概要
色彩や斑点など、体色をカラフルに改良された鯉で、金魚と同じくポピュラーな観賞魚。美しい色彩を錦織に例えている。
日本の「国魚」である。
品種改良後も鯉の持つ強い生命力は引き継いでる。
元々は食用の鯉が突然変異して生まれただけに、観賞用にならないものは食用に供される。
主な品種
写りもの…黒い地肌に白、黄色、赤のいずれかの斑があるもの。
丹頂…頭部に赤い斑のみがあるもの。
変わり鯉…基本品種以外のものをいう。
創作での扱い
- 鯉の滝登り、登竜門の伝説から、錦鯉が転じた龍がいくつかの作品で描かれている。
- 錦鯉の斑がある人魚も多く描かれている。
- アニメーション監督押井守作品につきものの、象徴としての魚(『トワイライトQ・迷宮物件FILE538』『御先祖様万々歳!』『サンサーラ・ナーガ2』)として登場した。
- 『ライブアライブ』幕末編の隠しボスである「岩間さま」。
- 『ウルトラマンマックス』の「タイニーバルタン」が出現させた謎の「海獣(ウルトラマンマックス)」。
- 『古代少女ドグちゃん』第1話「妖怪鯉びと」、第8話「妖怪鯉しくて」のモチーフ。
関連イラスト
お笑いコンビの錦鯉
長谷川雅紀(ボケ・立ち位置左)と渡辺隆(ツッコミ・同右)によるSMA所属のお笑いコンビ。結成(2012年)が遅かったため長谷川は56歳までM-1に出場できる。長谷川は2位に圧倒的な差をつけてM-1史上最高齢の決勝進出者となった。ちなみに2位は渡辺とおいでやす小田。長谷川は最歯少ファイナリストという肩書きも持っているらしいが、そんなことを調査した人は誰もいないので真相は不明。
長谷川は札幌よしもとで久保田昌樹とコンビ「マッサジル」を組み活動をスタートした。解散した後はしばらくピンで活動し、数年後に再結成した。しかしこのとき久保田が「長谷川と一緒に今すぐ東京に行きたい」と言い出し、しかも東京よしもと所属を拒み他の事務所を紹介されても拒んだためフリーで活動することになった。しかし売れる前の2011年に再び解散、こうしてブレイクがどんどん遅れていった。久保田は2018年に死去した。
渡辺は東京NSCに入り「ガスマスク」というコンビを結成した。その後移籍し現だーりんずの小田とコンビを組んでいた。
詳しくは錦鯉(SMA)を参照。