CV:速水奨
概要
ガルファ皇帝側近。星紀4085年の叛乱ではアルクトス皇家の当縁に仕える側近ミデンを名乗る。額に炎状のガルファの証を宿したスキンヘッド姿をした独特の人間態はかつて在籍していた皇家の者をスキャニングしたもの。戦闘力が高く、身体能力が地球人よりも鍛えられている現皇家の者達すら翻弄させられる。
性格は慇懃無礼で、冷酷非道。悪魔の頭脳で翻弄し、防衛軍基地を次々と壊滅させ、目的のためなら養育したスバルですら駒として切り捨てる。
儀礼の際は肩当てつきの外套を身にまとい、戦闘形態時には如意棒の如き自在に伸縮するヴァリアブルロッドと、腕から放つフォトンレーザーを武器として用いる。恒星間移動はベクターの上に搭乗。フォームアップしてベクターゼロとなる。
幾度倒されても瞬く間に復活してしまい、銀河すら諦めさせざるを得なかったが、アルテアの推測した通り皇帝と同じ口調から行動端末(チップ)であることを見抜かれる。つまり、「皇帝と同時に倒さない限り、無限に復活する」。
そのためスーパーロボット大戦では「ガルファ皇帝とゼロを同ターンに倒すこと」が勝利条件になっている(ゲームオーバーにならない作品もあるが、どちらも資金0。ただし、MXではゼロを倒し続けていると、特別なイベントが発生するマップがある。一見何も起きていないように見えるが、実は密かに強化パーツがもらえている)。ちなみにさしものゼロも、モビルスーツを生身で倒してしまうレベルの超人的格闘家相手では苦戦を強いられたとか。…相手が悪すぎたかもしれない。
関連タグ
魔王サイコ、エンブリヲ:分身と本体を同時に倒さなければ復活する敵繋がり。
キングエクスカイザー:ベクターゼロの元ネタ。機体カラーも中の人も同じであるが、こちらは逆に正義の勇者である。
テッカマンブレード:「双剣のランサーと肩のビーム砲」「白と赤を基調としている」などといったベクターゼロとの共通点を持つが、こちらは侵略者と戦う変身ヒーローである地球人。
ゴッドΣグラヴィオン:ベクターゼロと同じく双剣のランサーで戦う巨大ロボットであり、中の人が同じパイロットが搭乗する。
ダスマダー大佐、クライシス皇帝:下記よりも前に登場した分身と本体を持つラスボス。
仮面ライダーアークゼロ:中の人繋がり&「ゼロ」の名を冠する悪役。ガルファ皇帝と同じく元は巨大コンピュータであり、分身にあたるロボットに情報収集をさせていた。