概要
JR東日本(東日本旅客鉄道)南武線の支線で、尻手駅と浜川崎駅を結ぶ。通称は「浜川崎線」「浜川崎支線」。全線神奈川県川崎市内を走行する。
都心部にあるJRの路線では珍しくワンマン運転をしており、日中は1本の列車がピストン運用で往復している。
八丁畷〜浜川崎間で東海道貨物支線の貨物列車が運行されており、川崎新町〜浜川崎間は共用区間となっている。
南武線との違いは、南武線は黄色メインに対し、青緑をメインとして下部に細く黄色の入った帯の車両であること。
尻手で南武線立川及び川崎方面、八丁畷で京急、浜川崎で鶴見線と接続し、単独駅は川崎新町と小田栄(2016年3月26日開業)のみ。
しかし京急の八丁畷は普通列車のみの停車なので、平時の便数は10分に1本ぐらい。浜川崎はかつて鶴見線と別の会社が経営していたので、乗り換えで一旦外に出る必要があるため接続はいずれにせよ不便である。
川崎駅から支線の八丁畷駅付近まで新線を建設し、川崎駅と浜川崎駅方面を直結して川崎アプローチ線とし、支線の尻手駅~八丁畷駅間は廃止するという構想が2003年に報じられたが、進展は無い。
当時の報道では2010年に完成予定とされていたが、JR東日本は2007年に実現は困難であると表明しており、予定された2010年を過ぎても動きがなく計画倒れに終わった。今後復活するかは不明。
停車駅
使用車両(旅客列車のみ)
現在の使用車両
鎌倉車両センター中原支所所属。2002年8月20日より営業入り。
中間車ユニットを2両先頭車化した編成。
将来の使用車両
元々は新潟車両センター所属。2022年3月のダイヤ改正で定期運用から外れていたが、2023年度に改造の上で中原に転属し、205系の一部運用を置き換える予定。
過去の使用車両
南武支線では本線と同じ車両を短編成化して運用されていた。101系は南武支線からの引退をもって、全ての101系が運用を外れた。