルビデ

ピュトス

ゲゼルマイン


クエスト

ファビエル

メドナム

ミレリー

ゼイン

その他

アラクレス

天使オルガノ

天使ソイル


関連タグ

ドラゴンクエストⅩ オーガ(DQ10) プクリポ ウェディ(DQ10) エルフ(DQ10) ドワーフ(DQ10) 人間(DQ10) 竜族 魔族(DQ10)

箱舟シリーズ ドラゴンクエストⅨ

主人公(DQ9)

サンディ イザヤール ラヴィエル

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