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ポイントフラッグの編集履歴

2023-02-20 09:50:59 バージョン

ポイントフラッグ

ぽいんとふらっぐ

日本の元競走馬・繁殖牝馬。ゴールドシップの母親として知られる。

プロフィール

名前ポイントフラッグ
品種サラブレッド
性別
毛色芦毛
誕生日1998年3月23日
死没日2016年4月30日
メジロマックイーン
パストラリズム
母父プルラリズム
産地北海道日高町
管理調教師須貝彦三(栗東トレーニングセンター)
生産者出口悟
馬主小林英一

名前の由来1931年にアメリカから輸入された繁殖牝馬星旗」から。

星旗はクレオパトラトマス(1935年帝室御賞典)、クモハタ(1939年東京優駿競走)などの産駒を残し、ポイントフラッグは母系でその血統を継いでいた。


小林オーナーは若い頃に野平祐二騎手と星旗の玄孫にあたる競走馬スイートフラッグのファンになり、馬主免許を得た後、スイートフラッグの妹アイアンルビーの孫のパストラリズムを人生初の所有馬とした。そのパストラリズムの5番仔として誕生したのがポイントフラッグである。

大柄な芦毛牝馬で、加古川特別(2002年)には馬体重534kgで出走していた。


戦歴

2000年11月の京都3歳新馬戦でデビューし、2着。2週間後の京都3歳新馬戦で初勝利を収める。その後3歳500万下、紅梅S、エルフィンS、チューリップ賞といずれも3位内に入線。

その後は桜花賞オークスエリザベス女王杯と走ったが3着以内に入ることはなく、2002年8月のマラヤンRATを最後に競走生活を引退。繁殖入りした。


主戦騎手は後に息子ゴールドシップの調教師にもなる須貝尚介騎手。

須貝氏は現役時代のポイントフラッグについて「いい子だったのよ。あんなヤンチャな子が生まれるなんて思わなかった。父親の血が濃い。」と振り返っている。

また、生産者の出口氏曰く「気性が3歳の夏を越して一気に神経質になり、レースで結果も出なくなってしまった」とのこと。


因みに後にドリームジャーニーオルフェーヴルらの母となるオリエンタルアートとは加古川特別で一度だけ対戦があり、この時はオリエンタルアート11着、ポイントフラッグ15着だった。


2002年8月3日、マラヤンRATで競争中止となり、現役を引退。


引退後

故郷の出口牧場に戻り、2003年より繁殖牝馬となる。

9頭の産駒の内、最も有名なのはゴールドシップであろう。


また、ステイゴールドはポイントフラッグの気性のおかげで芦毛牝馬全般が苦手だったという噂もある。

「ステイゴールドは繁殖牝馬をそれぞれ事細かに覚えていて、癖のある繁殖牝馬だったりすると慎重にかかったりしていました」とのスタリオンスタッフの証言もあることから信憑性は高いと思われる。


最後の産駒は2015年のゴールドフラッグ(父・ステイゴールド)。


2016年4月30日、この世を去った。

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